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「目を開けていなさい。」

こんにちは、あきです。
100日連続更新のチャレンジが止まってしまいました。

自分自身に対する未熟さと悔しさを感じて、書くことに疑問を抱き、更新を止めていました。答えはまだ出ていないのですが、100回の更新はやってみよう!と想いを新たにし、また継続します。

さて。今日は、フランスに瞑想の留学をした時に親しくしていた、瞑想の達人の言葉をご紹介します。

1. モネの睡蓮

2012年に、南フランスにあるプラムビレッジ、というリトリートセンターで約1ヶ月半を過ごしました。

僕は印象派の絵画が大好きなので、リトリート前に、パリにあるオランジェリー美術館に行きました。「睡蓮の間」と言って、パノラマで絵をじっくり鑑賞できる部屋があるんです。

そこで大好きな睡蓮の絵を、マインドフルに観ていました。その時に、もう何に気づいたのかは忘れてしましたが、自分の中で絵の意味を少し理解できた気持ちになって、すごく嬉しくなったのだと思います。

2. あなたは本当に観たのか?

その後、パリを出発しリトリートに参加して、同じグループになったカナダ人の男性がいました。臨済禅を20年以上実践していていた、物静かな方でした。

グループでシェアする時間になった時に、
モネの絵をみて、こんな風に感じて、その発見がすごく嬉しかったんです…そんな風に発言して、グループでの集まりが終わった後、彼が近づいて来て言いました。

「あき、君はモネの絵を本当に観たのか?」

「え…もちろんです。」

しばらくの沈黙。

「僕は本当にあきが絵を観たのか、僕は疑問に思うんだ。気づいたという喜び・興奮によって、観るのをやめてしまった様に思ったんだ。」

「どういう事でしょうか?」

そのあと彼が言ってくれた言葉で、
正確に覚えているのは、次の言葉です。

Don’t close your eyes.

Keep opening your eyes.

それが分かったと思って、眼を閉じてはいけないよ。
対象とコンタクトするのを続けて欲しいんだ。

という意味で言ってくれたと思います。当時、すごく強烈に入って来た言葉だったので、メモしなくても覚えました。

3.梯子を上がる

瞑想の師匠の言葉でよく覚えているのは、

「もしあなたが、ここが悟りだ・ゴールだと思って、梯子の5段目で足を止めてしまったら、もう先には行けません。その時に、6段目があると気づいたら、また手を伸ばして上がって行けます。」

という言葉です。

意識の探求は無限に続く。
というのは、いつまでも完成しないレースではなく、
どこまでも遠くへ拡大して行ける。
その仕組みこそが、恩寵だと思います。

4. ガイドに聴く。

マインドフルネスを勉強したのち、もう1人の師匠、ヒーリングとワンネスを学ぶ事を通じて、意識を変革して行く道を教えてくれている師匠と出会ってからは、仏教の理解が新しくなりました。

スピリチュアルな言い方になりますが、
物事に悩んだ時に、自我の判断で決める前に、

「まず、ガイドにアクセスして聴いてみて欲しい。」
と師匠はよく言います。

これも、眼を閉じない。
というテクニックのひとつだと思うんです。
ブッダの眼、キリストの眼で、物事をみつめる。
という表現も出来ると思います。

5.直観を信じてみる。

これもまた、眼を閉じない別の方法です。

頭(自我)を信じるのではなく、何となくでも良いので、「こうかな?」という感覚を信じてやってみる。試して行くと、知覚の幅が少しずつ拡がって行く気がします。僕自身、そうやってチャレンジしています。

久しぶりに「眼を閉じない。」という言葉を思い出して書いてみましたが、自己嫌悪に陥っている今の僕にもピッタリかもしれない、と感じました。

それって、
自分の事も、人とコンタクトするのも諦めない。
という事なんじゃないかな?と、書いていて気づきました。

それでは、今日はこの辺で。
読んで下さりありがとうございました。
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#100日チャレンジ #瞑想 #マインドフルネス #モネ #ブッダ   #スピリチュアル #意識

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