見出し画像

中学校。

完全なる絶望。

地元の小学校が4つ集まり、1つの中学校になる。

普通の事なのだけど
人数がとんでもなくマンモス校だった。

そして素行の悪い子も多く
かなり問題を抱えた学年でした。

もちろん、そんな学年には
府内から鬼教師と呼ばれる人が集められ
体罰や暴言は、日常茶飯事。

特に目立たなかった私。

そんな成績も並な没個性の私だが
唯一…認められだした教科がある。

音楽、美術、技術。

叩き上げで培った音感。
努力で伸びたデッサン。
効率を考えた制作。

色々と沢山の賞を貰ったりして
さぞかしPTAに熱心な母は
鼻が高かっただろう…。

しかし、そんなに甘くは無かった。

絶望的に体育が出来ない。

もともとの膝の原因不明な持病も有るけれど
脳と身体がリンクしなく
何をしても、運動オンチだった。

壊滅的に何をしても出来ない。
そこに他校から来た
いじめ集団が出て来る訳ですよ。

最後までやり抜く根性だけはあったので
なんとか乗り切りましたが
面白く思わないいじめ集団に狙われて
笑いものにされたりで色々有りまして…

極力、関わらないように
ひっそりと影での学校生活を
送っていた訳ですが
それすら気に入らないのか
言葉の暴力などを受けたりしました。

本人は理不尽な事に慣れているので
素知らぬ顔をしていたのですが
それが癇に障ったらしく…

変な噂をたてられたり
発育も良かったので
教師からも軽くセクハラ的な体罰を受け
まあまあ、悲惨でしたね。

この頃、既に人間不信が発動。
とにかくココから早く抜け出したかった。

なのに、進路相談で
地元校斡旋の教師と母が意気投合し
行きたくもない高校へ。

でも、この高校が運命を変えました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?