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親が誰の手も借りずに済む③

だってそうですよね
嫌がる親を施設に入れるんですから

目を背けるいま
目を背けることができない未来
もう気づいてるのにまだ動かないの?

そろそろではなく
いま
やらないと
あとで後悔すること間違いない

あなたの観察で見えてくるのは
老いと向き合う親ですか?
それとも向き合えない親ですか?

もう
聞く耳もたないんですよ
うちの母…
言うと意固地になるんですよね
うちの父は…

大きな怪我や病気にでもならないと
もしくは
死ななきゃわからないですよ
うちの父は…

↑こんな言葉聞くことないですか?
怖〜
そんなふうに言う方々の気持ち
わからないこともないですよ
でもね
本当に
心閉ざした状態で最期の場面を迎えてきた人たちを施設でたくさんみてきたから言わせてください

家族が疎遠で誰も寄り添って最期の場面を共にしてもらえない人をこれ以上増やさないのは

今のあなたたちしかいない


施設の職員が一生懸命最期の場面を変えるために信頼関係を築いて笑顔で過ごせるようにケアをします
その人らしく生活できるように寄り添います

認知症によって思いを伝えることができない
もう
全介助状態で発語も表情もない
そんな状態の方の心の声を聞く
家族から情報収集をする
でも
足りないんです!

もっとケアには情報がいるんです
些細なことでもその方にとって大事なことだったりしますよ

だから
だから
今から介護の必要に合わせて意思決定をする両親を放置しない
より良い方向に進んでもらう支援をする練習を演習をするんです。
それって
意思決定は尊重するべき本人次第ではないですか?と言う方もいます

ある施設の話
熱があって
お部屋で何もいらないから
放っておいてくださいと頑なに言われ
それ以上の介入をさせてもらえずに数日後にお部屋でお亡くなりになりました。
周りの反応を知っていますか?
専門職がそんな状態の人を放置するの?
その人の思いがあると言っても危険な状態になってもそのままで良いんだ…
逆に
安全配慮の義務違反とか訪室マニュアルがないのか?なんて言う

私は思う

最期の場面
変えてあげれなかったんだ
専門職も家族も
ご本人も…

それでは
みなさんができるお父さんお母さんのために

ポイント
人に迷惑になるからあれだめこれだめ
ではなく

心配かけないで
仕事があるんだから生活があるんだからではなく

私たちに依存してこないで!
自分で決めてちょうだいよ
ではなく

意思決定支援は
遠回しの場合も必要です
でも決定の時
促しが左右します。

悪い方向に進んでしまいそうな時
たくさんの中から選択している場合は
選択疲れが出ているので
少し休んで
もう一度考えようと促してください!

選択肢を持たず決定していたらできるだけ少ない選択肢を用意して
本当にその選択で良いの?らしくないよって
促してみてください

そしたら
一緒に考えることになります

理解や判断力が低下してきた方々に最前線で大きな判断させるのは大変なことなんです。
誰の手も借りず判断したり決定することが可能であればそれに越したことはない
でも

本当の両親の気持ちや意志を知っているあなたたちの役目だと思います。
私だったらこうするけどお父さんお母さんはどうしたい?

いま
私はこう思うけどお父さんお母さんはどう考えてる?

日頃から
思いを共有しておくこと


それを踏まえて意思決定支援というものに繋げてあげてください

専門職が読む本ではなくこういう本を使うのも近道ではないでしょうか
決断させるのではなく習慣化して継続していくことの支援だと思います。
だからこれ読んでみたら意思決定の価値観変わります。
専門書はいらない
必要なのは
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