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#3 愛した服たちにBye-Bye
ものを捨てるのが苦手なわたしにとって、最大の難関は「洋服」だった。
人気の片付け指南本では「過去や未来でなく、今の自分を基準にして整理を」とか「ときめかないものを処分を」と説いている。しかし、クローゼットがパンパンになるほど溜め込んだ服たちは、この先着る機会がない服でさえ「今の自分」が「まだ気に入っている」ものたちばかり。そう、まずいことにわたしは、すべての服に「ときめく」のだった。これではいつ
上手にさよならするために
子どものころから貧乏性で、なかなかモノが捨てられない。
ダンシャリとか、トキメキとか、「二度と戻らない」といわれる整理法を何冊も読んだけれど、結局それを実践することはできなかった。
捨てられないなら、捨てなきゃいい。そう開き直ってみたものの、モノは容赦なくどんどん溜まって生活空間を脅かす。
モノと上手にサヨナラするには、どうしたらいいのだろう。
そもそも、なぜモノを捨てられないのか。わたし