Re-NEWAL鉢が出来るまでの話

2024年3月1日 16:34

おばんです！KONYです☺

最近、ちょっとショッキングな出来事がありましてね。。
仙台フォーラスってご存じですか？
きっと宮城県内に在住の方ならご存じかと思います。
実はその仙台フォーラスが昨日2/29、39年間の歴史に幕を下ろしました。
※あくまで閉館ではなく長期休業らしいです。

40歳の私もファッションに目覚めた高校生の時分に、授業をさぼってバーゲンに行った記憶があります！
だけどブランドの服は値段が高くてTシャツ１枚買えなかった記憶が。。（泣）そんな青春の想い出が詰まった場所が無くなってしまうのは寂しいですねぇ。
ありがとうフォーラス！さようならフォーラス。。また会う日まで。。

ということで今回は、RE-NEWAL鉢が出来るまでついてお話したいと思います☺

1.鉢のテーマ（主題）を決める

はい。ここが一番大事です！これ決まらないと作り始めることが出来ません。これで全てが決まると言っても過言ではありませんね。
ではどうやってテーマを決めるのか？

簡潔に言うと私の場合、これを作りたい！というインスピレーション（直感・ひらめき・霊感）で決定します👍
理由は、Re-NEWAL鉢を作るのは難しいというか、とても面倒で集中力が必要な作業の連続なので、自分が興味があって作りたいと思うテーマ以外の鉢は作れないからです( ;∀;)
なので、ワシはこんな鉢をこの世に生み出したいんじゃい！！！
という自身の内なる声に従うことでのみ、RE-NEWAL鉢を完成させる事が出来るのです。
人間は自分が好きなこと、興味のあること以外は出来ないものなんですね。
俺だけか、、、（笑）
ちなみに最新作のテーマは「竜の鱗で作られた鉢」です。

ネットで調べたり、実際に足を運んだり、カッコいい竜のデザインを調査しました。
※ヨドバシカメラマルチメディア仙台２階ホビーコーナーにて、竜フィギュアの撮影もしましたw
そしてシン・仮面ライダー1号のフィギュアと機甲界ガリアンのプラモデルを大人買いしようとしましたが、大人なので止めました。

2.鉢デザインを考える

こちらはCADソフト「Fusion360」を使って、テーマに沿ってデザインを描いていきます。
鉢のデザイン力 = Fusion360の機能をどれだけ使いこなせるか。です。
機能を使いこなせないとデザインを具現化出来ません。
なのでデザイン力向上のために、日々学習と鍛錬を続けています。
Fusion360の新しい機能を発見したり使えるようになると、すぐにデザインに反映したくなりますね👍
CADを描いているときの口癖は「くそっ！！なんでじゃ！！」です。

3.3Dプリンターで出力する

CADソフトで納得のデザインが出来たら今度は実際に3Dプリンターで出力です！
CADのデザインはあくまでデータなので、出力してみないと実際のところが分かりません。CAD上ではカッコ良かったけど、出力してみたらなんかイメージと違った。。なんてことが頻繁に発生します( ;∀;)
なので大抵の場合、CADでデザインする-> 3Dプリンターで出力する -> なんかイメージと違うので再度CADでデザインし直す -> 3Dプリンターで出力する -> やっぱりイメージと違うので再度CADでデザインする！の流れを繰り返すことになります。根競べですw
これが一番大変で地味な作業ですが、これにより自分のイメージと実際の出力を近づけていきます。

ちなみに私は、BambuLab P1Sという機種を使っています。
以前は Creality Ender3 S1 Pro を使っていましたが、P1Sに買い替えてからその性能に驚かされています！
造形精度が高く、なんと言っても造形時間が約1/3に短縮されて最高です☺
そのP1Sを以ってしても「竜鱗2.5号」の造形に約9時間を要します（汗）
それ以上のサイズを造形するのに一体何時間かかることやら、、やはり複雑なデザインと造形時間はトレードオフな関係なのですね（汗）