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某社の既製品を紐解く④

お気に入りの既製品セーターを再現しています。

今回が最終回です。

まずは前回からの続き、袖を仕上げます。

左右の袖

対の物、袖やカーディガンの前身頃、手袋や靴下などはできるだけ同じ大きさにしたいので、少しずつ交互に編み進めます。

時間がかかるような気がするけかもしれませんが、実際にかかる時間は一枚ずつ仕上げても交互編みしても合計時間は変わらないはずです。

左右を同時進行することで前身頃を右だけ2枚編んでしまうというミスを防ぐこともできます。
「右だけ2枚なんてあるかいっ!!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はやりました。
初心者の頃、模様編みに気を取られすぎて。
これは泣きます‼︎

以来交互編みは必須になりました。

ブロッキングした袖と、袖山の編み図です。
大きさぴったりでした。

前後の身頃を肩でかぶせはぎして、袖を目と段のはぎで合体しました。

裏から見たところ

今回の糸は、ネップが引っかかるのでとじはぎには使えません。
在庫の糸から似たような太さと色のストレートな糸を選んで使いました。

ゴム編み止めもネップヤーンでは厳しいので、伏せ止めにしました。

表目は表編み、
裏目は裏編みで編みながら伏せ止め


完成したのがこちら↓

どうでしょうか。
名付けて〈双子セーター〉または〈U似クロセーター〉
ダジャレですw

お気に入りのセーターが復活してうれしいです。

また良さそうな糸が見つかったら編んでもいいかなと思って、記録を残しました。

シンプルなデザインで自分サイズなので、模様を入れるのもありかもです。

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