konko115

昭和生まれ平成育ちで現在令和に生きる氷河期中年おばさん。既婚・子有。好きなことは映画を…

konko115

昭和生まれ平成育ちで現在令和に生きる氷河期中年おばさん。既婚・子有。好きなことは映画を見ること、マンガを読むこと。オカルトと占いと陰謀論が好きでネットで調べものすることが好き。世界の不思議と心の不思議を見つめてる。

最近の記事

実母と同居 その2

実母の話 いろいろある。 前回、実母との同居について適当に書かせていただいたところ 自分が想像していたより多くの人から反応してもらって正直驚いた。 何てことない生活の話だし、なんなら実際のやりとりの醜い部分は省略して、ずいぶん小ぎれいにパッケージされたような文章だと思っていたので、なんだか嘘の話を発信してしまったような気恥ずかしさがあった。 実際には 毎日顔を合わせる生活だと、ほんの些細なことでイラっとしたり、嫌な言い方をしてしまって険悪な空気になってしまったり、そんな

    • 子供を通じて世界のぐるぐるに気付いた話。

      私たちって動物 長女を出産したときに、宇宙の神秘をすべて理解したような気になった。 「まだ耐えられるッ・・・!!大丈夫・・・!!」と余裕をかましていたのもつかの間、徐々に間隔が狭くなる陣痛の波がMAXになった時には息も絶え絶えとなり、何も考えられなくなった。 思ったよりお産が進まないということで、助産師さんが一度立ち上がるように言った時には半笑いで「む~りで~す」と言って困らせたりもした。 なんだかんだで無事に娘が産まれた。 この目で見たわけではないが、まさに「すぽんっ!

      • キューティ・ブロンド3

        先日、アマゾンプライムビデオで何か適当なやつ観ようかな~とリモコンをいじくっていたら、「キューティ・ブロンド3」なるタイトルが出てきた。 えっ!3なんてあるんだ! 私はその昔、キューティ・ブロンドを観たことがある。はつらつとして、ハッピーでどピンクで、何も考えずただただ元気になれる「アメリカの良いところだけ煮詰めました」みたいなコメディ作品は元気になるから好きだ。 当時すっかり気に入って何度か観た。続編ももちろん観た。 なので、存在すら知らなかった「3」のタイトルを発見し、よ

        • 今日は気温が20度もあろうかという、暖かい休日だった。 正直冬が長すぎる 北海道の冬は長く寒い。 ほんの1週間前まで、家の前には雪かきの結果高く積まれた雪が山のようになっており、日陰にあればそれは中々溶けない。4月になったとはいえ朝晩はまだ寒いうえに、外にある泥とホコリまみれで汚くなった雪山が視界に入ると、まだまだ冬の終わりのような気がして気分が良くない。 何しろ、北海道の春は雪解けとの闘いなのだ。 真冬には厳しくも美しい銀世界が清らかな気持ちにさせてくれるが、その雪が

        実母と同居 その2

          修学旅行のお見送り

          中三の娘が今日から修学旅行に出発した。 新学期早々 2、3年ほど前、コロナ禍真っ最中の年までは修学旅行が夏~秋ごろにスケジュールされていたのだが、度重なる緊急事態宣言で修学旅行が延期もしくは行先変更、最悪中止になることがあった。 なので昨年度から修学旅行は新学期始まってすぐに出発することになったようだ。 なんとなく慌ただしさを感じるが、前年度末からじっくり計画できることは良い点なのかもしれない。 行先は京都・奈良。桜は終わりかけかもしれないが、北海道で咲くのは5月ごろなの

          修学旅行のお見送り

          リズと青い鳥を観た。

          先日、アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズを全部視聴しました。そのスピンオフとして独立した映画作品になっている「リズと青い鳥」を視聴したので感想を記したいと思います。 大人になりきれない「共依存」 仲良しの二人組、という枠組みにとらわれすぎて「あなたしか見えない」という関係性は、特に若い女性の間で起こりがち。 百合とまでは言わないが、女子なら人生の中で体験、もしくは見聞きしたことが必ずあるその関係。 鎧塚みぞれちゃんは、自己肯定感低すぎ、コミュ力も低め。でも努力と才能

          リズと青い鳥を観た。

          響け!ユーフォニアム見た雑感

          最近ようやく、ネットフリックスで「響け!ユーフォニアム」を見た。(リズと青い鳥はこれからだけど) 心が洗われたぜ。 第一期 高校入学から始まる第一期。主人公黄前久美子の髪型が謎すぎる。くるくるくせっ毛なのは理解できるがポニテにするとなんで伸びるのかわからない。 同級生は二人ともよいこ。サファイアちゃん可愛い。 れいなはなんか、、ツンデレでいいよね! なんとなーくユーフォニアムを続けている久美子が、れいなとのコミュニケーションの中で情熱に目覚めていくのが丁寧に描かれてて感動

          響け!ユーフォニアム見た雑感

          アキ・カウリスマキの思い出

          私は10代のころ映画が好きで、一日一本は何かを見ようと頑張っていた。 レンタルビデオを借りてきたり、図書館の映像閲覧コーナーを利用したりして沢山の作品に触れ、気に入った作品があれば、監督やプロデューサーの名前をチェックし、同じ人物が関わった関連作品を辿って鑑賞したりしていた。 どんどん深堀りしていき、結果インディーズ映画とかミニシアター系に行き着いた。折しもインディーズが乗りに乗っている時期だった。(サンダンス映画祭などが注目を浴びたころ) そんな時期に、何を思って観に

          アキ・カウリスマキの思い出

          実母と同居

          私は実母(77)と同居している。家族構成は母、私、夫、娘二人の5人家族だ。 男性メンバーは夫だけなので、女系家族である。 さらにはいわゆるマスオさん状態でもある。嫌がる男も多かろうと思うが、夫から特に不満も無く、この家族構成で15年ほどやっている。 船頭多くして船山に上る、は避けたい 母は隠居とは程遠く、今も元気にばりばり家事を切り盛りしている。 家に主婦が二人もいるとやりずらいことこの上ないし、喧嘩の元になってしまう(ただでさえ実の母娘ということで発言に遠慮がなく、一

          実母と同居

          とんかつのこと

          私はさっぱりした食べ物が好きである 自分でずっとそう思ってきたし、人からどんな食べ物が好きか聞かれたらそう答えてきた。 酢の物であるとか、大根おろしに味ぽんなんかをかけるようなああいう味わいが大好きだ。 某会社で働いていた時の話になるが そこは割かし豪華な社食のある会社で、和洋中なんでもそろっていた。なにより、日替わりで提供される定食が毎日の楽しみであった。 とんかつ定食の日ももちろんあった。 ある日同僚に言われた。 konkoさん、とんかつ大好きですよねと。 え・

          とんかつのこと

          大学で音楽サークルに入った話③

          私は授業の空き時間にはたびたび部室に行くことにした。いくたびに他の部員に出会えることが楽しかった。楽しみにしている漫画に新キャラが毎回出てくるようなそんな気分だった。 濃い部員たち まず部長の彼女の通称discoさん。バーバリー柄の膝丈プリーツスカートにバーバリー柄のニーハイソックスを履き、下半身すべてをバーバリーチェックにした先鋭的おしゃれ女子だった。なんでも、安室奈美恵の結婚記者会見を参考にしたのだとか。(勧誘チラシも彼女作) また、2年のR君。毎年行われる花見(通称

          大学で音楽サークルに入った話③

          大学で音楽サークルに入った話②

          入部に至る 放課後、チラシを見つめながらサークル会館までやってきた。 即席仲良しグループの7名とともに。 名前くらいしか知らない女の子たちが、私も私もとついてきたのだ。 「民俗音楽研究部」というサークル名に少しひきながら、恐る恐るドアを開ける。10畳くらいの部屋に大きなベースアンプと3台ほどのギターアンプ、立派なドラムセットがあった。 壁にはマリスミゼルのポスターがはってあり、それを見た私は、ちょっと想像していたテイストと違うかも、と不安になった。 部屋の中央にはキノコカ

          大学で音楽サークルに入った話②

          大学で音楽サークルに入った話①

          はじめに 家庭の事情で一年浪人し、某4年生大学に入学した。1998年の春の話です。 一年間アルバイトをして入学金を貯めた私は、大学で何をしたかったのかというと、社会人になる前の4年間の猶予を存分に謳歌したい、それのみでありました。 高い学費で遊ぶことを考えて誠にけしからんと思いますが、それでもあの時大学に進学して心から良かったと思うのは、今現在でも思い出す楽しい日々が過ごせたからなのです。 4月 大学に入学して最初の一週間はオリエンテーションばかりで本格的な授業もなく、

          大学で音楽サークルに入った話①

          自分のことをわかるために全部書いてみることにした。

          はじめまして。konkoです。 適当に決めたアカウント名で適当に始めたこのnote。 読む価値はそれほど無いと思いますが、思いのたけをネットの海にボトルメールさながら流してみようと思います。目に留まった方はどうか寛容な心でご容赦いただければ幸いです。 はじめに私のこれまでの経歴をざっと。 あまりに漠然と生きてきたため、だらだらとまずは書き連ねないことには自分でも自分のことがわからないというありさまです。 子供の時 生まれは北。 寒い冬の昼間に生まれ、空と水の美しい街で何

          自分のことをわかるために全部書いてみることにした。