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'94丨会社員丨子ども2歳 旅と暮らしと私

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最近の記事

IKEAのソファに飛び乗る2歳

うちにはIKEAのひとり掛けソファがある。 いつからか、2歳の娘は家のインターホンが鳴ると、そのソファに向かって全力疾走するようになった。 ♩ピンポーン… 娘 だだだだだっっシュッ(飛び乗る) ソファを安全地帯か何かだと思っているのかな。 ピンポンが鳴ると家の中どこにいても、ソファへ走ってゆく。 ソファへ飛び乗ったあとは、爽やか笑顔で 「はしったねえ!」と。 なんやかんや週に1回… 以上は、お届け物が来てる。車を持たないわが家は、特にお米とか重たいものはネットスーパーさ

    • 大家さんの話と、きっかけ。

      いま住んでいるマンションは大家さんも住んでいて、私たち家族はよく大家さんに遭遇する。 私は出勤する朝の1回と、娘をお迎えに行った帰りにもう1回。 たいてい1日に2回は大家さんに会っている。 夫も朝、娘と家を出て、軽く大家さんと雑談をしてから保育園に預けに行く。 夫は1回で、娘は朝夕の2回会っている。 頻繁に会うおじさん=大家さん。 このごろ娘は保育園からの帰り、大家さんを探すようになった。 夕方の大家さんは、マンションの周りを掃除していたり、散歩をしていたりする。 「おじさ

      • 初めての、大きな買いもの

        まだマイカーすら買ったことがないミニマムなわが家だけど、家を買った。 ここまで大きな買いものになると、それなりに検討はしたんだけど、とはいえ2万円のやつと3万円のやつ、どっちがいいかな、から100倍検討したかというと、そんなことはない。 たぶん3倍以上は一生懸命考えたけど、そのあとは勢いだったと思う。 いま住んでいる賃貸に越してきてから4年が経って、家族3人ぎゅうぎゅうの1LDK生活には限界を感じていた。 でもまさか、一軒家を買うことになるとは。 勢いと、まさかまさか。

        • 北風と太陽。ピアノの先生

          誰から聞いたのか忘れてしまったけど。子どもが40歳の人生半分くらい来たとき、心から幸せだと思える人生を送れるように、そんな姿を思い浮かべながら子育てがしたいと言っていた人がいた。 素敵な心構えだと思って、いつからか、わたしの子育ての軸になっている。 日々に追われて余裕がないときでも、この言葉を思い出すとちょっと冷静になれる。 目の前のことは気になるけど、深呼吸して。 焦らない、焦らない。 2歳のお誕生日から2ヵ月が過ぎた。 このごろ、娘の一挙一動に、考えさせられることが増

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        マガジン

        • T R A V E L
          1本

        記事

          頭を空っぽにして心と体ととのうサウナ

          マイブーム、サウナのこと。 サウナはじめましたコロナ禍にサウナブームが起こった時から、ずっと気になっていました。 ととのうってどんな感じだろうと。 どうやらサウナには、ふらっと入って温まっておしまい、だけではない別の楽しみ方があるとのこと。 でも、わざわざサウナのためだけに行くのはちょっと面倒だし、わたし温泉は好きだけどサウナって苦手だったしなあ。 と好奇心に蓋をして、スルーすること数年。 ようやく時間が取れるようになったので、この春ついに念願の、サ活をはじめました。

          頭を空っぽにして心と体ととのうサウナ

          2歳のフレンチなスタイル

          「あむしたいよ」 2歳のお誕生日を過ぎたころから、したい、という言葉がよく出るようになった。 「ごくごくしたい」訳:飲みたい、「しゅーしたい」訳:すべり台したい、「えしょしたい」訳:階段のぼりたい。 色々としたいことがあるようで、でもやっぱり一番よく聞くのは、あむしたい。 「あむする」訳:あむあむする … 食べる したいそうなので、自分の思うように食べたい、もっと食べたい、ということなんだと思う。 そんなわが家のあむしたいお方。 ここ最近「あむ」を「じんばんこ」訳:順番

          2歳のフレンチなスタイル

          長い長い通勤時間に思うこと

          新幹線通勤に感じたことなど。 通勤3時間異動を希望してはみたけど、叶わなかったこの春。 変わらない穏やかな日々に、ホッとするような、どこか晴れないような、どっちつかず。 ブルーなのは、新幹線通勤が続くこと。 この4月もみどりの窓口で、新幹線定期券を更新しました。私は子どもが通う保育園から遠く離れたところへ、往復3時間かけて通勤しています。 時短勤務をしているけど、その分は長すぎる通勤に消えてしまうようなもの。 うん十万円する新幹線の定期券を、失くさないように握りしめて、

          長い長い通勤時間に思うこと

          あんぱんのヒーロー

          この春から急速に、とはいえ順当といえば順当、2歳の娘はアンパンマンに夢中。 娘が通う保育園のお友だちに、アンパンマン好きの子がいるとのこと。 そのお友だちは園で涙してしまうことが多いようで、涙が出ると先生はアンパンマンのうたを歌って励ましているらしい。 そもそも幼児というのは、程度の差こそあれ、アンパンマンが好きだと思うんだけど、周りの園児もみな揃って、より一層アンパンマンへの愛を深めているところ。 先月の保育園のお便りには 「うさぎ組では、とんとんとんとんアンパンマンの

          あんぱんのヒーロー

          ひと月先のきみは

          わが家の2歳児は新学期早々、というより、たぶん新学期だからかな。リズムを崩している。 一昨日は寝かしつけを終えてリビングに戻ると、22時過ぎていた。いつもなら20時には寝ている娘だから、かなりの夜更かし。 寝るのがぼちぼちな時間になったとしても、朝ゆっくり寝てくれるのなら、気にならないのに。 娘は、寝る時間が遅くなればなるほど、やたらと早く起きてくる。 朝の5時だと、まだよい方だ。 最近はもう朝4時台に起きちゃうこともあるから、そんな時は、夫がレゴ朝活につき合っている。(

          ひと月先のきみは

          蚤の市、穴のある皿

          「蚤の市」(古物市)の何が好きかと言うと、来ている人の狩りをするかのような眼差し、購買意欲の高さ。 あった、私に刺さるもの…!という瞬間をみんな待っていて、探してる。あの雰囲気が好き。 よおおし私も私のお宝探そう、という意欲が湧いてくる。 ウィンドウショッピングも楽しいけど、それとはまた熱量が違う気がするのだ。 すこし前の週末、蚤の市に行ってきた。去年の冬からこの沼にハマってる。 何度か行くうちに、慣れてる人は開始前から会場入りしていることを知った。熱意の高い人だと、開

          蚤の市、穴のある皿

          2歳と花びらを集める春

          新学期の始まり。保育園に通う2歳の娘は、ひよこ組からうさぎ組になった。 小規模保育園の春は、新しいお友だちが沢山入ってくるんだけど、在園児の娘はというと、ますます保育園生活を謳歌している。 ある日の連絡帳には 「給食では新入園のお友達が気になるようで、 床に落ちたおかずを拾おうとしたり、スプーンで遊ぶお友達に「だめよ」と注意してみたりと、気分はすっかりお姉さんのようです。 かく言う(娘)ちゃんは、お椅子に膝を立てて座っていたので、思わずズッコケちゃいました。笑」 と、先生

          2歳と花びらを集める春

          30代へ迷えるファッションと一体感

          ファッション迷子のひとりごと。 ファッショニスタの友人友人に誘ってもらって、バスケットボールの試合を観に行きました。 スポーツが好きで、今はバスケットボールに夢中だという彼女。私も彼女もお互いに洋服が好きで、古着にハマっていた大学時代の卒業旅行は、ふたりで東京の下北沢です。 駅で待ち合わせをしていると、遠目でも彼女が近づいてきたことが分かります。 その日はさらりとしたシャツに、シースルーのビスチェを合わせて、ボトムスはジャージー素材のパンツ。自分に似合うものと流行を上手

          30代へ迷えるファッションと一体感

          金曜の夜と「パラサイト」

          映画『パラサイト 半地下の家族』を観て 感じたことなど。 金曜日の楽しみ。 子どもを寝かしつけたあと、おやつを片手に、夫と一緒に映画を観る時間。 平日に積もったほどよい疲れと金曜の夜の開放感があいまって、映画の世界に引き込まれます。 夫は恋愛ものには興味がない、私は血飛沫が飛ぶようなホラー、スリラーはお断りなので、たいていはアクション、コメディ、ファミリー系を楽しく観ています。 映画から恋愛を除くとなると、選択肢が狭まるんだけど。そろそろ夫には恋愛映画の解禁を譲ってほしい

          金曜の夜と「パラサイト」

          アートと温泉に浸る│大分別府の旅

          春の週末、大分別府の旅行記。 暖かくなってきて、温泉にゆっくり浸かりたいね、という話になり、家族で大分県の別府に行ってきました。 地獄蒸しせっかくなのでまずは別府っぽいことを。 お昼を食べに、地獄蒸しで有名な鉄輪のまちへ。 この日は4月並の良いお天気でした。 窓を開けて、暖かい風を感じながらレンタカーを走らせます。私はこの旅行の始まりの、期待感を感じてる瞬間が一番好きだったりします。 道路の溝や煙突など穴という穴から、湯気が立ち上る、鉄輪のまちに到着。 見慣れない湯

          アートと温泉に浸る│大分別府の旅

          車なしで暮らしてみようか

          車のない暮らしから見える景色のこと。 手放すきっかけ結婚を機に、夫は学生時代から持っていた車を手放しました。 正しくは、当時ミニマリズム思考にハマっていた私が、夫に手放すよう迫った、だけど。 夫婦ともに車通勤ではないから、週5日は車を使わずにいたし、コロナ禍のステイホーム。 地方在住なので、車はあるに越したことはないんだけど、手放しても大丈夫なタイミング。 どうせコロナ禍でお出かけは減っている。今だって駐車場にただ停めているだけ。しばらく車なしで生活するのも面白いかも。

          車なしで暮らしてみようか

          ショートヘアと30代の歩き方

          久しぶりに、ショートヘアにしました。 私はショートヘアが一番好きで、周りから褒められるのも、たぶん外見の要素にも合っているのもショートヘア。 20代のほとんどをショートヘアで過ごしてきたけど、ここ最近はミディアムとロングを行ったり来たりで、ショートヘアはご無沙汰してました。 もうすぐ30歳になる。 久しぶりに切ってみようか、と思ったことについて。 過去のふり返りが長くなってしまったけど、お付き合いいただけると嬉しいです。 私は人よりも少し受験の多い学生時代を過ごしまし

          ショートヘアと30代の歩き方