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茶室

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古民家再生のお客様にお茶を点てて頂いた経験からお茶を習い始め、お茶室を創るようになりました。お稽古のことやお茶室のことを綴っています。
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#露地

塵穴

塵穴

塵穴(ちりあな)とは露地の腰掛待合や茶席の躙口(にじりぐち)の近くに設ける四角形または円形の穴で覗き石(のぞきいし)と呼ばれる自然石を備えます。

一般に外露地には四角形、内露地には丸形の塵穴を配置することが多く、塵穴の意味は客を迎える際に露地を清掃し、落葉や枯枝を入れるための穴だが、実際に落ち葉は入れず枝のついた青葉を入れ、青竹の塵箸(ちりばし)をたてかけておく。

お茶をされていない方から見る

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清流無間断

清流無間断

今日の午前中はお茶のお稽古でした…新居浜から来られている皆さんとお稽古しました。皆さんのお点前を拝見し、奥が深いなと感心しきり…

上達までの道のりは長いですね…

お菓子はホタル袋、こういうお花が本当にあるんです。

お茶を習いはじめたきっかけは古民家に伺った際にお茶を点てて頂き、作法を知ってないと失礼に当たるかなと思ったのがきっかけ、最初は飲めるようになったらいいかなと漠然と思っていましたが、

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先行してアカマツを植えました。

先行してアカマツを植えました。

茶室の新築工事現場、小間の土壁仕上げもほぼ終わりになってきたので暑くなる前に背の高い赤松の木だけを庭師さんに植えて頂きました。露地は小間ができたら造っていき11月の炉開きに間に合うようにしたいと思います。

軽そうに見えてこの木の重量は約160kg…ユニックで台車に乗せて、仮設通路を4人で押して裏に運んでいきます。

あらかじめ決めていた場所を掘って木の方向を見ながら仮設置しました。