暮らしの器づくり 「都市の巣箱」vol.1
沖縄県首里/2021.3竣工
「この急で狭い坂を車で降りるのか!?!」
初めて、土地を見た時、
動揺というか、マジか?というのが正直な感想。
那覇の首里と聞いて思い描く、昔名残の石畳の細い路地。
そんなイメージに近い、その土地らしい場所。
この「らしさ」が良くも悪くも1番大切な軸になる。いや、なっていった。
なっていったとは、
最初に土地を見た時に感じた、人の侵入を拒むような感覚。
自然に戻るように、木々や、草が生い茂り、高低差は勿論、土地形状を目視する事はできないくら