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パパッと見るブックレビュー「国家神道とは何だったのか」

はじめに

 おはようございます。とうとうiPadを購入した小谷田です。iPad Pro 第2世代128Gのスペースグレーです。めっちゃ手書き感いいですね。これからよりハッピーな読書生活をしていきたいと思います!

 さて今日は「国家神道とは何だったのか」という本のブックレビューになります。

 そして月が変わりましたのでみんなのフォトギャラリーのイラストを変更しました。今月は『ふくふく』さんのイラストを拝借します。ありがとうございます!


パパッと見るブックレビューのコンセプト

 レビューをパパッと見て、紹介した本が見た方の今の課題にマッチしているかどうかをパパッと判断できることをコンセプトとしています。

 それではブックレビュースタートです。


ブックレビュー「国家神道とは何だったのか」

本の紹介・読んだ目的など

【タイトル】国家神道とは何だったのか
【著者(敬称略)】葦津 珍彦
【初版発行日】平成28年(2016年)8月18日(電子版発行日。紙本は2006年7月に初版発行)
【発行所】神社新報社

[読んだ目的]
 国家神道について知る
[何でこの本を知ったか]
 Amazonで調べて
ブクログでつけた★の数]
 ★★★★


この本はこんな人にオススメ

 ・国家神道について知りたい人
 ・葦津先生について知りたい人


著者:葦津 珍彦さんって? 

 Wikipediaから引用します。

葦津 珍彦(あしづ うずひこ、1909年(明治42年)7月17日 - 1992年(平成4年)6月10日)は、日本の神道家。民族派の論客としても著名であった。

出典:Wikipedia

 Webで見ることのできる公式の紹介文は多くないようです。私は私の武道の先生の先生なのでお名前はよく知っています(ですので「さん」とつけるのは抵抗がありますが、例外なくということで)。改めて思うと葦津先生の詳細は存じ上げていなかったです。本書を読みその思想に触れることができ気持ち新たになりました。

 この本にもありましたが『神道の弁護士』と評されている方です。神道を思い、その思いが行動に出ていらっしゃったのだなと感じました。


読後ひと言感想

 国家神道という言葉の意味について、当時あった数々の論を紹介しつつ、葦津先生の見解が述べられています。国家神道とは一言で「こう」というものではないものだと理解しました。先生の多岐にわたる見識が見え、葦津先生が神道の弁護士と呼ばれている理由を感じることができました。


私が感じたこの本のポイント

 1. 国家神道に対しての認識・考えは様々なものがある

 2. 物事を理解・判断・批判をするには実像(背景・歴史)をしっかりと理解しないといけない

 3. 『明治33年に公的神社と認めない神道の一部と区別して政府が宗教行政を改めた時に確立したもの』が葦津先生の国家神道の定義

 4. 『最初は神道人の前提源流としてスタートしたが、非神道勢力によってブレーキがかかり中和されて精神性が空白化、「無気力にして無能」となってしまったもの』が葦津先生の国家神道に対しての見解


チャプター紹介

第一部
第二部
第三部
第四部
解題
※ 各章にタイトルはないのでこの形で掲載します

出典:国家神道とは何だったのか


私の読後アクション

・神道を学ぶ
・葦津先生の著書を読む


おわりに

 いかがでしたでしょうか。パパッと自分の課題にあっているか判断できましたでしょうか。

 以上、パパッと見るブックレビュー「国家神道とは何だったのか」でした!

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