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経営者的な人とデザイナー的な人の間には暗くて深い溝があるので、その橋渡し的な人を見つけるといいよ。という話

経営者的な人とデザイナー的な人の間には暗くて深い溝があるので、その橋渡し的な人を見つけるといいよ。
という話。

最近、続いてるのがこのパターン。
経営者がアイデアマン、バイタリティー抜群、あれこれも1人でできてしまうので
「これしかできない。」という従業員が、もどかしくて
イライライライラ…。

「ああ!自分の頭の中をまずは形にしてほしい!」
「そしたら、周りもすこしわかってくれるだろう??」

ってなわけで
HPのデザインやら
パンフレットのデザインやら
ブランディングの人やら
パワポデザインの人やらに

「なんか、うまいこと作って!」

と、1、2回喋べるだけで、できあがってくるだろう
と思い込んでいるパターン。

これね。たいてい、デザイナーさんたちが
出してくる初稿見て
「全然、違う。こんな浅いもんじゃない!足りない!」
「ああ!このデザイナーは、センスない!もっといいやついないのか?他探してこい!他!!」

となります。

でもねー。これデザイナーさん悪くないんです。
だって、経営者さんの喋った1、2回で分かるようなことじゃないんです。
ご自身では、気づいてないかもしれないけど
まずあなたの生きている、見ている前提が他人とは全く違う。
だからこそ、”経営者”なんて常人からしてみれば、狂気の沙汰みたいなことやっているわけだし。

その上で、”まだ誰も見たことない事”を思い描いているから
そのアイデアなわけで
1、2回喋ったくらいで受け取ってくれる人なんて
この世に存在しないのです。

デザインのセンスの問題じゃない。
あなたしか見えていない世界を、まだ誰も言語化できていないことが最大のズレ要因。

これ、僕も創業以来ずっと感じているジレンマです。
今は1年間かけて、忙しいアポの合間合間に
「昼間ならたいてい電話をとれて、ログを残せる優秀な主婦」を味方につけて、Excelシート20枚分くらいの、濃いエッセンスの共有をし続けました。

そうすると、僕→橋渡しアシスタント に喋る。
要点がまとめられた テキストメモが完成する。

そのテキストメモをデザイナー的人に見せる。
「要点がまとまっていて、めちゃくちゃデザインしやすい」
となり、スピードと質ともに格段にあがりましたよ。

これまで、伝言ゲームで間に人をはさむと
精度が下がる。というのが常識でしたが完全に覆りました。
#みんなもやってみて

おそらく経営者的人材と、デザイナー的人材の脳みその
使い方がちょうど相性悪くて、
直接繋げない方がいいんじゃないか説に辿りつきました(笑)

ああ、そこの
自宅サロン開いたばかりのあなた。
「うふ♡この間交流会で知り合った、フリーになったばかりのデザイナーって言ってた〇〇ちゃんに、私のチラシおねがいしちゃお♡」

それそれ。それやで。お金も友達も失くすから気をつけなはれや。

経営者的な我々は自分の頭が宇宙語であることを謙虚に受けとめて、
見える化してくれるスーパーマンを”採用”できるなんて思わない方がよろしいかと。

基礎言語や価値観が合うアシスタントと
3ケ月~6ヶ月かけて、ようやくできるかどうか?
何でも近道なんてないんじゃないかな。
自分の変態性。受け入れましょ🤣

#それ採用の仕事じゃないよと思うことが増えている採用コンサルタントより

#僕も君も普通じゃない

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