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「去年の自分を超える」努力を積み重ねた15年(社員インタビューVol.7)

こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。

今回の社員インタビューは、製造部の中心メンバーとして活躍する鈴木さん。弊社に中途入社後、現場の最前線で努力を積み重ね、いまや製造部にとってなくてはならない存在の鈴木さんに、入社の経緯や仕事観、今後の目標を聞きました。

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【社員プロフィール】
製造部 製造三課 鈴木係長


岡山県出身。2006年に金剛鋲螺株式会社へ中途入社。入社後は生産技術職として頭部圧造工程を担当。現在は特殊冷間圧造部品を製造する製造三課にて、複数台の機械運転を担いながら、若手社員の教育にも取り組んでいる。趣味は料理。

どん底だった自分を救ってくれたアメフト時代の先輩

ーーまずは、これまでの経歴と入社の経緯を教えてください。

大学時代はアメリカンフットボール一色の生活でした。いま振り返っても、これしか思い出せないくらい熱中していました。

卒業後は新卒で自衛隊に入隊しました。ところが、アメフト引退後に体重管理を怠ったせいで、入隊直後の身体検査でまさかの不合格。結果、自衛隊のキャリアはたった2日間で終わりを迎えました。

ーーいきなり、すごいエピソードですね…。

今でこそ笑い話ですが、当時は本当にどん底でした。退職後しばらくは、地元の岡山県で派遣社員として働いていました。

転機が訪れたのは翌年の年始。アメフト時代の先輩(弊社社員)に年始挨拶で連絡したところ、事情を知った先輩から「仕事が忙しいから手伝ってくれないか?」とお誘いいただきました

僕としても千載一遇のチャンスでしたので、すぐに岡山から大阪へ向かい、弊社でお世話になることを決めました。

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入社後は失敗の連続、必死に食らいついた毎日

ーー入社後の所属を教えてください。

入社後は生産技術職として頭部圧造工程(ねじの頭部を成形)を担当しています。入社3年目までは六角ボルトを製造する製造一課、それ以降は特殊冷間圧造部品を製造する製造三課の所属です。

ーー仕事で苦労されたことを教えてください。

入社後しばらくは機械の調整技術を身につけるのに人一倍苦労しました。当時は失敗の連続で、今なら数時間で対応できる段取り替え(製品に合わせて、加工機や冶具・装置の設定を変更する作業)が数日かかる状態。毎日憂鬱でしたね(笑)。

ーーその状況をどのように乗り越えたのですか。

シンプルに「行動量」です。失敗→要因分析→改善のサイクルをひたすら回しました

当時の上司や先輩がすぐに答えを求める自分に対して、「まずは自分で考えようと促してくださる方々だったのも大きかったです。

毎日必死に食らいついた当時の経験が今の土台となっています。

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製造三課で学んだ「チームワーク」の大切さ

ーー仕事で大切にしていることを教えてください。

一番は「チームワーク」です。チームにとって必要な行動をいつも意識しています。

所属先の製造三課では、自分が担当する機械の調整作業が終了すると、誰が何を言うまでもなく、他のメンバーのサポートに向かう習慣が根づいています。こういう環境で仕事ができているからこそ、チームワークの大切さを強く感じているのかもしれません。

ーー製造三課の雰囲気を教えてください。

年齢や社歴関係なく、全員が対等に意見を言いあえる雰囲気です。70代のベテラン社員から今年入社の新卒社員まで年齢層は幅広いですが、仕事の議論ではみんな遠慮せずに意見をぶつけあっていますね。年長者の意見に引っ張られることもありません。

ーーこの雰囲気をつくれている秘訣はありますか。

直属の上司である櫻井課長の存在が大きいです。櫻井課長はどのような意見であっても、途中で話をさえぎることなく、必ず最後まで聞いてくださいます。強い否定もしません。だから、みんな安心して意見できます。

※櫻井課長のインタビュー記事はこちら↓↓

率直な意見を伝えてくれる人と働きたい

ーー鈴木さんはどのような人と仕事をしたいですか。

何事にも積極的で、自分の意見を持っている人です。特に上司や先輩に遠慮せず、率直な意見を伝えてくれる人は大歓迎です。

僕は在籍年数が長くなり、組織の当たり前が良くも悪くも染みついています。だからこそ、新たな視点の意見をどんどん言ってもらいたいです。

ーー最後に今後の目標を教えてください。

目標は毎年同じで「去年の自分を超えること」です。まわりと比べるのではなく、自分自身と向き合うことを大切にしています。

そして現在取り組んでいることは、「若手社員の教育」と「技術の言語化」です。というのも、現状は60~70代のベテラン社員によるサポートがなければ、機械のフル稼働ができません。このため、いずれ迎える世代交代を見据えた若手社員の教育は優先的に取り組んでいます

また教育にあたり、「場数を重ね経験を積むしかないという指導にならないよう技術の言語化にも挑戦しています。実際に言語化を意識すると、伝え方だけでなく、理論がわかっていないことにも気づかされます。今後は若手社員を教育しながら、自分自身も勉強を重ね、一緒に成長していきたいです。

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ーー本日はありがとうございました!


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