見出し画像

キューバの映画館で1960年代の映画を観た

メリークリスマス!今日も朝から海に行って1日を過ごしたので全くクリスマス感のない1日でしたが、初めてのキューバでのクリスマスが終わりました。クリスマスについてもまた今度かけたらと思うのですが、今回は先週末に初めてハバナの映画館に行ってきたのでご紹介したいと思います。

先週、近くの町まで遠足に行った帰り、18時くらいにハバナに戻ってきたのですが、前から少し気になっていた映画館らしき建物の前を通ると、今日19時から映画上映との文字があり、ちょうどいい時間だったので、初映画に行ってみることにしました。上映されている映画は1つのみ、El Hombre del Rio(邦題はリオの男)でフランス映画と書かれていたので、ちゃんとスペイン語字幕があるかどうかにドギマギしながらチケット売り場へ。1人いくらか入場料を聞くと、なんと5ペソ(20円)とのことでびっくり。アボカドが1個30ぺソ、アイスクリームが60ペソ、ハンバーガーが300ペソくらいであることを考えると破格の値段設計です。これで映画館として成り立っているのか?

映画館自体が古い映画に出てきそうな風貌

時間になって映画館に入ると、結構広い場所だったのですが、15人くらいしか観客はおらず、それでもコロナ対策で1つずつシートを開けての座り方。座席指定は特になく、好きな席に座りました。しばらくすると映画館が暗くなり、広告も何もなく映画が始まりました(キューバは社会主義のためYoutubeなどでも広告動画がないのです!)。

映画館の様子。結構広い。

なんの予備知識もなく、なんのジャンルの映画なのかもわからず、見始めたのですが、みるからにかなり古そうな映画でギリギリカラーの映画、という感じ。これはアクション?コメディ?と思いながら見ていたのですが、最後の方はかなりけらけら笑えてしまいました。後から調べたところ、1964年の映画で、主演俳優はジャン・ポール・ベルモンド。フランス人の先生に言ったところ、フランスでも最も有名な俳優の一人で、今年亡くなられたから映画が公開されているのでは?とのことでした。リオの男という映画も有名な映画のようです。思わぬところで意図せず名作を見れた!

見るからに古い映画ぽかったけれど1964年とは!びっくり。

どうやら週替わりで映画が変わるようなので5ペソなのであれば毎週見にきたいくらい!そして、他のところにもいくつか映画館があるようなので、休日の過ごし方の1つに映画館巡りを追加したいと思います!

記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。