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某社の既製品を紐解く④
お気に入りの既製品セーターを再現しています。
今回が最終回です。
まずは前回からの続き、袖を仕上げます。
対の物、袖やカーディガンの前身頃、手袋や靴下などはできるだけ同じ大きさにしたいので、少しずつ交互に編み進めます。
時間がかかるような気がするけかもしれませんが、実際にかかる時間は一枚ずつ仕上げても交互編みしても合計時間は変わらないはずです。
左右を同時進行することで前身頃を右だけ2枚
某社の既製品を紐解く③
某社の既製品を再現しようとしています。
前回はパターンを起こして編み図にするところまでを書きましたので、今回は実際に編んでいきます。
編み地はすべてメリヤス編みですが、前身頃の衿ぐりにちょっとデザインがあります。
一般的には編み地の端で減目をするのですが、このセーターは端から3〜4目入ったところで〈2目一度〉で減目をしています。
この減目は1目ずつしか減らせないので、どうやればこのカーブが
某社の既製品を紐解く②
お気に入りの既製品セーターを再現しています。
今回は、再現するためにどのようにパターンを起こしたかというお話です。
前回はセーターの各パーツを採寸して大まかな図にしました。
これを元に、自分サイズの原型に合わせて編み図の元を作ります。
こういうセーターを編む場合、前後の身頃を別々に製図するのが一般的ですが、
(こんなふうに↓)
今回のデザインは身頃のアームホールの部分に少し斜線があって、
某社の既製品を紐解く①
新しくセーターを編みはじめました。
長年着てヨレヨレになってしまったお気に入りのセーターを、手編みで再現してみることにしたのです。
元にするのはこれ↓
多分6〜7年着たのでちょっと伸びてしまっています。
新製品や現行品は公開で紐解いたらまずいかもですが、製造が終了してこれだけ時間が経っていれば大丈夫でしょう。
今も販売していればもう一度購入したいくらいです。
このセーターが発売された頃、