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化粧方法の決定版!『容顔美艶考』解読

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江戸時代の女性の化粧方法を細かく指南した、女性必見メイク本。オネエかもしれない(?)著者の毒舌ぶりが冴えわたる、一味違った古文書の世界を堪能できます。
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2022年7月の記事一覧

女性必見!江戸時代の色黒・色白の人の化粧法。『容顔美艶考』解読⑨

今回は顔色編です。項目ごとの説明が長めのため、色黒と色白の2パターン限定のご紹介となりま…

女性必見!江戸時代の化粧法~くちびるの厚い人の化粧など。『容顔美艶考』解読⑧

今回から下巻に入ります。まずは顔のパーツに特徴のある方の化粧方法をご紹介します。 ですが…

女性必見!江戸時代の妾と子どもの化粧法。『容顔美艶考』解読⑦

世代別・立場別化粧シリーズの最終回です。最後はお妾さんと子どもたち(⁉)プラス尼様の化粧…

女性必見!江戸時代の女中の化粧法。『容顔美艶考』解読⑥

世代別・立場別化粧シリーズ。今回は下働きの女性にスポットを当てた指南となります。 腰元衆…

女性必見!江戸時代の女性の世代別化粧法~ミセス編。『容顔美艶考』解読⑤

世代別・立場別化粧バージョンの2回目。前回からもうちょっと年齢が上がり、今回はミセス編で…

女性必見!江戸時代の女性の世代別化粧法~若い女性編。『容顔美艶考』解読④

この古文書には、世代別や立場によって異なる化粧の仕方についても、いろいろ書かれています。…

女性必見!江戸時代の女性のおでかけ用メイクとは?~人込み編~『容顔美艶考』解読③

前回は、優雅な行楽に参加する際のメイク方法でしたが、今回は人が大勢集まる場所でのメイクの仕方をご紹介します。 顔見世や踊りに行くときの化粧法芝居の顔見世や踊りなどには大勢の人が 訪れますので、火に照れされて見られます。 首筋にはひときわ厚めに力いっぱい 白く塗り、口紅も濃いめがよいでしょう。 けれども、前にも申しました通り、 黄金色になれば見苦しいですし、 特に夜が明けてからは さらにみっともなく見えます。 もしそうなった場合は、 ほっかむりか頭巾をかぶって お帰りに

女性必見!江戸時代の女性のおでかけ用メイクとは?~行楽編~『容顔美艶考』解読②

前回は季節ごとの化粧方法でしたが、今回はおでかけ用で、特に行楽を中心とした雅な催しものに…

女性必見!江戸時代の女性の季節の化粧方法とは?『容顔美艶考』解読①

江戸時代の女性はどのような化粧をしていたのか?その単純な疑問に答えるこの古文書は、実に詳…