個村長継

#寺田蘭世 さんの #HONEYROSIEHOUSE を応援しています https://twitter.com/KomuraNagatsugu

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マガジン

  • HONEY ROSIE HOUSE への道

    #寺田蘭世 さんが開いたセレクトショップ #HONEYROSIEHOUSE の話をします

  • 寺田蘭世さんについて考える

    #寺田蘭世 (てらだらんぜ)さんがいかに魅力的かを語る文章群です

最近の記事

HONEY ROSIE HOUSEがある日々

2024年8月10日、私は再び HONEY ROSIE HOUSEへと赴いた。 なんやかんやで去年の12月以来であり、久々のポップアップとなる。本当は関西圏でやりたかったようだが上手いこと都合がつかなかったそうな。今度もまた、渋谷代官山にある前回と同じ建物での開催となった。 私としては行きやすい。 まあまあ運にも恵まれチケットを数枚手にしたので、1年に1回の楽しみとばかり足を運ぶ。真夏も真夏なので当然熱いが、持病がバグを起こす確率がゼロに近いのでその意味では安心だ。前回

    • 寺田蘭世さんのお店=HONEY ROSIE HOUSE でおしゃれをしよう!〔後編〕

      前編はこちら 中編はこちら ここまで色々なアイテムを選んできたわけだが、お会計する前にしておかないといけないことがある。すなわち、これらがいくらになるのかの合算だ。 このたびの私はコスパでアイテムを選んではいない。それなら他の店に行く。かといって、何かしらの権威を求めてお高いものを買いにきたわけでもない。心にビビッときたら後はなんでもいいやぐらいのノリでやっている。しかし私の財布には予算という限界がちゃんとあり、そうなると1つ問題がある。 暗算が意外と……。 両手にア

      • 寺田蘭世さんのお店=HONEY ROSIE HOUSE でおしゃれをしよう!〔中編〕

        前編はこちら ふと考える。私が好きなゲームをやるとき、道すがら武器を集めて魔法を会得しクリアを目指す。そこには様々な装備の組み合わせがあり、上手く組み合わせれば1+1が3にも10にもなる。その点ではおしゃれと同じだ。 しかしゲームにはクリアがある。敵との戦いに勝利することで、その組み合わせが正解であることをゲーム側から認めてもらえる。早押しクイズのようにたった1つの正解ではないが、勝利という結果が後から正解を造り出す。 おしゃれは違う。 この世は正解のない世界だと寺田

        • 寺田蘭世さんのお店=HONEY ROSIE HOUSE でおしゃれをしよう!〔前編〕

          いてもたってもいられなくなり、熱量1つで文章を書ききってしまう時がある。寺田蘭世さんの活動を私の視点で捉えただけの主観的な来店記に過ぎないが、一編につき5000字ぐらいなので読んでいただけるとありがたい。 ―――――――――――――――――――――――――――― 今を去ること2年前の2021年12月。寺田蘭世さんが乃木坂46を卒業した。彼女のラストライブには、約8年半の寺田蘭世がこれでもかと凝縮されていた。 急に現れた真っ赤な "その女" が異様な流れを生み出し、満を持

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        • HONEY ROSIE HOUSE への道
          4本
        • 寺田蘭世さんについて考える
          13本

        記事

          なぜ、忘れられないんだろう?

          私は全力で語ってきた。この期に及んで恥ずかしがって、中途半端な言葉で日和るのが一番ダメだと考え、なりふり構わず、語って、語って、寺田蘭世さんを語り続けた。だが、"蘭世" を語り尽くす文章としてはまるで不完全だった。あのふにゃっとした笑顔の魅力を、私は言語化できていない 書き手である私の眼と頭が不完全であり、文章の質と量が不完全であり、記憶と記録が不完全であり、我々の眼に映る寺田蘭世そのものがきっと不完全だ。本人がどれだけ赤裸々に語ったとしても、知らんことなどいくらでもある。

          なぜ、忘れられないんだろう?

          なぜ、ボーダーも滑走路もいらないのか

          2019年1月11日に行われた、二十歳を祝う成人式。この日、寺田蘭世さんが絵馬に書き記した言葉こそ、 "世界平和" の四文字だった 世界平和。蘭世さんらしいと言えば極めて蘭世さんらしい気もするが、その一方「せ、世界平和!?」と度肝を抜かれた想いもある。そうすると、例によって例の如く、私の頭にはある一行が浮かんでいた なぜ、世界平和なんだろう? 世の中なんであれ、あまりに壮大すぎるとかえってピンと来なかったりもする。元より差別や戦争を好む人ではない。セラミュで共演した山内

          なぜ、ボーダーも滑走路もいらないのか

          なぜ、炎と嫉妬の戦士が誕生したのか

          前回は、寺田蘭世さんが最も好きなことの話をした。その女が何を好きかを知れれば、様々なことがわかるからだ。しかし今回は全くの逆。寺田蘭世さんが大の苦手としていた、そんな世界に "挑戦" したときの話をしようと思う なぜか 寺田蘭世さんは「何歳になっても自分を持ってイケてると思う事をやって生きていきたい」と言っていた。「勝手にらんぜはこういう子だと思うからこういう事したほうが良いとか勝手に決められたくない」とも言っていた。自分で自分を拓いていく人だった。だからこそ、世の中の先

          なぜ、炎と嫉妬の戦士が誕生したのか

          なぜ、言葉なんか何もいらないのか

          そして寺田蘭世さんは2020年9月23日、数年越しの念願を叶える形でInstagramを開設した。それは乃木坂46云々というよりも、寺田蘭世さんがおしゃれに生きる為のアカウントだった。ただ1人の人間として、幼少の頃から育んできたおしゃれな在り方を、忌憚なく出し切るための時間と空間だった 最初に断っておくと、私におしゃれを論ずる能力など微塵もない。無論、前回までのテーマとて、どれだけちゃんと語れたかは怪しいものだが、今回はそもそも荷が重すぎる。例えば、寺田蘭世さんは時折、おし

          なぜ、言葉なんか何もいらないのか

          なぜ、その女(ひと)はその女(ひと)なのか

          寺田蘭世さんのセンター曲にその女という曲がある。ちょっと変な女性を歌った曲だ。一風変わった独特なテンポの曲で、最初はある種攻撃的で格好いいパフォーマンスを見せていた。しかしそれが時を経て、なぜか曲中にハンドアートを行う何かになり、最終的には、ライブ中に突然その女が召喚されて愉快に無双する曲になった。私はそんなその女をいつしか好きになっていた たぶんきっと、寺田蘭世さんが真ん中にいたからだと思う 寺田蘭世さんもまた "ちょっと変な大人の女性" だ。常識はある。良識もある。い

          なぜ、その女(ひと)はその女(ひと)なのか

          なぜ、1+1は2ではいけないのか

          かの有名な通称 "炎のスピーチ" だ 寺田蘭世さんの逸話の中ではたぶん1番有名なものであり、アイドル寺田蘭世の熱さを象徴する一幕とも言われるが……、実はここに1つ疑問点がある なんでこんなこと言ったんだろ、この人 おまえ何年ファンやってんだよって言われそうだが、実はまあまあ長い間これが引っかかっていた。このスピーチにはイマイチ "フリ" がない。ニュアンスとしてはなんとなくわかるのだが、それ以上のことがわからない。よくよく考えると、なんで急に蘭世さんがこんなこと言ったの

          なぜ、1+1は2ではいけないのか

          なぜ、嘘っぽい言葉はいらないのか

          アイドルという職業は誤解が付き物だ。元々が虚実ないまぜの世界なので、ありのままを伝えるのは難しい。なんなら自分から嘘を付くことだってある。逆に、正直に語ったとしても額面通りに想いが伝わるとは限らない。それどころか、元々どういう人間なのかをうっすらわかってもらうことすら容易じゃない なぜか もとを正すと、グループアイドルというのは単純に人が多い。その結果、一層目の情報しか知らないファンがどうしたって多くなる。40人以上のアイドルの活動をホントに全部スミからスミまで把握してる

          なぜ、嘘っぽい言葉はいらないのか

          なぜ、ひょろひょろくんこそが相方なのか

          アイドルの活動を追っかけていると、いわゆるマスコット性を帯びるに至った何らかの何かを目の当たりにすることがある 生きてるものから空想上のものまでそのバリエーションは様々で、例えば、大園桃子さんのぬいぐるみ "ガル助"、北野日奈子さんの愛犬 "チップ"。与田祐希さんのリアルヤギ "ゴンゾウ"、そしてかの有名な、西野七瀬さん謹製 "どいやさん"。あるいは日向坂46の "ポカ" のように、グループ単位のマスコットも存在する そのアイドルの活動の中にちょくちょく登場して皆にしあわ

          なぜ、ひょろひょろくんこそが相方なのか

          なぜ、ブランコは前へ前へと歩き続けるのか

          前回は、寺田蘭世さんの特徴についてあれこれ考えてみた。それを踏まえて今回は、その特徴を生み出す大元が何なのかについてあれこれ考えていく 前回、考えるきっかけをくれたのが、熱い気持ちでぶつかるのとは対極の意味合いでの "引きの冷たさ" だ。なので今回はまず、寺田蘭世さんの冷たさ、難しさ、冷静、疑問……といった諸々の特徴がどこから来ているのかを考えてみる 考える…… 考える…… よし、考えた! 仮説①:寺田蘭世は自分を信用しきれていない 寺田蘭世=信念の人という前回の

          なぜ、ブランコは前へ前へと歩き続けるのか

          なぜ、ブランコはしっかりと揺れ動くのか

          寺田蘭世(てらだらんぜ)と言えば 前回や前々回とは少し角度を変えて、今回は蘭世さんが、他のメンバーからどのように認識されていのるかをきっかけにして、寺田蘭世という人間を考えていく。一通り記録をひっくり返したその結果は、中々に上々な代物だった 尋常一様ではない。正義やら信念やら、アイドル界ではまあまあレアそうな言葉がドンドン出てくる。強そうで。硬そうで。それ以外にも、 ちょい昔の曖昧な出典で申し訳ないが、鈴木絢音さんは寺田蘭世さんのことをこのように評していた。そう答える理

          なぜ、ブランコはしっかりと揺れ動くのか

          なぜ、蘭世の左胸には勇気があるのか

          うわ、しょぼ! 寺田蘭世しょぼ! 寺田蘭世さんに対する私の第一印象は決して良きものではなかった 当時、私は乃木坂46をきっかけとしてアイドルなるものを学んでいた。そしてあの時、私の目を最初に惹いたのは生田絵梨花さんだった 私は今でも、生田絵梨花さんのことを心から尊敬している。平成後期のあの頃、これほどまでに高まったアイドルがいるとは夢にも思っていなかった。経歴、能力、人格、成果……あらゆる点で目を惹くその存在感には圧倒されるものがあり、乃木坂46を乃木坂46にしたのはこ

          なぜ、蘭世の左胸には勇気があるのか

          なぜ、寺田蘭世を不完全に語り尽くすのか

          寺田蘭世(てらだらんぜ)という人について、私の心に響いた話を書きたい 寺田蘭世さんは先日卒業を発表したアイドルである。乃木坂46というグループの中で様々な活動を行っていたが、その途上で1つ、2015年11月6日から2020年11月15日までのべ5年間に渡って『らんぜのNEWSがとまらんぜ』というコラムを日刊スポーツのWebサイトに掲載していた。その中にこんなコラムがある 前半は小学生の頃、学校に行くのが憂鬱だったエピソードだ。少し補足すると、子供の頃の寺田蘭世さんは現在よ

          なぜ、寺田蘭世を不完全に語り尽くすのか