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楽しく学ぶ! こまった課? ワークショップ 設計 【 日本社会事業大学さま篇 】

みなさまこんにちは、こまった課?プロジェクト室の宮尾です。私は普段、デザイン制作会社デジタル・アド・サービスで、UXデザイナーとして働いています。私たちは福祉の仕事に関わるうちに「障がいを楽しく知ることができる機会をつくりたい」と考えるようになり、社内で企画を立ち上げて「こまった課?」というゲーム・サービスを、社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会障害者支援施設ひだまりの里きよせさまと一緒に開発しました。

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ゲーム開発に関する取り組みには以下をご覧くださいませ。

No.1 自己紹介「こまった課?プロジェクト」って?
No.2 プロジェクトスタート!ふたり期
No.3 こまった課? 社内巻き込み期
No.4 こまった課?ついに共同プロジェクトへ
No.5 こまった課、ビジュアルを公開します!
No.6 スケラッコさんにインタビュー!
No.7 ビジュアルデザインのポイント聞いてみた

今回は、こまった課?プロジェクト推進室の竹内さんやゲームの共同開発・監修をいただいた「ひだまりの里きよせ」さまと進めているサービスの1つ、こまった課?を活用した「研修プログラム」の取り組みについてご紹介したいと思います。

プロジェクトの場づくり、機会づくり

ひだまりの里きよせさまと以前より繋がりのある、社会福祉の専科大学である「日本社会事業大学様」の学生さんを対象したワークショップ作りとしてプロジェクトがスタートしました。

日本社会事業大学
日本社会事業大学は1946年の創設以来、厚生労働省の委託を受けた唯一の大学として、将来の社会福祉リーダーとなりうる人材の養成を目標にした学びを実践している福祉の専科大学です。卒業後は、約9割の学生が社会福祉分野へ就職・進学します。
https://www.jcsw.ac.jp/

大変ありがたいことに、大学と施設で行った共同授業の一環として枠組みをいただき、その中でワークショップの実施をさせていただくこととなりました。

達成するべきことや参加する学生さんに起きてほしい変化について、ひだまりの里きよせさまと何度か対話を重ね初めてのワークショップ作りの検討を進めていきました。

少し先のはたらく未来を考える時間

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本ワークショップの土台づくりを共創するなかで、「これから社会に出て働くということをゲームを通して主体的に考える機会であってほしい」「障害のことだけではなく、チームビルディングとして広い視野を持ってほしい」というご意見をひだまりの里きよせ施設長(当時)の仁田坂さま(現・社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会事務局長)よりいただきました。こまった課?が持つ"見えない障害を楽しく知ることができる"という第一の価値だけではない、別の側面・視点に気づかせてくださいました。そこでテーマとして、ゲームを楽しみながら自分や他者と向き合い「福祉の現場で自分らしく働く、少し先の未来を考え表現する」へ設定しました。

こまった課?がもたらす効果
・見えない障害を楽しく知ることができる 
・プレイヤー同士の思考・心の多様性を知り、想像するきっかけになる
・自身の考えや気持ちも伝えつつ相手の言葉に耳を傾ける機会になる

「楽しく学ぶ」と「向き合い表現する」

様々な特性を知る機会・自分や他者に向き合う・少し先のはたらく未来を考える時間となる、この3つのポイントを取り入れながらプロセスを検討していきました。

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そこで、ワークショップ前半ではこまった課?で遊びながら「多様な特性・他者に意識を向ける時間」、後半でプレイをしてのリフレクション・対話を行いながら「自身・他者に向き合う・はたらく中で自身が大事にしたいことを言葉にする」時間として定めました。

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実際の社会事業大学さまとのワークショップの様子は、次回レポート篇として発信していく予定です。どうぞお楽しみに。

商品やサービスに関するお問い合わせ先
株式会社デジタル・アド・サービス
代表電話03-5832-5588


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