毒親育ちだけど、毒親にならずに済む方法はありますか？また、なってしまってから元に戻す方法は？
カエルの子はカエル、のように
毒親育ちはやはり毒親になってしまうのでしょうか？
そうならない方法はありませんか？
こんな質問頂きました。
アダルトチルドレン・母親との関係改善
専門カウンセラー 静咲（しずさき）宏美です。
質問：毒親育ちだけど、毒親にならずに済む方法は？また、なってしまってから元に戻す方法はある？
答え：あります！
ズバリ、自分の心を冷静にみられるようになること
これができるようになると、毒親にならずに済み、もしなっていたとしても、自分で元に戻していけます。
具体的にお伝えしますね
自分の心を冷静にみるための具体的な方法
自分の心を冷静にみるといっても、どうやるのかピンときませんよね。
５つのステップでご説明しますね。
1 自分の気持ちや考えに気づく機会を持つ
気もちや考えに気づく機会を増やすことで、感情のコントロールがしやすくなります。以下の方法を試してみましょう。
日記をつける: 毎日の感情や出来事を記録することで、自分のパターンを理解しやすくなります。特にどのような状況で感情的になるのかを把握することが重要です。自分の気持ちや考えを図のように書くのもいいですね。
瞑想: 瞑想は心を落ち着け、自分自身を客観的に見る力を養います。毎日数分間でも瞑想の時間を持つことで、心の静けさを保つことができます。
カウンセリング: 専門家の助けを借りることで、自分の感情や行動を客観的に見つめる力が養われます。
２ 感情を認識し、名前を付ける
感情を無視したり抑え込んだりするのではなく、まず認識し、名前をつけることが大切です。これを感情のラベリングといいます。
感情のラベリング: 怒り、不安、悲しみ、喜びなど、自分が感じている感情に具体的な名前をつけることで、その感情を客観的に捉えることができます。
感情の記録: 感情を認識したら、それをノートに書き留めることも有効です。自分の感情のパターンを見つける手助けになります。
３ 自分に対する優しさを育む
自分自身に対して優しく接することで、心の余裕を持つことができます。
セルフハグ: 自分が困難な状況にあるとき、自分に対して優しい言葉をかけることを心がけましょう。例えば、「今は大変だけど、私はよくやっている」と自分をねぎらい、イメージの中やクッションを使って自分を抱きしめて大切にします。
リラクゼーション: 自分がリラックスできる時間を持つことも重要です。趣味に時間を費やす、自然の中で過ごす、ゆっくりとお風呂に入るなど、自分を癒す方法を見つけましょう。
４ トリガー（引き金になること）を理解し対策を考える
自分が感情的になるトリガーを理解し、その対策を考えることが重要です。
トリガーのリスト化: 自分が感情的になる状況や言葉をリストアップしましょう。その上で、そのトリガーを避ける方法や、冷静に対処する方法を考えます。
代替行動: トリガーが発生したときの代替行動を準備しておくことも有効です。例えば、深呼吸をする、場所を変える、一度その場を離れるなどの対策を考えておきましょう。
５ 反応する前に一呼吸置く
感情的になったとき、すぐに反応するのではなく、一呼吸置くことで冷静さを取り戻すことができます。
呼吸法: 深呼吸をすることで、心を落ち着かせることができます。例えば、4秒かけて息を吸い、4秒かけて息を吐くといった呼吸法を試してみましょう。
一時停止: 感情的になったとき、一度その場から離れて少し時間を置くことも有効です。状況を冷静に捉え直す時間を持つことで、感情的な反応を避けることができます。
まとめ
質問：毒親育ちだけど、毒親にならずに済む方法は？また、なってしまってから元に戻す方法はある？
答え：あります！自分の心を冷静にみられるようになること
そのための具体的は方法は
１ 自分の気持ちや考えに気づく機会を持つ
２ 感情を認識し、名前を付ける
３ 自分に対する優しさを育む
４ トリガー（引き金になること）を理解し対策を考える
５ 反応する前に一呼吸置く
母親との問題が解決すれば
夫や子どもとの関係まで改善！
アダルトチルドレン・母親との関係改善
専門カウンセラー 静咲（しずさき）宏美でした。
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