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48歳 もうすぐ終わりねと婦人科で

月経のことっす。

先生はこの薬は一生のむものじゃないからあと少しね。がんばってねという意味で言っている。

と同時に、確実に生物として終わりを迎えつつあるこの事実を受け入れなければならない、と思った。残された時間はあとどれくらいあるかわからないけれど、やりたいことやらなきゃって改めて思う。上がるっていうのは生きてる限りの通過儀礼ですもの。とは言ってもね。

毎回検査したり経過みたり単調なルーティーンだったはずのものが今日は動揺した。あとどれくらいなんだろう。CA-125が102.9だったんで、おそらくまだ活動してるという判断。もう少しってどのくらいか聞きたかったけど医者って言わない。終わりが来たときがその時なのだ。2年後かもしんないし、5年後かもしんないし。この長い長い病気との付き合いも終わったら白いスカートはけるようになるだろうか。

病名は子宮線筋症。内膜症と異なり繊維のように入り組んでるため除去できないというイメージだったけど違うかも。診断を受けた約20年前よりきっと医学が進歩している。その間に認可が降りた薬を服用してそのうち15年くらいたってやっとジェネリックが出て…。それまでは保険でも90日分で薬代3万近く払ってた。今は60日分で5千円くらい。かと思ったら、その薬を出してもらうためにはDダイマーを自費で受けさせられる。血栓ができてないか見るためだとかで今の病院に来る前の大学病院では一度もやったことなかったので、保険が効かない検査を何故やるのかで院長とモメた。院長からはもっと近くに病院あるわよねって言われた。そんなこともありつつもなんだかんだで抵抗しつつ今に至る。自分が医療事務をやっていた経験から、医者や病院の言う通りやってられんと思っている。かなりの人が重複した検査を受けていたりするんじゃないだろうか。いらない薬を処方されてたり。気をつけている自分でさえ、耳鼻科でいらない薬が出ていた。病院なんて警察と同じくらい関わらないに越したことない。

自分が勤めていた大学病院は良い先生ばっかりだったけど、患者登録やら保険証確認の待ち時間とか最悪だった。外来が移転したりして生まれ変わってるはず。

遊園地のように来るのが楽しくなるような病院に変わらないかなって思っていた。来ちゃ駄目なんだけどねって。

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