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なぜ國學院大學がキャンプのnoteを立ち上げたのか説明します。

みなさまはじめまして。
このたび國學院大學では、公式note「キャンプを“考える”研究室」を立ち上げました。

今後、このアカウントでは、人気noteクリエイターの方によるキャンプ体験記事や、キャンプを題材にした大学教授へのインタビュー、そして、みなさまにキャンプに関する作品をご投稿いただくnoteコンテストなどを実施予定です。

でも、きっと多くの方が「なぜ大学がキャンプをテーマに?」と思いますよね。しかも、アウトドアとはあまり関係のなさそうな國學院大學が……と。

実は、私たちがキャンプを研究するにいたった大きな理由があるのです。初回の投稿となる今回は、その理由や國學院大學とキャンプの関係、そして、これからnoteでやっていきたいことをご紹介します。

実は、國學院大學は
キャンプに近い学問が多いのです。

私たちがキャンプに注目し始めたのは、2年近く前のこと。キャンプブームが盛り上がる中、その人気の理由を考えたことがきっかけでした。

ここで、ふとキャンプの魅力を分解してみると、改めていろいろな要素があると感じました。草木の音を聞きながら飲む一杯のコーヒーや、自然を使ったブッシュクラフト、焚き火のはぜる音やその火を使った料理……。

こういったひとつひとつの魅力について、その分野に精通する大学教授が真面目に分析すると、キャンプが人を惹きつける理由がわかるかもしれないと考えたのです。

國學院大學は、意外にもキャンプにつながる学問分野がそろっている大学です。たとえば、私たちが力を入れている考古学の研究。古代の人々といえば、野山で自然とともに暮らす、まさにキャンプさながらの生活様式だったはずです。

そんな古代の暮らしを研究する専門家がキャンプを分析してみると、面白い発見があるかもしれません。

これだけではありません。自然の中に子どもが身を置く意味を、幼児教育の教授が考えてみる。自然の中で過ごすリラックス効果を、心理学の教授が分析してみる。

ひとつひとつの要素を専門家が真面目に考察すると、キャンプの魅力がよりハッキリと、具体的になるかもしれません。そして、もしかすると人の本質に迫れると思ったのです。

焚き火の魅力を、
准教授と専門家が真面目に対談した企画も。

そこで昨年から、大学サイト内の「國學院大學メディア」にて、キャンプを真面目に考える連載記事をスタートしました。「ランタントーク」という連載です。

ランタントークでは、毎回、キャンプの中のある要素を切り取って、専門の先生が分析していきます。一例として、過去にテーマで取り上げたのが「焚き火」。キャンプの中で、焚き火こそ「最高の楽しみ」と考える人も多いはず。

でもなぜ、人はここまで焚き火に惹かれるのでしょうか。見ているだけで癒される、心が落ち着く理由はどこにあるのでしょうか。そんな疑問について、考古学を専門にする准教授と、焚き火の専門店を営む方が対談しました。

昔の人たちがどのように火を扱い、また、人と火の関係はどう変わってきたのか-。これらを対談で紐解くうちに、焚き火に魅せられる理由は「人類の進化と関係しているのではないか」という意見が生まれました。

ほかにも、ランタントークでは「キャンプ×教育」「キャンプ×まちづくり」といったテーマについて記事を展開。今後も取材を続けていく予定です。

ランタントーク記事は以下より

自由にキャンプの話をする
noteコンテストも行っています。

そして今回、キャンプの魅力をさらに探るべく、公式noteが立ち上がりました。この場所では、みなさまとキャンプの魅力や思い出を発信し合えたらと思います。

そのひとつとして、本日からキャンプをテーマにした公式noteコンテストを開始。「 #キャンプの話をしよう 」にて、みなさまのエピソードを募集します。内容は、キャンプに関することなら何でもOK。真面目に、あるいは楽しく、キャンプを自由に語りましょう。みなさまの投稿の中から、研究室がセレクトしたエピソードがここに掲載されるかもしれません。

キャンプを“考える”研究室。

この場所で、改めてキャンプの魅力を考えたいと思います。
今後の記事をぜひ楽しみにしてください。

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