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足の幅より狭い平均台の上で。

僕にとってリセットする場所ってお風呂なんです。湯船に浸かれれば最高なんですけど、オーストラリアでは浸かれないので、シャワーで。

お湯の中にいるとすごくポジティブになれるんですね。汗と汚れと一緒に、不安も焦りも流れていくような気がして。そして、暖かいお湯のおかげて気持ちが前に向く。

昔からそう。スマホが防水になったからと言ってお風呂には絶対に持ち込まない。
一切のつながりを遮断して、自分だけの時間にする。

そんなお風呂で、ふと思った。
「俺、いろんなもん持ってんな。」って。

モノっていわゆる物ではなくて、なんだろうな、今過ごしている時間とか、オーストラリアに住んでる事実とか、お金に困らず生活出来てるとか、仲間がいるとか、そーゆーこと。夢もある。俺は、生きてる。

元々すごくハングリーなんだと思う。現状の自分に一切満足しない。きっと完璧主義なところがあるからってのもあると思うのだけれど。

だから常に上を見てる。それはお金をたくさん稼ぎたいとか、地位や名声が欲しいとか、そういうことじゃなくて、最高の自分に満足したい。

自分に満足したいと思う反面で、絶対に満足する事はない。ぶっちゃけ、苦しいっす。笑

満足の先には何もないともない思ってる。
満足は打ち止め。いつもハングリーでいるべきだと。

だけど、満足したい。
こんな大きな矛盾をずっとずっと抱えてる。

だからこそ、あれもやりたい・これもやりたい、そんな欲が出てくるんだけど。

好奇心は鳴り止まない。

不安や焦りはここから来ているのかなと思ってる。

安定を求める反対で、刺激を求める。
落ち着いたら最後。たぶん俺は腐る。
腐りたくない。まだまだこんなとこじゃない。

心が叫ぶ。

たぶん今は、ハングリーが裏目に出てる。
だから「持ってんな俺。」は、今の僕にはすごくポジティブで、この感覚は絶対に忘れたくなかった。

ハングリーな自分の中で
今いろいろ持っている自分も自覚する。

このバランスがすごく難しい。
シーソーの真ん中に立つよりもずっと。

感覚的には、足の幅より少し狭い平均台の上をずっと歩いている感覚。どちらかに少しずれたら、俺たぶん落ちるとこまで落ちるなって。

そしたらもう上がってこない気がする。

だから必死にあがく。もがく。
溺れても、苦しくても、走る。

うん、また頑張れる。

バランスは難しいけど、日々自分に気づけてるのは、大きな財産。(にしていかないと。)

足りない自分と、持ってる自分。

たぶんこのバランスが取れた時、最強になるって思ってる。だから、やり続ける。

やってやるぞい。

こーた

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