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喰うという事


こんばんわ!
今日はバイトが2つあると思って、
朝起きて1つ目のバイトに行きました!



休みでした!


そして、今日は人数要らないとの事。

そしてそして、
2つ目のバイトまでの時間が8時間。暇過ぎます。

が、家に再び戻るのも億劫。

がが、幸運にも、2つ目のバイトは早く入る事が出来るので(最短4時間後)、そのつもりで時間を有効活用する事に決めました。


なので、まずは東京駅近くの
大きな本屋に行きました。

農業や加工・販売等の色々な本を読み、地元沖縄県の危機を書いた本を読み、中国がどれほど頭のおかしい国かが書かれた本を読み、宇宙の広さについて研究している人の本を読み、株やFXについて書かれた本を読み、
移動してチョコバナナブラウニークレープを食べ、焼き鳥を食べ、メロンパンを買い、バイト先に到着して椅子に座りながら歌詞を考え、別の新しいバイト先(4つ目?)の社員さんにスケジュールの連絡をして、それから出勤しました。


この今日入ったバイトは飲食業です。
システムは基本食べ飲み放題です。


食べ飲み放題。

って事でクソ長くなりましたが、

「喰う事」

について話し始めます。(マジで長い)



「私は殺めた事がある。
豚を食べる為に殺した。
感謝している。刺す前も感謝した。
いつも食べる前に「頂く」事を思い出すようにしている。たまに忘れる。
家族。豚も人も変わらない。
牛。牛も人も変わらない。
涙を流す事。泣く事。
鳴くではなく、泣く。
木。感情。動物。人間。心。
食物連鎖のおかしな所。
人間の排泄物、ではなく、資源。
一体どちらが「普通」で「自然」なのか。」


↑唐突に何を書き始めたかと思われそうですが、これはこの記事の「下書き」です。

この下書きに沿って書き連ねて行きます。



「私は殺めた事がある」
私は、1度豚を包丁で刺して殺しました。
自慢ではありません。殺したという事実です。

今回の記事のトップ画像ですが、
あれは私が豚を包丁で刺している画像です。
見事にグロい部分が切れていますが、
大量の血が滝の様に下に流れています。
ちなみに私がマスクをしているのは、
この時風邪を引いていたからです。
何か1人だけ失礼に見えたらゴメンなさい。



「豚を食べる為に殺した」
殺しました。
豚は、私が殺す前から叫んでいました。
殺す直前は力の限り暴れ回っていました。
大人が何名も体を動かせない様に固定して、
喉に包丁を突き刺しました。
突き刺した後、苦しそうな、
声になっていない声を発していました。
その内何も言えなくなりました。
かすかな呼吸音だけ聞こえていましたが、
それもだんだん無くなって、止まりました。


「感謝している〜たまに忘れる」

その時までも、日々感謝しているつもりでした。
しかし「つもり」でしかなかったと思いました。
ただ少なくとも刺す瞬間、「ありがとう」
と思って刺しました。
それは記憶に鮮明に残っています。

で、食べました。
肉は焼けている所もあれば、
半焼けの所も有りました。
自分がどの部分を食べているのか、
よく分かっていなかったです。
ただただお腹が空いていたので
沢山食べようと思って、沢山食べました。


ハラミ。ロース。バラ。

店頭で見かける名前。
まるで何もなかったかの様な表現に、
時々忘れて食べてます。バラが好きなので。



「家族。豚も人も〜牛〜泣く。」

あの食った豚は、どの部分だったのか。
いや、どの立場だったのか。
親なのか。子供なのか。弟なのか。姉なのか。高齢者なのか。親がいるのか。子供がいるのか。

「考え過ぎるとキリが無い」と、
考える様にはしています。
が、極論、豚バラには必ず親が居ました。
子も居たかもしれない。

豚を食べる時、稀にそれを思い出して、
複雑な気持ちと感謝の気持ち半々で、
良く思い返します。その日の事を。




話が少し変わりますが、去年、
深夜にテレビを見ていました。

豚や牛を殺す仕事をしている人達の
ドキュメンタリー番組です。


確か熊本の男性なのですが、↓

【ある日殺される予定で運ばれて来た牛のそばに女の子が居た。その子はその牛の事が大好きで、殺されたくなくてここまで付いて来た。その子はただ「ゴメンねゴメンね」とその牛に言っていた。しかし親がその子を説得して牛のそばから離しその子を連れて帰った。そしてその牛を殺す当日。あの女の子を思い出して、「ゴメンな。俺は今からお前を殺す。でも、殺す時に暴れて急所を外してしまうと、逆に痛いから動かないでくれ。頼む」と思い(言い)ながら牛を撫でると、その牛は首を出し、じっと動かずにただその場でその時を待ってくれた。しかし、目から涙が溢れていた。そして殺した。】

↑急に回想を書きましたが、
ほぼ合っていると思います。
この人の名前をメモったくらい、
見入っていたので。


牛でも、「泣く」のか。と。
衝撃でした。恥ずかしながら。
私はますます「感謝」という物が良く分からなくなりました。



「木、感情、動物、人間、心」
noteを沢山見ている人は既に「木の記事」を読んでいると思うのですが、木もコミュニケーションを取るみたいですね。人間とは違った方法で。

それを読んで、木も泣くのかな、
って考えてしまいました。
「痛い」とか「苦しい」とか。←考える場所がベジタリアンの上ですよね。そこまで極めると何1つ食べられなくなりますから。

植物とか、動物とか、人間とか、
一体何なのかがますます分からなくなりました。
全部に心があるのではないか、と。

何か、何かがしっくりこないというか。
今までの考え方は何か違うんじゃないか、と。


それが、


「食物連鎖のおかしな所。
 人間の排泄物、ではなく、資源」

ここに繋がるんです。

人間は食物連鎖の中で異質中の異質です。
何故なら人間は排泄物を処理してしまうから、です。更に死体も処理してしまいます。全くと言っていい程に、自然に還元しません。

だからしっくりこなかった。何か違うと思った。


不公平

なんですよ。自分が一方的に喰うだけで、自分は喰わせてない。まるで規模が拡大されたジャイアンです。(ジャイアンとジャイ子とジャイ母ごめん)


最近、
野糞をし続けている人の記事を読んだのです。
最初は「野糞?変な人だな〜」って思ったのですが、読み終わる頃には、完全に洗脳されました。(笑)

この記事より遥かに不公平さについて簡単に理解出来る記事だったんですよね。
そして、「だから私は野糞をする」、と。

野糞がこんなに格好良く見える私は頭がおかしいのでしょうか。
「豚バラしか食べていない人」は恐らく野糞なんて野蛮以外の何者でもないと考えるはずです。

しかし、「豚を喰った」私は、
どうしても野糞をただの野蛮でまとめられません。


「一体どちらが普通で自然なのか」。



たまーにそんな事を考えながら、
私は今日もトイレでトイレをして、
食べ飲み放題の余った羊肉をゴミ箱に棄てるのでした。羊さんゴメンねと思いながら。(←ブタじゃないんかい)



悲しい記事になりましたね。
こんな時は、この一曲。

https://instagram.com/p/BU9xL2qBDNo/

弾いてみました。弾くっていうか押すだけなのですが。。


ではでは、また更新します。
以上、「喰うという事」でした。

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将来有名になる作詞作曲家。 2017年〜日本と海外でヒッチハイク 2018年〜鹿児島〜京都まで徒歩の旅 2019年〜鹿児島〜東京まで路上LIVEの旅 2020年〜コロナで旅断念&引き篭もる 2021年〜フリーランス 2022年〜365日働く 2023年〜毎日作曲中 お楽しみに!