見出し画像

東京三大たい焼きを巡らイド

本記事は東京の三大たい焼き屋を巡るサイクリングをした備忘録である。
前回、悪友と秩父に行ってから暫くロードバイクに乗っていなかったが、前日に洗車とディスクブレーキの調整をしたのでテストも兼ねて自宅から都心方面へ東京三大たい焼き屋を巡るライドを敢行した。余り好んで都心を走るサイクリストはいないが個人的には生き物のように日々変化する東京の街並みを自転車のサドルから見るのは普段電車の中でスマホとにらめっこしている現代人こむらさきにとっては非日常感もあって好きだ、路駐の多さを除けば。

出発

九時半頃に多摩地域にある自宅を出発。青梅街道を使って都心方面へと進んで行く。出勤、登校ラッシュが終わった頃合いであった為、車通りは少ないものの車庫帰りの路線バスで反対車線は混んでいた。街道沿いのコンビニでドリンクを補給して、ただ無心にペダルを80ケーデンス程度で回せばいつの間にか新宿の超高層ビル群が見え、都心に来た実感が湧いてくる。新宿の大ガードを潜り、何時もより静かな歌舞伎町を抜け、四谷方面へ。入り組んだ路地に苦戦しながら何とか最初の目的地に到着。

一軒目:四谷-わかば-

画像1

四谷の路地にある都民なら知らない人はいない程の超有名店。後述する二店と異なり、住宅街近くにある為か地元の方らしき方々が慣れたように店頭前にある持ち帰り用のあんこをレジに持っていく。この日は金曜だったこともあり、来店していた客の殆どが箱単位で注文していたので30分ほど列に並んでいただろうか?職人が一個ずつ焼いていく「天然もの」のたい焼きをテキパキと作る様子を眺めていたらいつの間にか自分の番に。

画像4

たい焼きは薄皮の生地に頭から尻尾まであんこがぎっしりでボリューミーだ。塩味が利いた、つぶ餡が生地の優しい甘さとマッチする。これはあんこだけでも飛ぶように売れるわけだ。大変美味しく頂いたら、次なる目的地に向け外苑通りで赤坂方面に進む。

二軒目:麻布十番-浪花家総本店-

画像2

都民はおろか全国的に有名なたい焼き屋。およげ!たいやきくんのモデルになったと言われているお店として読者の皆様よく存じ上げられていることで候。今日見るたい焼きの原型を作ったところとも噂される。休日とでもなると受け取るまでに一時間以上はざらにある超有名店であるがタイミングが良かったのかお店についた途端、二尾目のたい焼きを得ることができた。

画像5

こむらさきの中でたい焼きと言えばここのものと言う程、好きなたい焼きだ。パリパリの薄皮にとろりとした仄かな甘さのあんことの絶妙なバランス。いつ来ても最高なお味のたい焼きだ。こちらも大変美味しく戴き、東京タワーを横切り、日本橋方面へと進む。

三軒目:人形町-柳屋-

画像3

人形町にあるこちらも超有名店。人形町といえば人形焼きのイメージが強いが地元は勿論のこと、オフィス街の戦士からもお土産とて人気の逸品。

画像6

パリッとした食感としっとりが共存した薄皮は正に職人芸。毎朝手作りされるあんこも実に美味である。これは何個でも頬張ってしまいそうだ。大変美味しく頂いたら、帰路につく。本来なら途中でお店に寄りお昼を頂きたかったところであるが、速い同業者の方について行こうとしたため気づけば自宅付近に。新大久保にでもよってネパール料理に舌鼓を打ちたかったところではあったがそちらは次回の楽しみにしよう。

画像7

(ネパールの定食、ダルバート)

まとめに変えて振り返り

本記事では東京三大たい焼き屋を巡るライドを紹介した。今度は三大どら焼きを巡ってみようではないかと思っている。読書の皆様殆どが都心に向かわれる際や都心内で移動する際は電車を用いることであろう。次回、訪れる際は是非とも自転車で向かわれては如何であろうか。サドルの上から見る東京は不思議なものだし、何か新しく発見があるかもしれない。

皆様に良きロードバイクライフがあらんことを


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?