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鍋に合うワイン「定番&トレンド鍋6×ワイン3」ペアリング一挙紹介!

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
2022年も今晩わいんをよろしくお願いいたします!

年始の記事ということで、ご紹介するワインも干支ラベルのものを中心に選んでみましたが、すでにお正月も終わり・・・来年の参考にしていただけたら幸いです!(笑)

今回は寒い冬にぴったりの「鍋×ワイン」のペアリングをご紹介!

年末年始休暇中、お正月料理返上で鍋を作り、食べ続けた筆者が、定番から最近注目の変わり種鍋まで、いろいろワインに合わせてみました!

【定番】よせ鍋×【白甘口】子とらのセレナーデ

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鍋の定番、よせ鍋に合わせたのは岩手県エーデルワインさんの甘口白ワイン「子とらのセレナーデ」。

ドイツ原産のリースリングと日本の甲州三尺をかけ合わせてできたブドウ品種、リースリング・リオンは岩手県が国内生産量トップを占めています。

そんな岩手らしさを表した品種で造るワイン「月のセレナーデ」の限定干支ラベルが「子とらのセレナーデ」です。 中身は通常ラベル「月のセレナーデ」と同じものです。

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かわいらしい子とらさんを中心に、周囲にはお正月らしいイラストが満載。 みているだけでほっこりしますが、ワインも低アルコールで飲みやすい

よせ鍋の塩気のあるつゆに甘口ワインがいい塩梅です。

大勢で鍋パーティーをするときなど、お酒が苦手、ワインがあまり得意でないという人たちとも酌み交わせるほどのやさしい味わいが◎

【トレンド】3種の柑橘鍋×【白甘口】子とらのセレナーデ

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昨年塩レモン鍋がヒットしたカルディコーヒーファームさんが販売する「3種の柑橘鍋つゆ」。

筆者はこの手の変わり種鍋を食したことがなく、おそるおそるチャレンジしてみたのですが、アリです! おいしかったです!

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さわやかじょっぱい柑橘のつゆがさわやかな酸味のワインと合います!
具材の鶏団子のほくほくもっちりとした食感とのバランスも絶妙。

甘口ワインが苦手な筆者でも、さわやかなつゆで鍋料理もワインもすいすいいけました!

意外にも今回試したなかでベストペアリングでした!

ちなみにエーデルワインさんは毎年干支ラベルの販売をされているようですので、気になった方はぜひ来年度もチェックしてみてください。

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・希望小売価格:1,200円(税込 1,320円)
・生産国:日本
・生産年:―
・アルコール度数:9.5%
・ブドウ品種:リースリング・リオン100%

★ エーデルワイン楽天市場店 で取り扱い中!

★ 通常ラベル「 月のセレナーデ 」はこちら

【トレンド】トマト鍋×【赤ミディアムボディ】タイガー・レッド

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近年よく耳にするトマト鍋。 市販の鍋つゆもあったのですが、比較的甘いとの口コミを見て、ワインに合うように、カットトマトを使って作ってみることにしました!

筆者は普段からカットトマトを使って、ミネストローネやカポナータなどを作っているので、鍋にしても合わないわけがない! と、確信していました。

ポイントは大きめに切った豚バラ肉。 食べ応えがあって満足感もアップします!

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合わせるのは南アフリカのワイナリー、レオパーズ・リープの赤ワイン 輸入元のエノテカさんが連携し、2022年の干支に合わせて作った日本限定の虎ラベル「タイガー・レッド」

赤系果実のフレッシュな香りと味わい、黒コショウなどのスパイスも感じられるミディアムボディの赤ワインです。

トマト鍋の酸味とワインが持つ酸味が合わさって、全体的に調和のとれたペアリングになっています。

【定番】カレー鍋×【赤ミディアムボディ】タイガー・レッド

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「タイガー・レッド」に合わせるもうひとつの鍋は、上記でご紹介したよせ鍋つゆで作るカレー鍋です。

ミツカンさんのWebサイトに作り方が載っています。

ひとり暮らしやご夫婦おふたりのおうちなら、つゆの半量をよせ鍋に、残った半量でカレー鍋にと気分によってアレンジできるのもうれしいところ

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このよせ鍋つゆをベースにしたカレー鍋とのペアリングもさきほどベストマッチとご紹介した「3種の柑橘鍋×子とらのセレナーデ」と甲乙つけがたいほどいいです!

よせ鍋つゆをベースにしているので、和っぽい要素がありながらも、いわいるお蕎麦屋さんのカレーとは違い、和に傾きすぎているわけではなく、ちょうどいいスパイス感があり、ワインが持つスパイシーさとも調和します。

カレールーもスパイスを強調したものではなく、ほどよいスパイス感のあるものを選んだ方がいいでしょう

もうホントにおいしくて食が進みます。 この鍋を食べるためにわざわざもう一度「〆まで美味しい 寄せ鍋つゆ ストレート」をリピ買いしたいくらいですw

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・希望小売価格:1,800円(税込 1,980円)
・生産国:南アフリカ
・生産年:2020
・アルコール度数:13.5%
・ブドウ品種:シラーズ、サンソー、ピノタージュ

エノテカ楽天市場店 でも取り扱い中!(2022年2月28日までの期間限定)

【新定番】豆乳鍋×【白辛口】モンテス・アルファ・シャルドネ

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もうすっかり定着した豆乳鍋ですが、実は筆者は初挑戦・・・!

完全に食わず嫌いで、牛乳っぽいものを鍋に入れるなんて・・・! と避けていましたが、豆乳鍋は人気があるとのことで、ぜひ合うワインペアリングをご紹介したいと思い食べてみました。

パッケージは「濃厚豆乳鍋つゆ」でしたが、筆者の想像よりはまろやかで食べやすかったです!

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ペアリングしたのは、チリのボリューム感のある白ワイン「モンテス・アルファ・シャルドネ」

つゆの味がしみ込んでとろとろになった野菜のクリーミーさがワインと合うだけでなく、まろやかでほんのり甘みを感じるところも豆乳鍋との相性がよかったですよ。

具材のお肉は鶏肉を入れましたが、豚肉でもいいと思います!

【トレンド】海老のビスク鍋×【白辛口】モンテス・アルファ・シャルドネ

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最後に試したのは無●●品をはじめ、ネット通販でも話題の「ビスク鍋」

そもそも「ビスク」とはフランス生まれのスープで、煮込んだあとに生クリームで仕上げるのでかなり濃厚なもの。

今回は鍋つゆとして食べることを意識し、西友のみなさまのお墨付きシリーズから「海老のビスク」を選んでみました。

粉末タイプで、もともと脱脂粉乳が入っているので、別で牛乳を加える必要がなく、そのぶんサラッとしたつゆになっています。

1袋1人前×4回分が入っていて、少量食べたいとき、少ない材料で作れるのもいいところですね。

ドロッとしたのはちょっと・・・という方や、ビスク鍋の入門としておすすめです!

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鍋つゆから広がる海老の香りに、ワインの桃やバターの豊潤な香りが加わってリッチな気分にさせてくれるペアリングです。

パッケージに倣って海老と鶏肉を両方入れて食べると、樽熟成をかけた厚みのあるシャルドネのボディ感と合いますよ!

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・希望小売価格:2,200円(税込 2,420円)
・生産国:チリ
・生産年:2019
・アルコール度数:14.0%
・ブドウ品種:シャルドネ100%
フルボトル(750ml)の価格です。

※上記写真はハーフボトル(375ml)になり、以下はフルボトル(750ml)の購入リンクになります。

楽天市場 でも取り扱い中!

この冬はお好みの鍋とワインでほかほかに!

食べてみたい鍋、気になるペアリングはありましたか?

ここからは、今回のペアリングのおまけ情報です。
鍋の色とワインの色を合わせるといいとよく聞くので、人気のキムチ鍋を「タイガー・レッド」で試してみましたが・・・ワインの酸味やタンニンで刺激が強くなってしまい残念なペアリングになってしまいました。 NG例としておすすめしません(苦笑)。

また、どうしても甘口ワインが苦手な人は、よせ鍋と柑橘鍋にはドイツもしくはフランス・アルザス地方のリースリングがおすすめです。

ドイツのリースリングは辛口の造りでも口当たりがやわらかく、アルコール度数も比較的控えめなものが多いです(ドイツは甘口リースリングも多く販売されていますので、ご購入時はお間違いないよう)。

それではまた次回、ワインとともにお会いしましょう!

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