フランス映画をスペイン語字幕で見る
前に1960年代のフランス映画をキューバで観たことをご紹介したのですが、それ以来そこの映画館で毎週違う映画が放映されるのを観に行っています。値段は5ペソ(20円)、やっている映画は1つだけで19時から、毎週違う映画が放映されます。やっている映画は行ってみて掲示を見て初めて知るので、どんなジャンルなのかも、どこの映画なのかも、いつの映画なのかも知らずに観るのですが、自分では絶対選ばないような映画を観ることができて、これまで3回行ったのですがどれも今のところ満足しています。
前回記事に書いた「リオの男」はフランス映画でしたが、英語吹き替えにスペイン語字幕だったのですが、その後に見た「モラン神父(1961年)」と「Au nom de la terre(邦題なし、2019年)」はともにフランス映画で、フランス語音声にスペイン語字幕。
フランス語の先生にこの話をしたところ、フランス語のいい練習になるね!と喜んでくれたのですが、やっぱりなかなか難しい!最初に観た英語音声・スペイン語字幕の時には、耳から入る英語でもある程度理解しつつスペイン語字幕を補助的に観ていたのだと思うのですが、フランス語音声・スペイン語字幕だと、私のフランス語レベルでは耳から入る情報だけでは全くストーリーや内容が分からないので、スペイン語字幕を全部目で追わなくてはいけないのですが、スペイン語字幕も頑張って読まないと追いつかないので必死!字幕ばっかり見ていると目が疲れるし、映画自体の映像をじっくり見れていない気がします。でも、会話がゆっくりだったり静かな場面だと、たまに、あ!この表現知ってる!とかこの単語聞いたことあるぞ。とか、聞こえてくるフランス語と字幕のスペイン語を自分の中で一致できる瞬間も稀にあって、ちょっと嬉しい気持ちになります。
私は語学学習に結構役だったな、と思うのが、勉強のためにやっていたわけではないのですが、海外ドラマをその言語の字幕をつけてみることです。大学の時に英語のドラマを英語字幕で見て、リスニングだけで聞き取れない言葉を補助的に字幕でみたりだとか、スペイン語のネットフリックスドラマも基本的にはスペイン語字幕をつけて観ていたことは勉強に結構役立ちました。知らない言葉や聞き落としている単語を発見できたりするし、日本語字幕だと結構意訳されていたりすることもあるので、の言語の字幕をつけるのが観やすいな、と思うのですが、今回勉強中の語学を音声で聴きながら、すでにある程度話せる語学の字幕、と言う新しい組み合わせで両方の勉強になるのではないか、と言う発見がありました!
来週は何の映画がやっているのでしょうか。しばらくフランス映画が続くのかどうかもわかりませんが、1本ずつ違う映画を楽しめるのが最近の毎週の楽しみです♪