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❺ 仲良く暮らそう "信頼を築く"

 前回はひげよしを持ち上げて膝の上におろし、チュールをあげることができました。

今回は抱っこができるようになるまでにしたことの記録になります。


理解と許容

 我が家にお迎えしておよそ半年が経過。

 身体をスリスリしてくることは勿論、なでているとこまちは舐め返してくれたり、前の手を触っても怒らなくなりました。ここ数か月はワクチンの為に病院へいく用事もなく穏やかな日常を送っていることもあり、警戒心も解けてきました。

 病院に連れていくまでの葛藤はこちらでご紹介しています。

 我々は害がない存在だと理解し、こまちもひげよしも我々を家族として認めてくれ始めたようです。


抱っこ、それは信頼の上に

 我が家にお迎えして8か月。
持ち上げることはできても、抱っこすることは未だできません。
突然抱っこすることは新たなトラウマを残してしまう可能性もあり、かといっても親密になりたいわがままな私たちは徐々に抱っこをするための練習をし始めました。

 短時間であれば持ち上げることはできる段階ではあったので、ほんの数秒持ち上げてキャットタワーに移動したり、お気に入りスポットに移動したり、ちょっとずつ距離を伸ばして持ち上げる時間を伸ばしていきました。

少し慣れてきたら、移動した先でブラシをするようにしました。
持ち上げられた時、以前はパニックになっていたけれど結末が嫌なことはないという蓄積をすることによって日を重ねるごとに持ち上げても抵抗はなくなっていきました。

 これを2か月ほど続けて、持ち上げられることに警戒もなくなった頃、ついに抱っこに挑戦しました。

初めて抱っこしたときのひげよし
30秒程で私のお腹を蹴って逃走しましたが、嬉しかったです。
ひげよしは怖かったかも…ごめんね。

 その後は抱っこに挑戦してはその場でチュールをあげ、お腹を蹴られる毎日になりました。

抱っこされることは怖くない=私たちは怖いことをしないという記憶に繋がり、毎日することで信頼関係が積み重なっています。

現在は3分程の抱っこであればできますし、家の端から端までの移動もできるほどになりました。腕の中から見える景色が変わる方が滞在時間が長いので抱っこしたら歩くようにして、クッションの上や爪とぎの上、ひげよしが好きでよくいるところに必ずおろすようにしています。

※こまちは持ち上げて多少の移動はできますが腹筋を使い後ろ脚で私の手を攻撃してくるので、未だに抱っこできない段階です。ただ他のアプローチで信頼関係は築いているため、攻撃の力も徐々に優しくなってきているように感じます。ゆっくり時間をかけて抱っこできたらいいなぁと思っています。


一年を共に暮らしてきて

 初めて会った時はシャーシャー威嚇、脚でドンドンして近寄るな!だったこまちとひげよしは一年の時を共に過ごし、

ひげよしは自ら傍にきて撫で欲しそうにごろんとしてくれたり、抱っこすることも許してくれるようになりました。
名前を呼ぶとしっぽがぶるぶると震えて、調べるとどうやら喜びを感じた時にする行動らしく、私のことが好きなってくれてるようで嬉しかったです。

ごろんとするひげよし

こまちは手を差し出すとおでこコツン、手以外にも私の脚など甘えたいときにぶつかってくるようになりました。鳴いてアピールしたり、ストーカーしてくれたりと、ひげよしとはまた違う方法でこちらに好意をもってくれてることを伝えてくれるようになりました。

甘えるため寝室の前で出待ちするこまち

 また、こまちのおでこのコツンエピソードはこちらで記事にしています。


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 またここまでご紹介した可愛い我が家の愛猫Instagramがございます。よろしければInstagramロゴのリンクよりご覧ください。

 お読みいただきありがとうございました。

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