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記憶の図書館

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読んだ本の記録。
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#エッセイ

これぞ星野源の”初期衝動”

これぞ星野源の”初期衝動”

清々しい程の生々しさを感じるエッセイだった。

星野源の初エッセイ集『そして生活はつづく』。

2作目のエッセイ集『働く男』は以前読んでいて、その時には好きな言葉、覚えておきたい言葉が山のようにあったんですよね。

たとえば、、

才能があるからやるのではなく、
才能がないからやる、という選択肢があってもいいじゃないか。
そう思います。
いつか、才能のないものが、面白いものを創り出せたら、
そうな

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わたしは、おめかし上手を目指したい

わたしは、おめかし上手を目指したい

川上未映子さんが朝日新聞で6年間連載したエッセイ
『おめかしの引力』に惹きつけられてしまった。

図書館でタイトルに惹かれて手に取ったら装丁も素敵!
裏表紙も格好良いんですよね。

装丁は誰だろうと思ったら納得の吉田ユニさん。

星野源のアートワークも多く手掛けていますね。
『YELLOW DANCER』も最新の『POP VIRUS』も。

わたしはnoteを書くときに思いついたことをそのままキー

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湯気までがご馳走だった

湯気までがご馳走だった

ここ最近は少しずつ読書欲を取り戻し始めました。

一冊読むとすいすい次の本に手が伸びていくんだけど、読まない時間が続くと本を手に取る習慣自体がなくなる、というのを何度も何度も繰り返しています。
この現象に名前はあるのでしょうか。

図書館に行ってたくさんの本に囲まれて「あ、これ読みたいと思ってた」「好きな作家さんの見たことない新刊があるぞ」「変なタイトル〜!」なんて思いながら借りる本を選ぶのは至福

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