「新卒カードを捨てる」裏側。なぜ私は地方で働いているのか
「新卒カード」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?マイナビさんの説明をお借りすると以下の通り。
つまり、多くの企業が新卒一括採用を行う日本で、大学を卒業する「新卒」のタイミングは就職において「最強」という言説です。
こんな言説が飛び交う中、大学卒業と同時に「地方移住&起業」の形を選んだ私は「新卒カード」を捨てた一人です。
今日はそんなお話をしてみます◎
30秒でわかる私のこと
さらに詳しい私のあれこれは
こちらの記事でわかりやすくまとめてもらっています⏬
「新卒カード」を捨てて働けるのか?
まずこんな疑問を抱いている方がいるのなら、答えは「はい、働けます」です。なので安心して読んでください。(笑)
新卒移住&起業へつながる大学最後の2年間に、びっくりする出来事がたくさんありました。ざっとこんな感じです。
大学最後の5つのターニングポイント
「新卒カード」を捨てるに至った経験のお話を少し。
5つって多いな…と、我ながら思いますので簡単に記します。
①インドでミュージカルづくり
2020年の春、インドへ。1ヶ月ほど滞在し、ミュージカルビデオを撮ってくる、という本当に些細なことでしたが、この活動を通して出会った人たちが私の人生に多大なる影響を与えたため特筆しています。「大学を出て、企業で働く」ことだけがオトナの生き方ではないんだと、今思えば当たり前のことを強く実感したのはこの時知り合った「不思議な」生き方をするみんなのおかげです。加えて、インドのカースト制度を目の当たりにしたのも印象的でした。
②コロナで海外留学中止
私は大学時代、留学のチャンスを3度逃しています。そんな人いますか?(笑)原因は留学先の治安の問題や学力レベルなど色々でしたが、最後はコロナの流行が理由。3回目に留学が無くなる知らせがきた時は、「ふむ、私は留学に向いていないんだな」と妙に納得したのを覚えています。(でももちろん悔しい)
③ホームレス旅人に
その後、暮らしていた家を手放し、旅に出た理由はたくさんあるのですが、その中の1つは「コロナを言い訳に何もしない人になりそうで怖かった」こと。「留学に代わるような経験を、自力で積もう」と決め、海外生活で果たしたかったことの一つである「いろんな場所で暮らし、多様な人と出会う体験」を「旅」を通して達成しようとしたのでした。
④内定取り消し
そして大学4年生の12月に、就職予定だったベンチャー企業の内定が企業都合で無くなりました。その会社を選んだのも私なので、「まあなんと見る目がなかったんだろう」と思います。
教訓:「新卒カード」を使ったとて、内定はなくなる場合があります。
⑤岩手県大船渡市へ漂着
大学卒業後の進路が無くなった私は「わ〜〜自由だ!♪」と思って起業を計画したり、一方で「何もできることが無い人間だ…」と泣きながら就職先を探してみたりと、感情の浮き沈みを繰り返していました。近い将来も全く想像できないというのは、とてもストレスだったのだと思います。
カースト制度、感染症の拡大、内定取り消し…、一人の力だけじゃどうしようもない様々なものと対峙しながら、自分の無力感とも向き合う2年間でした。そんな中、将来を考え、路頭に迷う当時の私が辿り着いたのが、岩手県の大船渡市でした。3日間「ホタテ養殖のお手伝いをしよう」と訪れたまま、気がついたら移住。現在、移住2年目となりました◎
『地方移住&起業』のリアルな声をお伝えします
まだまだお話したいことはたくさん…!
もっと知りたい!と思ってくださった方(好きです)は、ぜひこちらのイベントでお会いできますと幸いです!⏬
新卒でキャリアを考えている人はもちろんのこと、皆さんに楽しんでもらえるように準備中です🎶
「移住」と言われるとハードル高いのは非常に共感します。(でも全く問題なし!)ちょっとでも本イベントにご興味ありましたら、お気軽にご参加ください。
美味しい東北のご飯も待っていますよ〜〜!
皆さんのお越しをお待ちしております◎
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最後までお読みいただきありがとうございます!
うすやまこむぎ🌾【大船渡市地域おこし協力隊】
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