風景写真工房「丸」 Photo No.00101-00105
大山に陽が落ちるのを待っていたが
雲が立ち込め諦めていた
突然 雲間から光のシャワーが溢れ
大地を潤し始めた
天使の梯子とも言うが
この時はシャワーと言う文字が頭を描く
竹林を風が吹き抜ける
竹の触れ合う音がカンカンと響く
竹が動く時に陽が射し込み
美しい葉模様が影を落とす
絵画的で 美しい瞬間を狙ってみました
秋も終わり11月の東京都美術館前
何かの展覧会を見た帰りに撮った写真
葉が落ち始めた銀杏の木と壁が印象的で
フィルムに収めたショットだったと思う
何となく寂しい秋の終わりであるが
壁に負けない鮮やかな葉の色がそこにあった
夜明け直前
野辺山スキー場へ行く前に撮ったもの
須玉からの国道は霧で埋めつくされ
そろそろ陽の出の時間である
野辺山駅前を右折したら霧が嘘の様に消えてしまった
一気に気温が低くなる
今は八ヶ岳スケッチラインと呼ばれる道
小海線の踏切を渡った瞬間 この景色に遭遇
急いで停車しカメラをセット フィルムに収めた
この時は 露出も振らず満足の行く画が撮れたと思い
1ショットのみ
後方に広がる曇り空
東から陽が射し込み霧氷を照らす
こんな景色に また遭遇してみたいものだ
陽が落ち切ると
雲が一気に暗くなる
沈んだ太陽の光を受ける地平部分が
暗い空の濃さに比例し真っ赤に染まる
時の流るるを楽しんでいると
建物の間の富士山が
何か語っているように感じた
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