すこしだけ、夢を語ろうか。
午前1時。
おもむろにPCを開いた理由は、深夜だから。
なんとなく、少しだけ夢を語りたい。
ついこないだ、僕はある人に自分の夢を打ち明けた。
まだ会った事はない。だけどすごく尊敬をしている。
自分の夢なんて話すつもりはなかった。なんというか、自分の胸の中にずっと留めて置きたいと思っていたからだ。留めておきたかった理由は特にない。
いや、強いていうなら、世界の誰も知る事のない自分の心の中を、自分だけは知っている。というのが好きだからだと思う。
一見、誰とでも話すように見えて、実は打ち明けない事はたくさんある。壁を作らないように見えて、自分にも見えない壁を作っている事がある。
いや、今日はそんな事を言いたいんじゃない。
そんな僕が、唯一語った夢を、少しだけ文字にしてみようと思う。
僕の夢は「街をつくること」
別に地元に新しい「〇〇市」を作りたいとかそういう事じゃない。
僕が欲しいものを考えていたら、自然と「街」に行き着いた。
僕が欲しいもの、それは「家族」
血のつながりがある家族も欲しい。奥さんも欲しければ、子供も欲しい。
だけど、それだけじゃない。
犯罪組織の映画に出てきそうな言葉で言うと「ファミリー」なんていうとこだろうか。
僕は、同じ方向を向いているパートナーが欲しい。
ひとりは好きだけど、嫌いだ。
そのパートナーは、恋人かもしれないし、奥さんかもしれないし、ただ仕事のパートナーなのか、分からない。
だけど、生涯を通じて繋がっていられるパートナーが欲しい。
楽しい時も、辛い時も、一緒に時を過ごせる、そんなパートナーが。
恋人になるのか、仕事上だけなのか、それは分からない。
だけど、きっと弱い僕は、ひとりでいたくない。
そして、そのパートナーには、好きな人といて欲しい。
そのパートナーの好きな人にも、好きな人といて欲しい。
そして、その好きな人にも、好きな人といて欲しい。
そして、その好きな人たちが、好きな事をできる場所が欲しい。
その場所は、物理的な場所でもあり、精神的な場所でもある
そんなところだ。
そう。
僕は、そんな街をつくりたい。
好きな人が、好きな人といて
好きな人が、好きな事をして
好きな人が、笑顔でいられるような。
そして、それが伝染していくような。
僕は、その端っこでいい。
好きな人の笑顔を見れる、その街の角に、
ひとつだけ座り心地良いイスがあればいい。
僕はそこに座って、好きな人の笑顔をみていたい。
なんだか、夢が変わりそうだよ。
街が作りたいんじゃないね。
好きな人を、笑顔にしたいんだね。
こーた
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