見出し画像

バランスシートの簡単な見方

はじめに

自分の周囲を見てると、さすがに資本主義社会の会社のサラリーマンでホワイトカラーをやっている人間がバランスシートの概要から知らなかったりするので、それってどうなんだよと思ったので、世の中に会計の簡単な知識を啓蒙しようと思います
といっても自分も詳しくないので咀嚼できている範囲で解説します


バランスシートって?

自分の持っている資産(お金)の内訳を仕分けしている図です
分析の注目点によって仕分けの細かさは変わりますが、エッセンスは以下の図で十分です

左側が今自分が持っている資産で、右側がその資産のうち他人に返さないといけないもの(負債)と他人に返さなくてよいモノ(純資産)です

ちなみに上の図は某フトバンクグループのバランスシートになっています
負債がかなり多いことで有名な会社です

普段はこの企業は13兆円の資産を使って企業活動を行っており、そのうちの10兆円はいつか返さないといけないお金だというのが分かります

なお、金額で書かれていますが、不動産の評価額が資産金額に計上されたりするので、すべてが現金というわけではないことが一般人のお財布感覚バランスシートを見てはいけない注意点になります


まあとにもかくにも企業はこのようなバランスシートを必ず作ります
家庭でいうと家計簿みたいなものです

家計簿とバランスシートで最も違いが出るのは負債の項目があるところにあります
これは企業活動は必ずと言っていいほど他人(銀行)からお金を借りて事業活動を行っていることに起因します

ほぼすべての企業のバランスシートには負債の項目があるでしょう
借金をするのがあたり前の世界なのです


バランスシートを見る際に一番知っておかないといけない前提知識

日本で生きていると借金は悪だというように教わりますが、資本主義の世界では借金は正義です
そして事業活動はがっつり資本主義の世界側の話なので、借金は当たり前です

借金は当たり前、この前提は忘れないようにしましょう


おわりに

バランスシートの概念はそんなに難しいものではないです
難しいのは学校教育でさんざん植え付けられてきた借金は悪だという固定観念から脱することでしょう
ビジネスの世界で生きていくなら借金が悪という固定観念から解き放たれなければなりません
この記事がその一歩になればいいなと思って締めます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?