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さようなら、過ぎ来し方 【詩】

さようなら、過ぎ来し方 【詩】

5月の嘘のアカシアと
弱くはためくそよ風と
死にも勝った愛なんて
掲げる気持ちはないけれど

私が優しく在ることは
貴方にとっては毒だから
嘘に沈んで溶けぬよう
恋は逃がしてあげないと

心に刺さった重い針
身体諸共引き抜くの

過ぎ来し方にさようなら
最期は綺麗に飾れずに
もう貴方には会えないね
光の無い目が突き刺さる

こころ知らずの淡雲と
脆く残った抜け殻と
余った私は強がりで
熱に晒さず隠

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楽曲制作

楽曲制作

今年もあと数時間。
なんだか想像以上に詰まった1年だったなあとしみじみ思いながら、久方ぶりの暇な年末を過ごしています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今年からこのnoteを始めたことをキッカケに、下半期にかけてとても楽しい活動に関わることが出来ました。
その活動に関して、少しここに書き記せたらと思います。

全てはこの一遍の詩から始まりました。

この記事をアップした翌朝、Twitte

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濁光 【詩】

濁光 【詩】

漂う光を 狭間 (はざま) に覗く
多くの耳に 塞ぎ込む
微かに望む 数多の声と
上んだ影に 失せ馳つる

漂う涙を 空間 (そらま) に覗く
傾く声を 捧げ合う
影すら消えた 見果てぬ明日と
仄かな夢に 縋り込む

どうしてかなう
どうしてかなう
祈る言葉もかけられぬ
どうしてかなえ
どうしてかなえ
贈る言葉もかけられぬ

揺蕩う水辺の 茂みで零れ
星垂 (ほした) る空を 駆け抜ける
澄みゆ

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白いキミ 【詩】

白いキミ 【詩】

まだ朧げな 足どりで
やっと出逢えた 一つの手
とびこんだその 温もりに
深く息を つきながら

細雪 (ささめゆき)
空から眺める 賑やかさが
愛おしくて 愛おしくて

白く濁った 空の下
ふと立ち止まり 思い出す
雫を見せた あとでつがれた
「ここにおくには 可哀想ね」と

細雪 (ささめゆき)
空から眺める 賑やかさが
愛おしくて 愛おしくて

焦がれては
追われた雲から 温もりに
息を深く

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