エモい、の中身。

最近の言葉をよく知らないので、
コレさえも古いと言われたら、仕方がないのだけれど、

"エモい"の中身を考えてしまう。

数年前まで「何だその変な言葉!?」とか思っていたのに、浸透している。

昔は、"あいみょん"って何だそれ、言うの恥ずかしい!とか思ってたけど、今は普通に言うし、曲も聞いている。慣れって怖い。

さて、このエモいという言葉、私は必死に使わないようにしている。

"エモい"という言葉には、いろんな感情や状況が含まれている。
emotionalだから、"感情が突き動かされる"的な意味で間違い無いのだろうけれど、

例えば、
「懐かしい」という感覚と、
「物哀しい」と言う感覚は、
似ているようで、やっぱり違う。
が、どっちも"エモい"になる。

「ほっこりする」とかも、"エモい"なのだろうか?

その、似ているようでやっぱり違う感覚があるのに、乱暴に一言「エモい」で纏め上げてしまうなんて…なんだかもったいないんだよなぁ。

こういった、"若者言葉わからない現象"は、
自分が高校生の時の、親世代以上の人はみんな思っていただろうし、
自分が親世代になっていけば、今の高校生の言葉が分からないなんていうのは、やっぱりあるんだろう。

その度に、あらゆる表現が一つに纏まっていく。
語彙力が少なくなる。

いつか逆行する時代が来るだろうか?
たくさんの表現ができる人が、おしゃれで素敵!みたいな感覚の日がくることも、あるかも知れない。

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