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オンライン飲み会とドロンの話

5月3日 雨

本日のBGM Duck Sauce

今日はついに雨が降りました。
庚申窯の前には大きな木があるのですが
そこそこの雨ならしのげるくらいのやつで
椎の木になるのかしら。
何種類か大きな木が生えてます。

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下にあるのがベンチだから写真で見るとかなりでかいですな。
これ昔は道路の反対側にも大きな木があって、
木のトンネルみたいになってて
ジブリっぽくってすごいかっこ良かったのですが
道路の拡張工事でただの道路になってしまいました。
私からの評価では あがのの拡張工事は
ただただ風情をなくしたものでしたねー。
庚申窯の藤棚も池も無くなったし。

その道路は結局山に向かって行き止まりになるだけだから
拡張なんてほとんど意味がなかったんだけれど、
それはほとんどの道路工事がそうかもしれませんね。
まあでも道の整備は古代ローマ帝国が発見して以来
国の繁栄の基板ですから大変重要なものです。
なんてフォローを入れときつつ、

海外に単身赴任している大学の時の友人がいて
暇ができたら遊びに行く予定だったのですが
コロナウイルスのおかげでその国は入国不可能ということに
なってしまったのでオンライン飲み会の提案をいただいて
オンライン飲み会、ニュースで話題になってたけど どんなもんかいな
と興味があったのでやってみることに。

ところで私は暖かい時期になると大変目覚めが良くなるタイプで
冬以外は朝起きて昼寝て、夕方起きて深夜に寝るという
ひとり一日二交代制を採用しているのですが
その私にとって午後というのは夜みたいなもので
オンライン会合はお昼に。

で 今本当の夜中に起きてその残骸がこんな感じです。

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どうせシケた部屋から出られないんだろうと思い
画面上で屋外の空気と私の優越感を見せつけるために
本当は外でやりたかったけど雨なので工房でオンライン。
庚申窯は結構Wi-Fi通ってます。

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昨日も一昨日も寝てる時間が短かったから
途中で寝落ちしましたが、オンライン飲み会のいいところは
眠たくなったらすぐに寝れるというところですね。

私はアルコホールを記憶がなくなるまで飲んでても
普段とほとんど変化がないタイプなので、
まあそれは普段から酔っ払ってるようなものなのかもしれませんが、
眠くなると死にかけの猫みたいに静かにその場から退場するのが常で
通常のお酒の席では後半 退場のタイミングを図るのに努めているのですが、
オンライン飲み会だとお手洗いに立ったと思わせてそのまま
戻らないパワープレイなドロンが可能で
これは私のような自分勝手な人間には嬉しいですね。

まあ目覚めたらまだ騒いでるなんて現場はとても楽しいですけどね。

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前紹介した白ポロンはよく見るとヒビが入ってたので自分で使っています。
しかしこれ ふんだんに こぼしてますな。
もしかしたら食べ残しを狙ってきた猫の仕業かもしれませんが。


オンライン飲み会をやってみて思ったのは
通常に会ってお酒を飲むのとそれほど差がない
ということですね。

私は視覚から大量に情報を得るタイプですから
普通に会ってたら相手を見るという行為に飽きてしまうのですが、
これは大変サイコパス的な告白かもしれませんが、
それほど画面を見なくて話だけしてても済むし、
自分の振る舞いも気を使わずに済むので
気を使いーな人には良いかもしれません。
私は気を使いーな人です。誤解なきよう。

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このように醤油を入れたまま放置すると
陶器の器は汚れますのでご注意を。
私は作者という傲慢さから平気でやっちゃいますが。

まあ気を使いーな人はお酒を飲むと変わりそうなもんですが
オンライン飲み会のいいとこ その2は
人を簡単に呼べるということですね。
共通の友人がいて、途中でその人に連絡して
返事はオッケー、今いくよ、くるよ、もう来た!
ってなもんで大変シームレスに要員の増殖が可能です。

増員で思い出しましたがブラウザの話で、
私はサハリを普段使っているのですが
フェースブックのビデオ通話をサハリではすることができず、
ファイヤーホックスかグルグルクロームをお使いくださいと出るので
パソコンに入っていたファイヤーホックスで通話することに。

で途中で増員したら、ファイヤーホックスではグループチャットはできません、
グルグルクロームをお使いくださいと出やがるので
ダウンロードをしてパスワードなんて覚えてねえよとログインして
再開という手順を踏みましたので
グループチャットはグルグルクロームが良いです。
もしかして常識なのかしら。

あとビデオ飲み会のいいところとしては相手の言うことを
最後まで聞くというのがありますね。

これは電話の習慣の名残でしょうからそのうちなくなるかもしれませんが、
私は相手に最後まで言ってもらって、
こちらも最後まで聞いてもらうと言うのが好みなので
話を途中で遮るとか話のスピードを加速させて
置いてけぼりにするとかが発生しにくいのでいいんじゃないでしょうか。
まあ私はやりがちですが。

なのでビデオ通話は常に一つの話題で進行していきますから
オンラインで大量増殖できると言っても
せいぜい5人くらいまでではないでしょうか。
それ以上になると司会役の人が必要になると思います。
もしかしたら今舞台に上がれない芸人さんは
そういう仕事があるかもしれませんね。
ビデオ飲み会についてでした。

最後にただいま大変頭が痛いのですが、
私は二日酔いの時にはとにかく塩水を飲みまくる
と言う手法を採用しています。
もちろんライフハックだと思っていますよ。
こちらは愛用している塩入り小瓶。

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おれ


高鶴裕太 コウヅルユウタ
陶芸家
1991年生まれ
2013年横浜国立大学経済学部卒業
上野焼窯元 庚申窯3代目

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