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娘へのお金の教育

みなさんは自分の子供へどの様にお金の教育をしていますか?

僕はまだ娘が2歳と0歳なので教育をする年齢では無いのですが

今後どの様にお金に向き合っていこうかを色々と考えています。

僕は社会人になって、その後独立して自営業になったのですがその時にお金の知識が乏しく困ったのでFPの勉強を始めました。

子供の頃から特にお金に困るような生活が無いように両親は育ててくれたのですが

やはりお金の会話は基本しない家庭でした。

母からの教え

僕が子供の頃にお金について母から教えてもらったことは少ないです。

でも、しっかりと大事なことは教えてもらったように感じます。

母の教え① お金を借りるな

これは多くの家庭で子供に教えることかも知れません。もちろん僕も娘には伝えようと思います。

その中で僕の母は

「友達にお金借りるくらいなら母さんに言いなさい。必要なら私が貸してあげる」

そう言ってくれていたので小さいところでは小遣いの前借りや、大きくは大学の卒業旅行のお金などは工面してくれました。

そして、お金を借りるときには利子がつくということも教えてくれました。

母の教え② 貸す時はあげると思え

基本的にはお金の貸し借りはするなと言われていましたが、もし貸さないといけない時は自分にとってあげてもいいと思える金額で、返ってこなくても諦めろと言われていました。

実際、学生時代には少しなら貸すこともありましたが、幸いなことに返ってこないことはありませんでした。

でも、母の教えどおり常に返ってこなくても仕方ない金額内で貸すようにしていました。

僕が母から口酸っぱく言われていたのはこの2つだけで、それ以外にお金の事については何も言われませんでした。

厳密には母もそこまで「お金」に詳しくなかったので、お金の話というよりは「お金と人間関係」としての教えだったと思います。

では今後僕が時間をかけて娘二人に伝えていこうと思っていることを紹介します。

娘へ① お金は使い方

まずはお金の正体をしっかりと教えたいと思っています。

よくお金には色が無いと言われます。
月に30万円の手取りがあっても人によって使い方は様々です。

15万の部屋に住む人、5万の家に住む人。

車を所持する人しない人。

お金は使ってはじめて価値が生まれます。

人それぞれ価値観があるので、別に僕が興味ないものだからといって娘に買うなと言うつもりはありません。

パチンコだろうがアイドルに注ぎ込もうがそれは個人の考えです。

でも、自分がその金額を作り出すことにかかった時間とそのモノの価値が本当に釣り合っているのかを理性的に考えられるようには教えようと思います。

方法はまだわかりませんが、僕はモノを買うときには使う回数や頻度
そのモノが自分に与えてくれる影響をうっすら考えながら買い物をします。

そんな感じでお金を使うことを考えるようにしていこうと思います。

娘へ② お金に綺麗も汚いも無い

もちろん犯罪で得たお金は別です。

それこそギャンブルで一発当てたお金も、必死で汗水垂らして稼いだお金も同じだと言うことです。

確かに苦労せず手にしたお金は、すぐに無くなると言われています。

ただ、それはちょっと違っていてお金が汚いからなくなるわけではありません。

ギャンブルで手に入れた場合その後に少々負けても
「まだ前に勝ったお金があるから」

と思うマインドが間違っているだけで、それさえコントロールできれば問題はありません。

そして、僕は投資信託はしますが個別株はしません。

理由は勉強不足だからです。

株の専門家は素人が個別株をすることを
「メジャーリーグのバッターボックスに素人が立つようなもの」

と例えます。こう言われると打てるわけない(成功するわけない)

と思いますが、株ではなぜかみんな勉強不足で試合に出てしまいます。

それはネットで成功者が情報発信していることと、時合さえ良ければ勝ててしまうから勘違いしてしまいます。

そして失敗したあとに成功者を妬み始めます。

「金持ちが株で儲けるなんて、汚い金の稼ぎ方しやがって」と

大谷翔平の球が打てなくてメジャーリーガーを妬みますか?

打てなくて当たり前と思いますよね。

でもなぜかお金になると人は綺麗だ汚いだ言い出すのです。

その考え方が間違っていることはすぐにでも娘に教えようと思います。

娘へ③ お金を理由にチャンスは逃すな

僕は奨学金を借りて大学に行きました。まだ返済中です。

ですがこの借金は必要だったと思っています。

母も確かに金は借りるなとは言っていましたが、家の車のローンや奨学金は必要ならば借りるべきだと考えていました。

ただ、大学時代に部活に入っていたのでバイトがあまりできず常に金欠だったこともあり留学に行きたかったのですが諦めた経験があります。

僕の場合、金欠と部活の予定もあり諦めざるを得なかったのですが

今となっては奨学金とは別にお金を借りてでも行けばよかったかなと後悔しています。

その他にも自営業を始めて、まとまったお金が無いので逃した仕事もいくつかあります。

実際は失敗に終わった仕事もあったかも知れませんが、お金を理由に諦めた事はなぜか凄く後悔がつきまとう気がしています。

チャンスを逃す理由にお金をだすくらいなら、借金してでもチャンスを買うようには伝えようと思います。


娘への教育資金

お金のマインドは紹介した3つを中心に、お金の話をできる関係を娘とは作っていきたいと思っています。

そして我が家の教育資金の考え方が参考になればと少し紹介します。

大学資金は奨学金を借りる
将来的に奨学金がどれくらいの利子になるかはわかりませんが、それでも借りようと思っています。
その理由は、学生というなんの保証もない人間がお金を借りることができる制度は最大限使うべきだと考えています。

ちなみに僕の場合約300万円の借り入れで20年返済1.5%金利でした。

ただ、もちろん全額奨学金で教育資金は一切貯めないのではなく

ジュニアNISAで児童手当を全額積み立てる予定です。

ただ、ジュニアNISAは2023年で入金が終了するのでとりあえず長女の口座で80万円×4年分を積み立てて資産を作ろうと考えています。

今後何が起こるかはわからないですが、20年の長期投資になるのでまぁマイナスになることはないかと思っています。

ジュニアNISAの使い道

最終的には娘が成人する頃に、投資している金額を手渡そうと思っています。

そのお金で一括で奨学金を返すのもよし、そのまま投資し続けて複利で増やすもよし。その時の娘の価値観で決めてもらえるようにしようと思っています。

最後に

僕の周りの投資をしている人は大体が親が投資をしていて、その影響で投資へのハードルが低い人ばかりでした。
ただ、僕世代はバブル崩壊後世代なので親によってはその時に株で損害を出して投資に拒否反応を起こす人も多いと思います。

僕の親もその一人で、母は当時銀行の窓口で働いていたそうなんですが今でもたまに

「あの頃は外車に乗って羽振りの良かった人が、次の日には株で大損して銀行に泣きついてきたことがよくあった。」と話しています。

そして、今では考えられないほどゆうちょの定期預金の金利がよかったりとノーリスクで資産を増やせる時代だったのかも知れません。

ですが今は金利なんて雀の涙程度で、ちゃんとした知識をつけないとお金を守ることも難しくなる時代です。

なので僕は娘としっかりお金の話をしてお金とはなんなのかを一緒に勉強していこうとおもいます。


おしまい。


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