通る提案文note

実績が少ないライターが仕事をもらうための提案文書き方【5割以上は通る】

「ライターとして仕事を始めたいけど、提案文の書き方がわからない…」
「提案文書いてみたけど、なかなか通らない…」
こんな悩みを抱えている方は多いと思います。最初は20件提案文を出して1件通るか通らないかの世界とのこと。苦戦してもしかたないです。

ただ、初心者ライターの提案文がなかなか通過しないのは「実績がないから」以前の問題があります。それらの問題を理解して意識するだけで提案文の通過率は劇的に向上します。

僕は初めての提案文が通過して以来、提案文通過率は5割以上をずっとキープしています。途中から、こちらから提案文を出さずに継続案件とスカウトのみ対応していたらLancersにて「受注数」が「提案数」を上回る現象が起きました。

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ではこれだけの結果を出せたのは何故なのか。秀でた才能や抜群のセンスがあったわけではなく、ちょっとした意識だけだと言い切れます。

◆クライアントが求めていることではなく、自分が書きたいことを書いていませんか?
◆競合を意識した提案文を書けていますか?
◆向こうが返信したいと思えるような提案文を書けていますか?

これらの意識をしていない人がほとんどです。つまり、これらを意識するだけでその「ほとんどの人」よりも通過しやすい提案文を書けるようになります。

▼2020年1月の実績、13件応募で7件受注

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また、本記事は無料部分に伝えたい内容を全て書いております。有料部分は僕が実際に使っている提案文のテンプレートと、実際に通過した提案文を貼り付けております。所用でしばらくライティング案件を受けられなくなってしまったので、このテンプレートを購入した方はそのまま使用していただいても構いません。絶対に4,980円以上の価値を生み出せる内容です。
※文字単価1円/3,000文字の案件を2つgetすればもうそれでペイできます!

もちろん無料部分で僕が伝えたい内容は全て完結していますので、ぜひご覧ください。

大前提、ライターの仕事は誰でもできる

ライターをやる上で実は「文章力」はそこまで必要ではありません。それよりも「経験」や「知識」を求められています。その「ちょっと特殊な経験」や「有意義な知識」を「文章にまとめる」ことでお仕事になり、報酬がもらえるのです。(※もちろん、文章力を求められる案件も一定数あります。)

高単価の案件を狙うにはSEOライティングやセールスライティング、その他高度な知識が必要になりますが、一般的な案件であれば中学生程度の文章力があれば仕事はできます

ちなみに僕はセンター試験で国語は102点(200点満点中)でしたが、ライターを始めて2週間で1万円GETできましたし、時給換算で3000円の案件なんかも対応しました。

ただ、もちろん仕事なので「楽に稼げる」わけではないです。ある程度の準備や勉強はもちろん必要になります。しかしそれでも、webライターは他の仕事より比較的稼ぎやすいお仕事です。

改めて、Webライターとしてお仕事を貰うための必須スキルである、「提案文の書き方」について解説します。

意識①:競合ライターの実績に負けない実績(実体験)を書く

CrowdWorksやLancersでは、1件の案件に対して複数人が提案文を提出します。つまり、その中で「競合優位性」を示さないと案件受注はできません。そして、実績が少ないライターにとってはここが一番の難関です。他の人たちは数十件・数百件の実績をひっさげて提案しているのに、実績の少ないライターは掲げられる実績がありません。

実績で勝てないけど、競合より優っていることを伝えなければならない。そこで大事なのは実体験です。募集案件に対して「より詳細な内容を書けるよ」というアピールになる実体験を書きましょう。

例えば、以下のような感じです。

--- 募集内容:数学を用いて音楽を論理的に説明できる方 ---

>音楽
私自身ギターを弾くことができて、自ら作曲等も行なっております。
私の音楽活動は下記のInstagramアカウントをご覧ください。
https://www.instagram.com/------
>数学
中学の時から得意であり、やっていて楽しいと思える科目でした。
高校時代はテストで100点を取ったこともあり、
大学時代は塾講師として小学生・中学生・高校生に数学を教えてました。

こちらは僕が副業時代に提案して受注できた提案文の一部抜粋です。本案件は僕以外に11件の応募がありましたが、「作曲をしている経験」と「塾講師として数学を教えていた経験」で優位性を示して見事受注できました。


▼まとめ▼
実績が少ないうちは、提案文に「実体験」を書く。なので、「実体験を基に書ける案件」から応募をしよう!


意識②:「返信したい」と思わせる

お仕事を受注するには、送った提案文に対して返事をもらわないといけません。この「返事」はクライアントとしては若干の手間です。皆さんもメールが来ていて「面倒だけど、返事しないとなぁ…」と思ったことはありませんか?

もしここで、「面倒だけど、返事がしたい!」とクライアントに思わせることができたらほぼ受注確実です。返事をしたいと思わせるには、読み手側の感情を動かすことが重要です。

例えば、若干のユーモアを入れてみたり、案件に対する情熱を書いてみたり…。ただ、過度に書いてしまうとふざけたような内容にも見られますので程度も重要です。

例えば、以下のような感じです。

--- 募集内容:求人原稿を書ける方 ---

驚くほどに私が会社で働いていた頃と同じスケジュール感で設定されております。
なので、この「依頼頂いてから48時間後に提出」というスケジュールは2年8ヶ月の会社員時代で心身に染み込んでおります。
当然ではありますが、スケジュールは厳守・かつ複数案件を同時進行でも対応できます。

「驚くほどに」や「当然ではありますが」という言葉を入れて、「スケジュールを遵守すること」についての強い意志(情熱)を示しています。

あと、気持ちを伝える上では「お力になれると思い応募しました」という表現もとても前向きな印象を持てて良いです。そのほか、「〜したいです」ではなく「〜します」といった断定系にして文章を書くと、自信もあって意思が強く見える文章になります。
※ちなみにこの文章もほとんど断定系で書いています。

--- 募集内容:特定のサイトの説明を書ける方 ---

▼活動時間/連絡について▼
23:30〜7:00の就寝時間以外は基本いつでも対応可能です。
ただその就寝時間も事前にご相談頂ければどこまででもズラせますのでお気軽にご相談下さい。

「どこまででもズラせます」のところで思わず「ふふっ」と笑わせるのが狙いです(笑ってくれていたか不明ですが)。顔の見えない相手とやりとりをするので、ある程度ガードを緩められるような一言を入れておくとクライアントも返事がしやすくなります。


▼まとめ▼
思わず返事をしたくなるような提案文を書く。慣れないうちは「案件に対する思い」を書き綴ろう!


意識③:クライアントの目標を想定する

その案件を通して、クライアントが何を達成したいのか知りましょう。
・サイト訪問者を増やしたい?
・特定の商品の売り上げを伸ばしたい?
・企業のブランド力を上げたい?
案件ごとに様々な目標があります。その目標を捉えずにチンプンカンプンな提案文を提出しても、当然受注はできません。

ここでは、僕が書いた悪い例を1つ紹介します。

--- 募集内容:交通事故に関する法律について書ける方 ---

私は同年代の中では屈指の「交通事故経験者」であると自負しております。
 〜(交通事故の経験を8個ほど詳細に説明)〜
これらの「実体験」を基にした詳細で具体的な記事を作成致します。
「知識」や「事実」だけでは語りきれない部分が「実体験」にはあると感じております。貴社の交通事故に関するサイトに、私の実体験を基にした記事を投稿することで、サイトの【信憑性】の担保に繋げられると感じております。

こちらは受注できませんでした。先方はあくまで「交通事故に関する法律についての知識」を必要としていたので、「交通事故の実体験」は全く見当違いの提案です。

このように、一生懸命書いたとしてもクライアントの目標を履き違えていたら通る提案文も通りません。(交通事故の詳細を思い出しながら書いていたのでこの提案文は作るのにかなり時間がかかりました。)

企業の目標を知るには、「募集要項を読み込む」ことが何より大事です。僕はいつも提案文を作る時間以上に募集要項を読む時間を確保しています。大体、[企業の募集要項を読む時間6:提案文作成時間4]くらいの割合です。それほどに企業の目標を知ることは重要です。読んでも明確には分からないと思うので、「多分こうだろう」という感じである程度自分の中で想定しちゃいましょう。その想定は大概当たっています。

また、使う言葉や単語をクライアントと合わせましょう。

--- 募集内容:マネジメントに関連する知識を書ける方 ---

×:部下の教育について、▲▲という実体験があります。
◯:マネジメントについて、▲▲という実体験があります。

募集内容に「マネジメント」と書いてある以上、ほかの言い回しに変えない方がクライアント側が読みやすくなりますし、他の提案文と比べても「募集内容を理解している」ように見えます。また、今後お仕事をする上で同じ言葉を使う方が意思疎通がしやすくなります。

「あなたの目標を理解している」ということをアピールするためにも、使う言葉や単語をクライアントと合わせましょう。


▼まとめ▼
募集要項を読み込んでクライアントの目標を想定しよう。はっきりわからない場合は「予想」でOK!大概は当たっている!


意識④:「新着」の依頼に申し込む

「提案文の書き方」ではありませんが、1つコツを紹介します。

クライアントがCrowdWorksやLancersなどのクラウドソーシングサービスでお仕事を募集するメリットの1つは「スピード」です。クライアントはできるなら、依頼した瞬間に、誰かがお仕事を受けてくれて、すぐ納品してもらえる…そんな世界を望んでいます。

つまり、多くのクライアントは「早く提案してきた人」と連絡を取る傾向があります。もちろんスピードよりもクオリティを重視してるクライアントもいますが、僕がこれまで数ヶ月提案し続けた感触として8割以上はスピードを求めています。

僕が実際に体験した話を1つ紹介します。とある案件で、依頼が上がった当日中に僕は提案文を送りました。僕が提案文を提出したタイミングで、僕以外に提案文は誰も出していませんでした。その2時間後にクライアントから返信があり、お仕事がSTARTしました。そのあとその案件は募集を続けて、結局40件以上の提案文が提出されたのです。

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これだけ応募者数が多かったので、おそらく僕よりももっと実績を積んでいたライターや案件に適したライターもいたと思います。ただ、僕はその人たちに「スピード」の面で勝っただけで案件を受注できました。

常に仕事を探し続けられるのは、実績が少ないライターの特権でもあります。スピードを重視して、提案をしてみましょう。


▼まとめ▼
スピードが速いだけで受注数は増える。案件を調べる際は「新着順」で検索しよう!なるべく早く提案文を提出するためにも、自分の提案文のテンプレートを用意しよう!


【限定公開】僕が使用している提案文テンプレート

上記内容を踏まえた、通過率5割越えの僕の提案文テンプレートをここに書きます。自分自身書きやすくなるよう、ほぼ穴埋めのテンプレートになってます。

絶対に外に出さないでくださいね・・・・・。

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