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意識は伝播する

意識は伝播するのだろうか。

僕の仕事は、楽な分類に入る。
ときには、一日やることがなく、スマホをいじって一日が終わることすらある。

楽なのはいい。
しかし、暇なのは、困る。

暇だと余計なことを考えてしまうからだ。
『暇だと悩む』については、何度も書いているので、良ければこちらをどうぞ。

ということで、暇だと悩むわけで、そんなのは嫌だから僕は『無駄に』仕事に熱心になっている。

そんな、悩みをなくすために仕事に熱心になっていると、さらに仕事が増える。

仕事が増えて、やることが増えるのは、願ったり叶ったりなわけだが、まぁ、周りから見ると、おかしな光景になる。

「…あの人だけ、変に忙しそうにしているな…」

なんて、僕だけ忙しそうに見えたりする。

僕だけ忙しそうにしているのは、ただ単に『今じゃなくてもいい、些末な仕事』をこなしてるだけだ。

バタバタ熱心に仕事をしている人が、そばにいるとどうなるか。

周りの意識も変わるようだ。



意識は伝播する

意識は伝播する。

僕が変に意識高く仕事に取り組んでいると、周りの意識も高くなるようだ。

今日職場で相方になった同僚は、お世辞にも仕事に熱心な人間ではない。

基本的に言われたことしかしないし、
時間が少しでもあけば、スマホでソシャゲに取り組んでいるような人間だ。

しかし、最近の彼は変わった。

まだまだ時間があるような仕事を、さっさと終わらせるようになったし、
言われなくても、進んで仕事をするようになった。

彼は僕が仕事に無駄に熱心に取り組んでいると、

「…なんかコーシローさんだけ、忙しそうですよね…」

なんて言いながら、スマホをいじっていたのだが、最近は彼も忙しそうだ。

これって、僕が変に忙しそうにしているから、

(…自分もちゃんと、仕事しないといけないのかな…)

なんて意識が伝播したからではないかな、と思うんです。

もちろん、単純に彼の意識が変わったとも考えられますが、僕の意識が伝播したと思ったほうが、なんか良いですよね。

変に意識が高いやつがそばにいると、周りの意識も高くなるようです。



やっぱ環境は大事

今回の件で学ぶべきは、やはり環境は大事だということです。

周りが仕事をしているから、自分も仕事をする。
これって、周りと同じでいたいという、人間の心理でもあるんです。

だから、

  • 勉強をしたい時は、図書館に行く

  • 筋トレをしたい時は、ジムに行く

なんてのは、理にかなっている。

なぜなら、図書館に行けば、みんな勉強をしている。
ジムに行けば、みんなが筋トレをしている。

そんな中で一人だけ、スマホでソシャゲに勤しむ。
なんてのは、なかなかできない。

頭がいい人の周りには、頭がいい人が集まる。
マッチョの周りには、マッチョが集まる。

だから、環境ってのはやはり大事なのでしょう。

環境次第で、人間は思ったほど簡単に、変わるのかもしれない。

お疲れ様でした。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。