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上達とは『習慣化』である

はじめに

 おはようございます。今日は日曜日で稽古日の小谷田です。 そんな日だからと言うわけではありませんが今日はスポーツ・武道・芸事の『上達』について考えをお話してみたいと思います。


上達とは

 辞書には下記とあります。

技芸・技術などがよく身につき、進歩すること。

出典:goo辞書
  • マラソンのタイムが短くなった

  • 武道の技ができた

  • 英語を話せるようになった

 例えば上記のようなことですね。


共通すること

 『できないことがパッとできるようになる』 と言う事かと思います。 この『パッと』がポイントだと思います。

 何かをする時「どうやるんだっけな?」なんて考えていたら体が止まります。 競技の場合、相手に何かされる、機をを逃すなどして負けます。考えることなくパッと動ける状態になる必要があるわけです。

 パッと動く=無意識的に動くようになる ということだと思います。いわゆる『習慣化』だと思います。


どうやって習慣化するのか?

身につくまで正しい形で反復練習する、この1点です。

 無意識の領域に刷り込まれるまで意識的に繰り返す必要があります。 しかも正しい形でです。悪い形だと身についても意味がありません。なので先生についたりするわけですね。


どのぐらいを行う必要があるのか?

 私の感覚では何百よりかは何千何万の話だと思います。 (もちろんものによってはもっと早く身につくとは思います。)

 かの有名な剣豪、宮本武蔵は「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって練となす」と言っています。約3年で『鍛』、約30年で『錬』、合わせて『鍛錬』というわけですね。およそ33年、そのぐらい必要と言うことです。


起きている間全部意識しよう

 よって上達したいときは、ある一定の時間だけ取り組むのでは足りないと思います。といいますか『切り替える』と言う類のものではないと思います。 起きている間はずっとそのことを考えるくらいのレベルかと思います。

 私は合気道と古武道を20年ちょっと稽古しています。 最近思うのが稽古時間だけ意識してもダメなのではと言うことです。 その時間だけする事は切り替えが発生しているということで、いざというときに体が動かない可能性があると思います(武道の場合特にそうなのかもしれません)。よって最近は普段から武道の振る舞いを意識しています。

 昔先生に「 『する』のではなく『成る』」と 言われたことがありましたが正にこのことかなと思います。といいますかその言葉があったからこそ、今の考えに至った気がします。


おわりに

 上達について思ったことを書いてみました。参考になりましたでしょうか?気になる点あればお気軽にご連絡ください。

 以上『上達とは『習慣化』である』でした!

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