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和食に合わせたお皿と器探し

最近お皿と器探しにハマっています。

和食器を少しずつ集める

和食をよく作るので、やっぱり和食器が使いやすいと感じます。
ほんとは、私はグラタンとかシチューとか、もっとコテコテの洋食も食べたい。でも夫も子どもも乳製品の芳醇な香りが苦手のようで、いまは和食に凝っています。
(夫はともかく、1歳児はちょっと前までミルク飲んでたはずなのだが…)

和食器は器に入れる料理を想定して作られる。そこが洋食器との違いでもあるそうです。
よく作る料理に合わせて、ちょっとずつお皿を増やしていくというのは、和食器の無理のない増やし方なのかもしれません。

形も大きさも不揃いな和食器を、少しずつ増やしていく。新しく加わった器を食卓に並べると、手持ちの器とのマッチングしているか、眺める楽しみがあります。

豆皿や丼ぶりは、これ!というものを見つけて購入したのですが、肝心のお椀とご飯茶碗が見つからず、もう3年くらい、ずっと探しています。

毎日手に取るものだからこそ、使いやすさなのか形なのか、手に取った時の収まり感なのか、何を購入の決め手にするか決められない。
今年は見つかるだろうか。


毎日使っても安心なもの

平日はたいてい、作り置き野菜+メインの肉か魚で過ごします。4th marketのプレート皿でのワンプレートご飯にすることが多いです。

薄くて軽い、洗った後の水切れが良い。
使い心地がほんとにgood。
正直、ビジュアルに惚れ込んで買ったというわけではなかったのですが、使いやすさに気付いてから1軍で使うようになりました。


長崎・波佐見のまちで作る器と恋愛を扱った、小玉ユキさんの漫画『青の花 器の森』。
この漫画のとある回で、作家の器を型取りして量産品を作る、というエピソードがあります。
主人公は型取りをして量産品にすることに賛成するけど、相方は量産化に反対。
そこで量産品を生産する工房の職人さんが『作家の器は高嶺の華、量産の器は毎日会いたくなる優しい美人』だと、器を人に例える描写が出てきます。

『作家の器はそれはそれで良いものがある、一方で量産の器も、たくさんのものを均一に量産するために、丈夫さと美しさが両立する最善の形に設計されている。』のだそう。
作家の器が最上で、量産品はその下なのだと思っていたところがありましたが、それぞれ良いところが違う別物だという見方もある。

このプレート皿も高嶺の花ではないけど、毎日会いたい優しい人ポジション。
というとすごく失礼な感じになっちゃうけど。笑
軽くて扱いやすい、それでいて素敵なシルエット。まさに丈夫さと美しさが両立していて、毎日安心して使えるお気に入りです。


フチがしっかりあるもの

フチがしっかりあって、どこに料理を盛ればいいのか分かりやすいものが好きです。

コップが有名な『DURALEX(デュラレックス)』で見つけたオーバルプレート。

オイル漬けや酢漬け、サラダなど、冷たい料理を盛るために購入しました。ものによってはデザートもいけそうです。

フチはここまで!というラインがしっかりあると、強制的に余白が生まれ、どんな風に盛っても自然とお洒落になる気がしています。

ガラス好きなので、ガラスのお皿はもうちょっと増えそうな予感。


深めで肉厚なもの

こちらは最近行った蚤の市で見つけたお皿です。一目惚れで買いました。

マットな質感に見えますが、表面ツルツル、軽くて使いやすい、優しい美人。暗い照明だと深緑になって、明るいところで見るとエメラルドグリーンになります。

肉厚でぽってりしたビジュアルの皿やカップが元々好きです。さらに緑色は一番好きな色。買い!と思いました。(無意識に物を選ぶと緑だらけになるので、普段は緑を買い過ぎないように調整しています)

深さがあるので、煮物や、おかずを盛る用に使っています。カレーを食べる時にも使っていて、夏は冷やし中華もいけそうです。パスタを盛るにも良さそう。ポトフとか、具材ごろごろ系汁物も入れたい。

フチ広め深めのお皿はメインディッシュを盛る大皿にはならないけど、それ以外だとマルチに使えることに気付きました。もう少し増やしたいと思っているところです。



お気に入りの優しい人達をご紹介しました。
そろそろ高嶺の花もお迎えしたいと思っているので、新入りが増えたらまた、お皿については書きたいと思っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。