あなたの「肩書き」は何ですか?
みなさん、こんにちは。
コウノミホです。
あけましておめでとうございます!
2024年最初のnoteです。
皆さん、どのように新年を迎えられましたか?
今年は年始早々、予期せぬ出来事が続きました。
被災された皆様・そのご家族の方々が、一日も早く平常の生活に戻られることを心よりお祈り申し上げます。
どうかこの記事を読まれている皆様の1年が、素晴らしいものでありますように。
そんな2024年ですが、年始は今年1年に思いを馳せる機会になりますよね。
今年をどんな風に過ごそうか、何に挑戦しようか。
私も色々と考え中なのですが、つい先日ブランディングをお願いしている方に、こう聞かれました。
「美穂さん、肩書きはどうしますか?」
出ました!肩書き!
これ、本当に難しいですよね・・・。
ブランディングや集客の勉強をしていると、よく出てくる「肩書き」問題。
実は、10年に渡り、考えてはいるものの、決められずにいます。
「肩書き」で思い出すもの
私が「肩書き」と言われて思い出すのは、小説「ティファニーで朝食を」のホリー・ゴライトリーの肩書きです。
・・・映画ではなく、小説ですよ!
読まれたことはありますか?
実は、小説の「ティファニーで朝食を」と映画の「ティファニーで朝食を」は、全くの別物と言っても過言ではありません。
映画の「ティファニーで朝食を」は、オードリー・ヘップバーンのかわいらしさを堪能する意味で素晴らしい映画だと思いますが、内容としては小説の方が圧倒的に面白いと、私は思います。
小説の中では、直接的には書かれていないものの、ホリーは娼婦(今で言うパパ活にも近いかな?)と読み取れます。それも、まだ10代です。
そして、語り手とホリーは恋愛関係にありません。
奔放な暮らしをする若くて魅力的な女性が、恋愛関係にない男性によって横から語られるから面白いのです。
読み出せば、きっと映画のオードリーのイメージを忘れられるのではないかと思います。
「ティファニーで朝食を」主人公の肩書きは?
そして、小説のホリー・ゴライトリーが持っている名刺には、名前と肩書きだけが書かれています。
まだ10代の、ニューヨークで自由奔放に暮らす娼婦。
週に1回、収監中のマフィアの親玉と面会することで多額の報酬を得ている。
だらしがない暮らしをしているけれど、端々で見せる愛情深さや野生的な強さが、欠点を上回る魅力を醸し出す。
そんな彼女の肩書きは「トラベラー」です。
「肩書き」が影響を与えるもの
私は、文章を書くのが好きですし、書きなさいと言われれば、長い文章はどんどん書けるのですが、短いフレーズに多くの意味を込めて昇華させることは苦手です。
それに、自分を客観的に見るのも得意ではありません。
ですから、「肩書き」を決めるのは、容易ではなさそうです・・・
まぁ、文豪が主人公につけた「肩書き」を理想としてしまっているから、目標が高すぎるのかもしれませんが。
「言霊(ことだま)」という言葉がありますね。
おそらく、「肩書き」が決まると、言霊によって、長期的にはその人の本質にも影響が出るのではと思います。
「ティファニーで朝食を」のホリーは、「トラベラー」という肩書きが示されることで、読者には「10代で娼婦に身をやつした少女」ではなく、「軽々と常識を飛び越える自由な旅人」に見えます。
それは、きっと読者だけではなく、少女自身にも影響を与えたのだろうな、と小説を読めば納得されるはずです。
薄い本ですから、読んだことがない方は、機会があればぜひ読んでみてくださいね。
私の「肩書き」結論は…
さて。
私の肩書きは、何にしたら良いのでしょう?
全く、結論は出ていません。
もし、この記事を読まれた方の中に、
「美穂さんをひとことで言えば、このフレーズかな」
と浮かぶ方がいらっしゃったら、ぜひぜひ教えてください!
多くの方との関わり、そして交流の中にこそ、自分にも分からない本当の自分がいるのかもしれない。
そんな風に思っているからです。
抱負と一緒に「肩書き」を考えませんか?
皆さんは、ご自分を表す「肩書き」は浮かびますか?
新年を迎えた今、今年の抱負と一緒に「肩書き」を考えてみるのも悪くないかもしれません。
私の「肩書き」はこれだよ!と言う方、こちらも、もしいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいね。
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