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今年もあと数時間。 なんだか想像以上に詰まった1年だったなあとしみじみ思いながら、久方ぶりの暇な年末を過ごしています。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて、今年からこのnoteを始めたことをキッカケに、下半期にかけてとても楽しい活動に関わることが出来ました。 その活動に関して、少しここに書き記せたらと思います。 全てはこの一遍の詩から始まりました。 この記事をアップした翌朝、Twitterで仲良くさせて頂いている窓際さん (https://twitter.com/r

    • 整理するかぁ~

      • 腹八分目と3センチ、距離が縮まるまで恋はしない。 -夢に出てきたやつ。

        • ちっぽけ

          呑気な僕はちっぽけで 静かな夜に躓いて 竦んだ脚を抱え込み ただぼんやりと浮かんでる 釣り合いなんて匙加減 明日ですらも曖昧で 心で滲む擦り傷に 生きた心地を無くしてる 寂しいなんて言葉では 誰かに頼りきれないの 夜を裂かれても辛いだけ 無力な僕には泪だけ 寂しい夜は仄暗い 毛布にひとり逃げ込んで 暗い気持ちを紛れさす 今夜も僕は生き延びる -下書きに入ってた。すっかり忘れてた。少し前の記憶。

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          4本

        記事

          ことば 【詩】

          雲の隙間があの子に見えて あの子の形が光に見えて 光が閉じるその時までに 私の影を消したくなって 季節に似合わぬ涼しい風が 夕焼け空をすり抜けてった 言葉の気持ちを整えたくて 気持ちの光を遮れなくて 遮れなかった気持ちの渦は 零れていって、零れて言って… 夕焼け空を閉じてくように 街には音と声とが響いた 『言葉しなくちゃ嘘だよな』 夕陽の落ちた暗闇の中 拾い集めた言の集めは 行き着く先で夜に光った ——日記。

          ことば 【詩】

          きみのてをさんに詩をつけて頂きました! 写真も頑張っていきたいねえ、嬉しい。 https://twitter.com/kimino_tewo/status/1417090103516700680?s=21

          きみのてをさんに詩をつけて頂きました! 写真も頑張っていきたいねえ、嬉しい。 https://twitter.com/kimino_tewo/status/1417090103516700680?s=21

          元気になってきたからまた書けそうだよ。

          元気になってきたからまた書けそうだよ。

          天宿り 【詩】

          晴れた日のお礼に ちょっと嘘をついた 雨がほんとの気持ち 流し去ったって 君の優しさが響く 僕の寂しさに響く 繋ぎ止めることは こんなにも逞しいものか 逃げ場ない感情に佇んで一人 悪くないでしょう もう泣いてしまったよ 手を握るのは 許して ごめんね 悪くないでしょう 生命を繋ぐことも ここで止めるのは あまりに 情けなくて 君が知って日毎に 罪の気持ちを背負う 小さくなった誇り 大きくなった憂い 愛のある純情に騙されて二人 悪くないでしょう もう泣

          天宿り 【詩】

          詩の中の人物と私は決して切り離せない

          詩の中の人物と私は決して切り離せない

          近況云々。

          どうも、こまけんです。 最近また体調を崩してまして、Twitterも見ないようにしております。 落ち着いたらまた戻れたらなと思っている次第で。 何だか気が滅入ってしまう日々が続いている今日この頃。 ざっくり言うと、人間の『生』に触れるのがなかなかしんどいのです。 そういうものを見る度に心が苦しくなるというか。 そんなことを言いつつも、生身の人間にどうか助けて欲しいと願い続けているんですけどね。 自分でも努力しなきゃだけど、今はそんな気力もなくて。 毎日最低限のものを口にして

          近況云々。

          白紙 【詩】

          文字を並べて作った橋が 脆くも崩れて消えていく 言葉は哀しい 薄っぺらで 軽く踏むたび零れてく 昨日貴方に言った台詞が 形を残して中身が落ちて お空に浮かんだ輪郭は 記憶の隅で飾りとなった 頼れる言葉はどこへやら 探す気力も奪われ去って 中身のないこの傍らに 背中を預けて泣いている こうして距離は離れてく こうして距離は離れてく

          白紙 【詩】

          音心 【詩】

          ぽかんとあいた外側は あまりにひどく忙しくて 澄んでは消えるあの声は どこまで行っても眩しくて いきおいつけて 引き抜きたくなる 臓の音がして ああ、ぼくはひとり 見えた景色はほんの少し ここから先をどう生きよう 動かぬ足を鼓動が突くの 焦っても仕方がないのにさ この先の見込みなんか なにひとつ手にしてなくて わざとらしい幸せには 一思いに縋り付きたくて いきおいつけて 引き抜きたくなる 臓の音がして ああ、ぼくはひとり ぼくにはちょっと苦しいや どうしてそんなに

          音心 【詩】

          4月、流れるように終わってしまいそう。怖い。

          4月、流れるように終わってしまいそう。怖い。

          鎮む涙 【詩】

          あの日のひとりぼっち みんなのひとりぼっち 大きな涙 ひとつはうねり 流し去られていくのです 勢いまかせな 哀しみの海 向こう岸まで届く知らせは 今日だって 涙を濾して残った 綺麗な欠片ばかりで 磨かれたその欠片ひとつで 昨日も傷を抉った 痛いな 意地悪ばかりで どうにも痛みが消えない せめて私のもとまで辿り着く その時までに 浜辺で拾い集めてた あの硝子の欠片のように 色も形もくぐもって みんなみんな柔らかく 少し汚れてあって欲しい そう 祈るばかりです あの日

          鎮む涙 【詩】

          3/25(金)に1つ詩をアップします。最近自分の書いている詩を読み返したけれど、無意識のうちに思考とリンクしていて面白いなあ。当たり前のような気もするけれど、しみじみそう思ってしまう。 そうそう、今日読んだ本とも根底で繋がっていたんだ。そのうちその話も書けたらいいなあ。ではまた。

          3/25(金)に1つ詩をアップします。最近自分の書いている詩を読み返したけれど、無意識のうちに思考とリンクしていて面白いなあ。当たり前のような気もするけれど、しみじみそう思ってしまう。 そうそう、今日読んだ本とも根底で繋がっていたんだ。そのうちその話も書けたらいいなあ。ではまた。

          そうそう。ボツにした歌詞はそのうちここにそっと載せてみますね。沢山あるし。 こういうとこが普段のこまけんと違うなぁとかあったら教えてくれると嬉しいよ。

          そうそう。ボツにした歌詞はそのうちここにそっと載せてみますね。沢山あるし。 こういうとこが普段のこまけんと違うなぁとかあったら教えてくれると嬉しいよ。