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食品添加物の歴史と危険性

食品添加物や農薬は次の世代への影響はないのか。
食品添加物や農薬の歴史と危険性をもとに紹介します。

1 なぜ農薬大国・食品添加物大国日本となったのか。

日本は、昔から米を主食とし、魚や大豆をタンパク源としていました。
しかし、現在の日本は、パンやパスタの小麦製品、肉や乳製品を中心とした欧米型の食生活が浸透してます。

その裏には、敗戦国としての歴史がありました。

戦中、働き手を兵士として取られた日本の農村は疲弊するとともに、国土も焼き尽くされ、敗戦の年は大凶作も重なり、深刻な食糧難となっていました。

一方、アメリカは、近代的な大規模農業(遺伝子組み換えや農薬・化学肥料を使用する農業)により大量生産された作物が余っていました。

当初、アメリカの緊急支援という形でしたが、日本が独立国となったのち、PL480法案やMSA協定などにより、日本にアメリカの小麦などを輸出する取り決めを結び、アメリカ作物の一大キャンペーンを開始します。

パンの学校給食を開始・日本の主婦に洋食を復旧させるため、キッチンカーでフランパン運動が行われ、米食を批判し、パン食を推奨した「頭脳」という本がベストセラーとなり、どんどん米の消費は減り、小麦の輸入が増えていきました。

また、戦後復興のため、農業従事者が減り、都市の工場へ働き手が移動。
小規模な農業は農薬と化学肥料に依存。

農薬や食品添加物を多く含むアメリカの農作物や食品を輸入するためには、日本の規制は緩めるしかなかったのです。

2 食品添加物の危険性

そんなこと言っても、国が許可しているのだから大丈夫じゃないか。
そう思うのはごもっともです。
だって国が許可しているんだから安全でしょ。と。

ただ、国の許可は食品添加物ひとつひとつの危険性のみで判断しています。

何種類も同時には検査していません、
しかし、食品には、多い時は10種類以上の添加物が使われています。
同時に摂取した場合、どのような影響があるかは全くわからないのです。

また、「ラットなどの動物で数ヶ月実験した結果大丈夫でした。」という実験結果で、許可されていますが、人間が一生涯食べ続けた時の影響、子や孫、その先までの影響は全くわからないのです。

3 何を選ぶか。

戦後の日本に大量に入ってきた
農薬・化学肥料が使われた農作物や遺伝子組み換え作物。
食品添加物のたくさん使われた食品。

一つ一つの添加物は短期間の動物実験で問題ないですよと言われいますが、
本当に大丈夫なのか?
子供や孫その先への影響はないのか?
と私は不安が残ります。

だから、今はできるだけ、昔ながらの生活を心がけ、作れるものは自分で作り、農薬や添加物の少ないもの、入っていないもの選ぶように、体に入れるようにしています。

そして、未来ある子供たちへも食の大切さを伝えながら、私がいいと思う無農薬・無添加の食事を体に舌に覚えてもらいたいと思っています。

4 まとめ

すべては、戦争に負けたことが始まり。
農薬や添加物の歴史は100年も経っていないのです。
戦後、アメリカの食糧支援がなければ、今の日本がなかったのは事実です。

ただ、歴史的背景を知り、農薬や食品添加物の実態を知り、
今日の食卓に並ぶ食品ものをどう選ぶか。

どんな影響があるかわからない今、店にあるから、国が許可しているから大丈夫ではなく、自分で気づき、調べ、考えながら、納得したものをこの体に入れていきたいと思っています。

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