ふらふらと。散歩/文章/絵
小さい頃から散歩が好きだったけれどますます最近好きになってきた気がする。
2〜3時間は平気で歩くし、ひどいときは8時間とか歩いている。
特に好きなのは目的地やコースを決めないで、ふらふらと散歩することだ。
知らない小道や坂道を進んでいくことは本当に面白い。
もういまやスマホがあって、Google mapがあゆから迷子になることは贅沢なことかもしれないけれど、少しそんな気持ちになれるのがいい。
別にスマホを家に置いていけばいいのだけどそれはしないくせに。
でもたまーに時間がたっぷりあって、妹夫婦がうちに来てくれて父さんのことを見てくれているような日はそんなこともする。スマホなしの散歩はかなりいい。
そんな散歩のような文章がかければいいなと思っていた。まさしく散歩のような文章。
それはテンポの上でも散歩のようであり、そして目的地もルートも定められていない散歩のようなふらふらとした文章。
目的地もルートもなんなら10mごとに標識をチェックしていくような文章が最近多すぎないですか??
もちろん勉強とかするときは僕も読むのはそんな文章がいいのだけど。
絵も散歩のような描き方はあるかもしれない。そんなふうに僕は下書きもしないで描き始める。
色を塗って、線を引いて、水をかけたり、ナイフで削ったり。
そんな風にしているうちにだんだんと景色が現れる。
そしてその時になって「あぁ、僕はここに来たかったんだ」って気づく。
あっ、ここがゴールだったんだって。
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