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'94丨会社員丨子ども2歳 旅と暮らしと私

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'94丨会社員丨子ども2歳 旅と暮らしと私

最近の記事

家は3回建てよ、というけれど

引っ越しまで、あとひと月ちょっと。パンダがプリントされている段ボールに少しずつ荷を詰め始めてる。 まずはあんまり使ってないものから詰めよう。 子どもの絵本を段ボールに入れようとしたら、まだそれ読むからねえ、と2歳が持っていってしまう。 最近あんまり読んでなかった本から詰めたというのに。荷づくりでアルバム見返すタイプか。子どもがいるとなかなか思うように進まない。 家造りには「家は3回建てよ」という言葉があることを、母から聞いた。これから住もうとする中古の一軒家をさあリフォー

    • 食べない2歳のご飯と味見

      2歳の子育ての悩みごとって、食べることと、寝ることがまだ大きなウエイトを占めている。きっとこんな悩みなんて、悩みのタネとしては可愛いもんだと思んだけど、シンプルな問題だからこその難しさというのもある。この頃、2歳の食べムラが激しい。 2歳なりたてくらいの頃は、家族3人で食べる晩ごはんが1日のなかで一番幸せな時間だった。娘は食べっぷりが良くて、特に野菜が大好き。食卓にお皿が運ばれると、おいししょーねえ!おししょーよぉ!?と嬉しそうにリアクションを取ってくれる。今では考えられな

      • 子どもと夏の旅。「食べる」楽しみを見つめなおす

        昨年あたりから薄々感じていたことを、この夏の旅ではトライしてみた。 なんてことはない。でもわたしの中では突破口を見つけたと言っても良いくらいの、意味のある気付きだったかなというのを旅の思い出とともに、書いてみたいと思います。 子どもとの旅行。 子どもが生まれてから、わたしたち家族の旅は「子連れ旅行」になった。 一口に旅行といっても、子どもと行く旅行は、これまでの旅行とは全然ジャンルが違うということを、親になって知る。 全くの、別物。 余暇をリラックスして、思うように過ごす

        • IKEAのソファに飛び乗る2歳

          うちにはIKEAのひとり掛けソファがある。 いつからか、2歳の娘は家のインターホンが鳴ると、そのソファに向かって全力疾走するようになった。 ♩ピンポーン… 娘 だだだだだっっシュッ(飛び乗る) ソファを安全地帯か何かだと思っているのかな。 ピンポンが鳴ると家の中どこにいても、ソファへ走ってゆく。 ソファへ飛び乗ったあとは、爽やか笑顔で 「はしったねえ!」と。 なんやかんや週に1回… 以上は、お届け物が来てる。車を持たないわが家は、特にお米とか重たいものはネットスーパーさ

        マガジン

        • T R A V E L
          2本

        記事

          大家さんの話と、きっかけ。

          いま住んでいるマンションは大家さんも住んでいて、私たち家族はよく大家さんに遭遇する。 私は出勤する朝の1回と、娘をお迎えに行った帰りにもう1回。 たいてい1日に2回は大家さんに会っている。 夫も朝、娘と家を出て、軽く大家さんと雑談をしてから保育園に預けに行く。 夫は1回で、娘は朝夕の2回会っている。 頻繁に会うおじさん=大家さん。 このごろ娘は保育園からの帰り、大家さんを探すようになった。 夕方の大家さんは、マンションの周りを掃除していたり、散歩をしていたりする。 「おじさ

          大家さんの話と、きっかけ。

          初めての、大きな買いもの

          まだマイカーすら買ったことがないミニマムなわが家だけど、家を買った。 ここまで大きな買いものになると、それなりに検討はしたんだけど、とはいえ2万円のやつと3万円のやつ、どっちがいいかな、から100倍検討したかというと、そんなことはない。 たぶん3倍以上は一生懸命考えたけど、そのあとは勢いだったと思う。 いま住んでいる賃貸に越してきてから4年が経って、家族3人ぎゅうぎゅうの1LDK生活には限界を感じていた。 でもまさか、一軒家を買うことになるとは。 勢いと、まさかまさか。

          初めての、大きな買いもの

          北風と太陽。ピアノの先生

          誰から聞いたのか忘れてしまったけど。子どもが40歳の人生半分くらい来たとき、心から幸せだと思える人生を送れるように、そんな姿を思い浮かべながら子育てがしたいと言っていた人がいた。 素敵な心構えだと思って、いつからか、わたしの子育ての軸になっている。 日々に追われて余裕がないときでも、この言葉を思い出すとちょっと冷静になれる。 目の前のことは気になるけど、深呼吸して。 焦らない、焦らない。 2歳のお誕生日から2ヵ月が過ぎた。 このごろ、娘の一挙一動に、考えさせられることが増

          北風と太陽。ピアノの先生

          頭を空っぽにして心と体ととのうサウナ

          マイブーム、サウナのこと。 サウナはじめましたコロナ禍にサウナブームが起こった時から、ずっと気になっていました。 ととのうってどんな感じだろうと。 どうやらサウナには、ふらっと入って温まっておしまい、だけではない別の楽しみ方があるとのこと。 でも、わざわざサウナのためだけに行くのはちょっと面倒だし、わたし温泉は好きだけどサウナって苦手だったしなあ。 と好奇心に蓋をして、スルーすること数年。 ようやく時間が取れるようになったので、この春ついに念願の、サ活をはじめました。

          頭を空っぽにして心と体ととのうサウナ

          2歳のフレンチなスタイル

          「あむしたいよ」 2歳のお誕生日を過ぎたころから、したい、という言葉がよく出るようになった。 「ごくごくしたい」訳:飲みたい、「しゅーしたい」訳:すべり台したい、「えしょしたい」訳:階段のぼりたい。 色々としたいことがあるようで、でもやっぱり一番よく聞くのは、あむしたい。 「あむする」訳:あむあむする … 食べる したいそうなので、自分の思うように食べたい、もっと食べたい、ということなんだと思う。 そんなわが家のあむしたいお方。 ここ最近「あむ」を「じんばんこ」訳:順番

          2歳のフレンチなスタイル

          長い長い通勤時間に思うこと

          新幹線通勤に感じたことなど。 通勤3時間異動を希望してはみたけど、叶わなかったこの春。 変わらない穏やかな日々に、ホッとするような、どこか晴れないような、どっちつかず。 ブルーなのは、新幹線通勤が続くこと。 この4月もみどりの窓口で、新幹線定期券を更新しました。私は子どもが通う保育園から遠く離れたところへ、往復3時間かけて通勤しています。 時短勤務をしているけど、その分は長すぎる通勤に消えてしまうようなもの。 うん十万円する新幹線の定期券を、失くさないように握りしめて、

          長い長い通勤時間に思うこと

          あんぱんのヒーロー

          この春から急速に、とはいえ順当といえば順当、2歳の娘はアンパンマンに夢中。 娘が通う保育園のお友だちに、アンパンマン好きの子がいるとのこと。 そのお友だちは園で涙してしまうことが多いようで、涙が出ると先生はアンパンマンのうたを歌って励ましているらしい。 そもそも幼児というのは、程度の差こそあれ、アンパンマンが好きだと思うんだけど、周りの園児もみな揃って、より一層アンパンマンへの愛を深めているところ。 先月の保育園のお便りには 「うさぎ組では、とんとんとんとんアンパンマンの

          あんぱんのヒーロー

          ひと月先のきみは

          わが家の2歳児は新学期早々、というより、たぶん新学期だからかな。リズムを崩している。 一昨日は寝かしつけを終えてリビングに戻ると、22時過ぎていた。いつもなら20時には寝ている娘だから、かなりの夜更かし。 寝るのがぼちぼちな時間になったとしても、朝ゆっくり寝てくれるのなら、気にならないのに。 娘は、寝る時間が遅くなればなるほど、やたらと早く起きてくる。 朝の5時だと、まだよい方だ。 最近はもう朝4時台に起きちゃうこともあるから、そんな時は、夫がレゴ朝活につき合っている。(

          ひと月先のきみは

          蚤の市、穴のある皿

          「蚤の市」(古物市)の何が好きかと言うと、来ている人の狩りをするかのような眼差し、購買意欲の高さ。 あった、私に刺さるもの…!という瞬間をみんな待っていて、探してる。あの雰囲気が好き。 よおおし私も私のお宝探そう、という意欲が湧いてくる。 ウィンドウショッピングも楽しいけど、それとはまた熱量が違う気がするのだ。 すこし前の週末、蚤の市に行ってきた。去年の冬からこの沼にハマってる。 何度か行くうちに、慣れてる人は開始前から会場入りしていることを知った。熱意の高い人だと、開

          蚤の市、穴のある皿

          2歳と花びらを集める春

          新学期の始まり。保育園に通う2歳の娘は、ひよこ組からうさぎ組になった。 小規模保育園の春は、新しいお友だちが沢山入ってくるんだけど、在園児の娘はというと、ますます保育園生活を謳歌している。 ある日の連絡帳には 「給食では新入園のお友達が気になるようで、 床に落ちたおかずを拾おうとしたり、スプーンで遊ぶお友達に「だめよ」と注意してみたりと、気分はすっかりお姉さんのようです。 かく言う(娘)ちゃんは、お椅子に膝を立てて座っていたので、思わずズッコケちゃいました。笑」 と、先生

          2歳と花びらを集める春

          30代へ迷えるファッションと一体感

          ファッション迷子のひとりごと。 ファッショニスタの友人友人に誘ってもらって、バスケットボールの試合を観に行きました。 スポーツが好きで、今はバスケットボールに夢中だという彼女。私も彼女もお互いに洋服が好きで、古着にハマっていた大学時代の卒業旅行は、ふたりで東京の下北沢です。 駅で待ち合わせをしていると、遠目でも彼女が近づいてきたことが分かります。 その日はさらりとしたシャツに、シースルーのビスチェを合わせて、ボトムスはジャージー素材のパンツ。自分に似合うものと流行を上手

          30代へ迷えるファッションと一体感

          金曜の夜と「パラサイト」

          映画『パラサイト 半地下の家族』を観て 感じたことなど。 金曜日の楽しみ。 子どもを寝かしつけたあと、おやつを片手に、夫と一緒に映画を観る時間。 平日に積もったほどよい疲れと金曜の夜の開放感があいまって、映画の世界に引き込まれます。 夫は恋愛ものには興味がない、私は血飛沫が飛ぶようなホラー、スリラーはお断りなので、たいていはアクション、コメディ、ファミリー系を楽しく観ています。 映画から恋愛を除くとなると、選択肢が狭まるんだけど。そろそろ夫には恋愛映画の解禁を譲ってほしい

          金曜の夜と「パラサイト」