ゆか

ゆかです♡ 何かあった時の為に息子や大切な人へと書き残しています。今の私の断片的な記憶…

ゆか

ゆかです♡ 何かあった時の為に息子や大切な人へと書き残しています。今の私の断片的な記憶と共に思い出しながら書いていますが、明るい話だけではなく暗い話も有ります。 1人の生き様だと、温かく見守っていただければとおもいます。

最近の記事

転機。

別の世界。 いつからだろう。 あの子を見なくなったのは。 そんな事を考えながらも 日々を平凡に過ごしていた。 そんな時に私に転機が訪れた。 担当の黒服が辞めると言う話だ。 この世界に飛び込んだキッカケの人物なだけに 辞められたら、完全に孤立する。 どうにか出来ないかと 直談判してみると… キャバクラの黒服を辞めて クラブのボーイになると話をされた。 クラブ…私はイマイチ、クラブと言う存在が ピンと来なかったが 直感で移動の時期を考えた。 とても恵まれたお客様を抱

    • 金に塗れた世界。

      勧誘? 順調に細く長くお客様との距離を保ち 常に1番で走り続けていた。 勿論、学生という本業も。 学校生活は訳ありな人が多く スクーリングで同じ授業を受けても 必要以上には何も話さず、数ヶ月が過ぎた。 とりあえず高校を卒業と言う目標の為だけに 通っているのだから面白みも何もない。 そんなある日、1人の派手派手しい女の子が 話しかけて来た。 「うちの事、分かる?」 あまりにも唐突な質問だったので 頭をフル回転してみても 何もわからず、言葉さえ出なかった。 そんな

      • 花開く時。

        締め日の奇跡。 そして、私はお客様の席へ付き 談笑を楽しんだ。 まだまだ先輩方のように 上手く笑えない時も有るけれど この日は全力で本当の笑顔で… お客様に感謝を伝えた。 その時だった。 店のドアが開き続々と見慣れたお客様が来店された。 しかし、ココは下克上。 指名は私では無いかもしれない。 来店されたお客様の 指名の確認が取れるまでは安堵できない。 少しの緊張と、周りのキャスト達の視線。 黒服の動きがスローモーションにも見えた。 その黒服が、こっちへ向かい…

        • 最高に憂鬱な締め日。

          愛瑠と名乗る、私の始まり。 最高に憂鬱な日。 開店前のミーティングをしてる中 席のリザーブの電話がポツポツ鳴り出し… 所詮は他人事と思い 悔しさを押し殺して明るく振舞っていた。 オープンと同時にドアが開き 見慣れた顔のお客様が居た。 勿論、営業などかけていないので 永久指名では無いので 指名は私では無いだろう。 ヘルプの女の子が誘ったに違いない。 これこそ、下克上を目指す 奪い合いの女の戦いだ。 悔しさと覚悟を決めて 待機していると… 黒服に席へ通された。

        転機。

          負けず嫌い。

          初めての敗北。 高校のスクーリングと同時に キャバクラ嬢となった、私。 気合と根性で眠れない日もつづいたが 体力勝負の2足のわらじなので、遅刻は無し。 どちらも皆勤賞を貰える程に頑張った。 学生生活は、それなりに可もなく不可もなく。 しかし、キャバクラだけは簡単には ナンバー入りする事が出来なかった。 お酒が飲めない下戸だった。 お客様は女の子と楽しく飲みに来ている訳で 最初はヘルプから始めるだが 私は下戸でボトル減らしを出来ないので フリーのお客様しか付けて貰

          負けず嫌い。

          夢を捨てた日。

          非現実的な夢なんて要らない。 新しい私が生まれ 金銭面では厳しいけれど… 私は自由を手に入れた。 代償はそんなに大きくはなかった。 ピアニストになるのも 中学生の時に母親から… 「お前は何でも出来るから お母さんは妹にお金をかけないとダメで お前は大学には行かせない。」 と、思春期の私に言い放ったのだ。 なので、習い事も全て辞め 物分りのいい顔をして… 全てを諦めた。 特にエレクトーンを辞める時は 少し寂しい気持ちも有りましたが 先生がいつからか変わり 相性

          夢を捨てた日。

          続 高校。

          両方、選べばいい。 打開策が見付かった。 高校卒業と水商売の 2足のわらじを、履けばいい。 色んな人や情報誌… とにかく出来る事を調べ尽くし 単位制のフリースクールに通う事にした。 最初はぼんやりとしかイメージが湧かなかったが 高校の決められた単位さえ取れば 高校が卒業出来るという素晴らしいシステム。 勿論、親には相談しない。 そうと決まれば… 猪突猛進な私はあの男の人に相談した。 トントン拍子に 書類を代筆してくれる人も見付かり 勝手に編入届けやら 学費もろも

          続 高校。

          高校。

          やさぐれからの転機。 母親と進路相談の先生に言われるがまま 私は地元高校に押し入れられた。 一言で言うのであれば、豚箱。 授業中にラジカセを鳴らし パラパラを練習する子達… 喧嘩を始めて 止めに入った教師をタコ殴りにし 病院送りへする子達… 府内でも有名な底辺校での生活は 目立たず息を潜めるには良いが、何か違った。 2ヶ月程は我慢してみたものの とうとうストレスも限界になり… 学校へ声色を変え母のフリのして病欠で休んだ。 罪悪感は無かった。 何をする訳でもなく街

          高校。

          中学校。

          完全なる絶望。 地元の小学校が4つ集まり、1つの中学校になる。 普通の事なのだけど 人数がとんでもなくマンモス校だった。 そして素行の悪い子も多く かなり問題を抱えた学年でした。 もちろん、そんな学年には 府内から鬼教師と呼ばれる人が集められ 体罰や暴言は、日常茶飯事。 特に目立たなかった私。 そんな成績も並な没個性の私だが 唯一…認められだした教科がある。 音楽、美術、技術。 叩き上げで培った音感。 努力で伸びたデッサン。 効率を考えた制作。 色々と沢山の

          中学校。

          小学校。

          認められたくて。 習い事を必死に頑張り ただ、認められたかった。 しかし母からの要求は どんどんエスカレートして 少しのミスも許されない状況の中、耐えた。 笑わない私は女子のグループに 属すること無く孤独だった。 1番の地獄は給食。 食べ物の好き嫌いは有れど我慢すれば 済む事だが… 毎週、金曜日の担任の先生の提案で 友達と食べる日だった。 いじめの標的にはならなかった。 いや、なれなかった。 空気より薄い存在だったのかもしれない。 ひとりぼっちで食べる子が居た

          小学校。

          習い事。

          多忙だった小学生。 私には夢があった。 無謀にもピアニスト。 今思うと、あんまり子供らしくないかな? でも、父親が手術の成功率10%の大病を患い 無事に手術は成功したものの… 家庭はあまり裕福ではなく 子供ながらに大きくなったら家計を助けたいと 悩んだ末の夢だった。 そんなある日、この夢を母に話した。 怒られるに違いないと思いつつも 恐怖に怯えながら。 そうすると… 父親の回復と退院。 それと同時に昇進が決まり 機嫌の良かった母親は 何故か私に課金し始めた。

          習い事。

          昭和論。

          恐ろしい昭和論。 激動の時代と言いますか。 恐怖でしかない何でもありな時代に産まれました。 小さい頃は祖父母宅に行けば 本家の長女として可愛がられる一方… 自宅では妹が全ての権力を握る生活。 ちょっと大袈裟かもしれないけれど 妹は子供の私にとって、絶対的権力でした。 親が神様的存在なら 妹は人間。 そして、私は奴隷。 そんな感じで感情を押し殺し 出来の良い子として振る舞い続けた結果 …病んだ。 病んだと言えば大袈裟だけど 今、思えば思春期前から不眠症。 寝

          昭和論。

          人見知り。

          極度の人見知り。 パーソナルスペースを無意識に意識していて 3人以上集まると 呼吸が辛くなる…。 けど、こんなんでもサービス業やってました。 今の私では考えられない。 文字と写真だけの世界で 生きていて、生かされている。 歪んだ人見知りが作られた 生い立ちでも書き綴りましょうか。

          人見知り。

          今と言う日を生きる。

          まずは初投稿なので私という人を。 特徴 何事も考えるより動きます。 人より少しだけ繊細かもしれません。 思った事しか伝えられません。 人生の経験値も足りません。 波乱万丈な生き方かもしれません。 そして何よりも 色々と欠落してる部分も多いです。 そんなおバカな誤字脱字の多い 私の書き綴りでも… あたたかく見守って 読んで貰えると嬉しいです。

          今と言う日を生きる。