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港南アール法律事務所の法律コラムnote
2023年12月29日 14:28
はじめに相続の時に使途不明金問題が起きてしまった場合、遺産分割協議にも影響をすることをお話ししました。では、実際にそのような問題が起きないように、または起きてしまった場合にはどのように対処すればよいのでしょうか?今回は使途不明金問題が起きないように、また起きてしまってもトラブルが最小限になるような対策についてお話します。生前からできることまず、家族とは言え通帳を管理する以上、管理につい
2023年12月29日 14:20
はじめに前回に引き続き、相続の時の使途不明金問題についてお話しします。 被相続人が亡くなったあと、生前の預貯金の使途について、相続人間でトラブルが起きてしまったケースを想定します。遺産分割協議に入ることができない??この場合、BさんとCさんとの間で生前の預貯金の使途について争いが生じてしまうと、遺産分割協議に入ることができない場合があります。遺産分割協議においては、対象となる遺産の特
2023年12月29日 13:30
はじめに相続のご相談をいただく際に、「使途不明金問題」についてもご相談をいただくことが増えています。今回から相続時の使途不明金問題について取り上げていきます。「使途不明金問題」って何??まず、相続時の使途不明金については、法律上の用語ではないので、明確な定義はありません。一般的には、「被相続人の預貯金について、生前に行われた、理由が分からない引き出し・送金」を指すことが多いかと思われま
2023年12月23日 15:45
はじめに自筆証書遺言、公正証書遺言とお話をしてきましたが、今回はどの方法で遺言を作成すればよいのか、についてお話しします。相続トラブルの発生の可能性はあるのか結論から言えば、遺言を作成する時点で相続トラブルが発生する可能性が高そうであれば、公正証書遺言を作成することをお勧めします。相続トラブルが発生する可能性が高いケースはいろいろありますが、次のような場合は一般的にトラブルが起きる可能性
2023年12月23日 14:00
はじめに前回は自筆証書遺言についてお話しをしたので、今回は公正証書遺言についてお話しします。公正証書遺言のメリット、当事務所が公正証書遺言の作成をお勧めする理由についてもお伝えします。公正証書遺言のメリット・デメリット公正証書遺言は、簡単に言ってしまえば、公証人と証人2名の目の前で遺言の内容を伝え、公証人がそれを文書にしたものを遺言者・証人に読み聞かせ(または閲覧させ)、内容に間違いがな
2023年12月23日 13:41
はじめに相続問題の対策の上では、遺言作成は非常に有効な手段です。では、この遺言ですが、どのように作成すればよいのでしょうか??今回はこの遺言についてお話します。まず、遺言は要式行為とされており、法律に定められた形式に則って作成する必要があります。そのため録音や録画データ、パソコンのワープロソフトで作って打ち出したものなどは、遺言としては認められません(2023年12月現在)。ここで一
2023年12月21日 15:13
子どもがいない夫婦は相続問題が起きやすい??今回は相続問題が起きやすい「子どもがいない夫婦」の相続についてご紹介します。相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合この場合、B、C、Dさんがどこに住んでいるか分からず、その住所から調査する必要がある場合も多くあります。またBCDさんも高齢という場合も多く、もし認知症などで判断能力が失われているということになれば、遺産分割の話し合い自体ができないというケ
2023年12月21日 10:56
前回に引き続き、相続問題が起きやすい具体的な事例をケースをご紹介します。相続人の一人が、被相続人の介護の負担を引き受けていた場合この場合AさんがBさんに対して、法定相続分に基づく遺産分割を求めたところ、Bさんは自分達が介護をしてきたのに納得ができない!とAさんの申し出には応じられない、という主張がされることがあります。この場合、「寄与分」という制度を使い、法定相続分を修正することが考えられ
2023年12月21日 10:15
相続トラブルは他人事じゃない??ここ数年、相続について関心が高まっています。相続についてはトラブルが起きやすい場面も多いのですが、やはり相談に来られる方は「自分達がまきこまれるとは思わなかった」と言われる方も多くいらっしゃいます。そこで、今回から相続時に問題が起きやすいケースについて、最近ご相談が多い類型を何回かに分けてご紹介いたします。遺産の中で、「自宅不動産」の価値が占める割合が高い