型紙ニット komi

ついうっかりnoteのアカウントを作ってしまったので、編み物の覚え書きを書くことにしま…

型紙ニット komi

ついうっかりnoteのアカウントを作ってしまったので、編み物の覚え書きを書くことにしました🧶 *編物製図専科(日本手芸普及協会) *手編み凖師範(日本手芸普及協会) *毛糸編物技能検定1級(日本編物検定協会)

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最近の記事

アフガン編みのスカート続き

『毛糸だま』最新号掲載のアフガン編みのスカート。 タイトスカートにアレンジする製図ができたので、早速割り出しをして編み始めました。 『毛糸だま』編集部がある出版社で開催されたオフ会〈だまオフ〉の会場。 掲載された実物も見てきました。 今日のアフガン編みのスカートは、 最初の増し目をしました。 もう少しでヒップラインに到達します。

    • アフガン編みのスカートに挑戦

      先日試し編みをしてみたアフガン編みのスカート。 必要な糸の量やゲージを取るためにスワッチを編んでみました。 雰囲気はいい感じです。 『毛糸だま』に掲載されているのはこんなデザイン。 ミディ丈のフレアースカートです。 模様はとても気に入ったのですが、このデザインはさすがにオバチャン向きではないので、シンプルなタイトスカートにアレンジしようと思います。 製図から、必要な糸の量を計算してみました。 どちらも1玉ずつ買い足せば編めそうです。 早速割り出しを始めます!

      • 夏用のプル完成!

        sawada ittoさんのもったいない糸で編んでいた夏用のプルオーバーが完成しました。 ちょっと長めの半袖になりました。 この糸を買ったのは一昨年で、その時はノースリーブのサマーセーターを編みました。 500gくらいある大きなコーン巻きでしたが、とても好きな色だったので、今回ほとんど全部使いきれてとても満足です。 サラリとした肌触りなので、これから大活躍してくれそうです。 ひとつ作品が出来上がったので、次は久しぶりにアフガン編みをやってみようと思います。 『毛糸

        • 夏用のプル、続きの続き

          今週はアフガン編みやかぎ針編みを集中的にやっていたので、夏用のプルの進捗はほんのちょっとです。 片方の袖を編みはじめたところです。 なので、先日作ったおやつの写真をご覧ください。 私はTBSラジオの〈生活は踊る〉という番組のヘビーリスナーなのですが、その番組の中で紹介されていた作り方です。 材料は 白玉粉 100g 絹ごし豆腐 150g 以上! 白玉粉を絹ごし豆腐の水分だけで練って、白玉団子を作ります。 ラジオで聴いただけでは半信半疑だったのですか、実際にやってみ

        アフガン編みのスカート続き

        マガジン

        • 手編み靴下
          10本
        • ウェア2024
          3本
        • 某社の既製品を紐解く
          4本
        • ウェア2023
          10本
        • まきもの
          5本

        記事

          夏用のプル、続き

          sawada ittoさんのもったいない糸で編んでいる夏用のプルオーバー、前身頃が編めました。 衿ぐりの段数の割り出しをちょっと計算ミスしていて、減目の位置と交差の位置が重なってしまい模様が綺麗に収まらなくなって慌てましたが、なんとか修正して予定より広めの衿ぐりになったけど、まあ許容範囲です。 結果オーライ! 来週は袖を編みます。

          夏用のプル、続き

          夏用ウェア

          5月5日 こどもの日 最高気温30℃、すっかり初夏です。 夏用のプルオーバーを編んでいます。 糸は大阪のsawada ittoさんの〈もったいない糸〉で、一昨年ベストを編んだ残り。 〈もったいない糸〉とは、シーズンに役目を終えたアウトレットの糸です。 セールで大きなコーンを買ったので、まだ半袖を編めるくらい残っていたのです。 上段右端のチェーン模様にしました。 前回すごく迷ったけど採用しなかった模様です。 この糸は裏編みも好きなので、それを活かせる模様にしました。

          やってみた!

          昨年私が買って良かったものNo.1だった『パティさんの編み物知恵袋』を、少しずつ読み進めています。 ウェアとか靴下とか編みたいものが一段落したので、この本でやってみたかったことを実際に試してみました。 まずは〈ワンムーブSSK〉 ワンムーブとは“ひとつの動作で編める”という意味。 SSKはslip slip knitの略で、日本式でいうところの右上2目一度のことです。 パティさんはこの〈ワンムーブSSK〉を「私の大好物」と言っています。 そんなに⁉︎と思ったのですが、

          糸を染める

          去年自分で糸を染めて〈レモンの気持ち〉というオリジナル靴下を編んだのですが、 そのときにもう一色買っておいた染料がありました。 こちら↓ もう一足靴下を編んでみようと思っていたのです。 糸は染色用として販売されていたソックヤーン。 7号針で、2本どりのメリヤス編みにしました。 靴下を編む予定なのになぜ平面に編んだかというと、ダブルソックブランクという方法で編んでみようと思ったからです。 ダブルソックブランクとは、まず糸を2本どりで編んでから染料で染め、次にそれを解

          春待ち靴下②

          『毛糸だま』2024春号から編んでいた西村知子先生の〈春待ち靴下〉完成しました。 可愛いけど甘すぎない模様がとても好みです。 この模様は交差が多くて、マチもないデザインなので、私のような厚みの無い足の人に向いているかも。 編むのが楽しくてサクサク編んでいたら、かかとの途中経過写真を撮り忘れました😅 水通しして、ソックブロッカーでブロッキング。 履き口の縁編みはゴム編みではなかったので、編みながら止める伸縮性のある止め方にしました。 ディクリース・バインド・オフとい

          春待ち靴下①

          靴下を編み始めました。 『毛糸だま』春号(最新号です)掲載、西村知子先生の春待ち靴下。 オリジナルはカフダウン(履き口から編む)ですが、それだと最後につま先を裏メリヤスはぎにしなければならなくて、私はそれがとても苦手です。 なので、トゥアップ(つま先から編む)に変更。 この模様は上下がほとんどないので、オリジナルに似た感じに仕上がるはずです。 使っている糸はこちら↓ keitoさんのオリジナル糸〈うるり〉の山吹 『毛糸だま』掲載の指定糸ではないので、一応試し編み。

          某社の既製品を紐解く④

          お気に入りの既製品セーターを再現しています。 今回が最終回です。 まずは前回からの続き、袖を仕上げます。 対の物、袖やカーディガンの前身頃、手袋や靴下などはできるだけ同じ大きさにしたいので、少しずつ交互に編み進めます。 時間がかかるような気がするけかもしれませんが、実際にかかる時間は一枚ずつ仕上げても交互編みしても合計時間は変わらないはずです。 左右を同時進行することで前身頃を右だけ2枚編んでしまうというミスを防ぐこともできます。 「右だけ2枚なんてあるかいっ!!」

          某社の既製品を紐解く④

          某社の既製品を紐解く③

          某社の既製品を再現しようとしています。 前回はパターンを起こして編み図にするところまでを書きましたので、今回は実際に編んでいきます。 編み地はすべてメリヤス編みですが、前身頃の衿ぐりにちょっとデザインがあります。 一般的には編み地の端で減目をするのですが、このセーターは端から3〜4目入ったところで〈2目一度〉で減目をしています。 この減目は1目ずつしか減らせないので、どうやればこのカーブが出せるか自分のゲージで試してみなければわかりません。 実物大のゲージ方眼を作れ

          某社の既製品を紐解く③

          某社の既製品を紐解く②

          お気に入りの既製品セーターを再現しています。 今回は、再現するためにどのようにパターンを起こしたかというお話です。 前回はセーターの各パーツを採寸して大まかな図にしました。 これを元に、自分サイズの原型に合わせて編み図の元を作ります。 こういうセーターを編む場合、前後の身頃を別々に製図するのが一般的ですが、 (こんなふうに↓) 今回のデザインは身頃のアームホールの部分に少し斜線があって、前後を別々に製図すると斜線の角度が変わって編み方が複雑になってしまうので、シンプ

          某社の既製品を紐解く②

          某社の既製品を紐解く①

          新しくセーターを編みはじめました。 長年着てヨレヨレになってしまったお気に入りのセーターを、手編みで再現してみることにしたのです。 元にするのはこれ↓ 多分6〜7年着たのでちょっと伸びてしまっています。 新製品や現行品は公開で紐解いたらまずいかもですが、製造が終了してこれだけ時間が経っていれば大丈夫でしょう。 今も販売していればもう一度購入したいくらいです。 このセーターが発売された頃、海外のニッターさんたちにこういうTシャツ型のセーターがとても流行っていて、日本の

          某社の既製品を紐解く①

          手編み靴下備忘録

          今回は、今まで編んできた靴下の備忘録です。 このnoteを始める前から編み物の記録をブログに書いていたのですが、最近広告の頻度が増えてきて、ブログの内容がとても読みづらくなりました。 広告のおかげで無料で利用できているのだから仕方がないかなと思っていましたが、あまりにも多すぎる回数と汚い画像にとうとう耐えられなくなって、今月でブログを卒業することにしました。 そこで、自分でも時々読み返す靴下の投稿をこちらにまとめておくことにしました。 “あの糸なんだったかな” “あの編

          手編み靴下備忘録

          交差模様のセーター〈連綿〉

          先月から編んでいた交差模様のセーター、完成しました。 名前は〈連綿〉にしました。 交わり重なり、途切れてもまた繰り返し連なる模様。 3年くらい前にこの模様のスワッチを編んで壁に貼っていましたが、相性の良い糸がなかなか無くて、今年やっとこの糸に出会えました。 ごしょう産業さんのLa Provenceというアルパカ100%の糸で、335g使いました。 タートルネックは一度編んだバランスがどうも気に入らなくて編み直しました。 まあまあの出来かな。 次にタートルネックを編

          交差模様のセーター〈連綿〉