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教育×コーチング 〜ザワザワする〜

自己肯定感

誰かの言動にザワザワしたり、あの子といると何となく自分を卑下してしまったり、比べてしまったり、相手は無意識に発した言葉であり、決して私を傷つけるつもりはないのだと分かっているのに、その言葉に引っかかって傷ついてしまったり。

そんな風に、他者の言動に対してモヤモヤざわざわする学生。相手に悪気がないことも頭ではわかった上で、ザワつく学生、不毛に悩む学生、結構多いかもしれない。今週はそんな学生との会話がいくつかあった。

「あの言い方にグサッときてしまって」
「いちいち気になってしまう性格なんです」
「気にしなきゃいいと分かっていても気になってしまう」
「他の国から来た子の方が英語力が高い。同じ留学生なのに・・・」

「そんな事、気にしなくて大丈夫!」と言う言葉は、彼らにとって解決にはならないし、気休めにもならない。だって気になっちゃうんだもんねぇ。気にしない様に出来ないからザワザワするんだよねぇ。

そして、彼らは「気にする事ないよ!」と言う言葉を聞きたいのではない。ただ、聴いて欲しいのかもしれない、いや、きっとそうなんだろう。

気になる自分を否定せず、批判せず、「気になっているんだ」という事実だけを受け止め、そこに自分がどう向き合うか

相手を変えることは出来ない。そこに関しては諦め、手離すことが出来る様に、自分がどう受け止めるかで見え方・世界が変わることに本人が気づくまで変化は起きない、事が多い。

ピン!と気づきを得た時の学生の顔が私は好きだ。

でも若いうちって、そういうのがなかなか見えてこない。自分と向き合う方法が分からない。私自身も大人になってから、やーっとそう思え始めているかもって思うし、それはやっぱりコーチングに出会ったから気付くことが出来たと思う。

これは、ある程度歳を重ねて気付いていける事なのか、方法によっては若いうちから気づける事なのか。最近の疑問。

とはいえ、若いうちからその力を養う為、あるいはそこへの導きに出来る事があると思う。

子供達に対するの大人側の意識改革、てところが大きいのかもしれないなぁ。

大人が「否定しない・批判しない・判断しない・コメントしない・忠告しない」してみたら、子供達にどんな変化が起こるだろうか。

そこを意識してみると、子供達は輝き始める。これは私なりに実践して実感していること。

若い世代に携わる機会が圧倒的に多いのは先生だと思うから、やっぱり先生がコーチングマインドを持つことは重要だと思う。




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