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後悔と不安。でもいちばん大切なことは「今ここを生きる」こと

「もっと勉強すればよかった」
「もっと親とたくさん話をしておけばよかった」
「あの時寝坊さえしていなければ」

心(意識)は過去に向いています。

過去を変えることはできません。
もう、私たちの力ではどうにもなりません。
私たちには、どうすることもできないことに私たちは思い悩んでいます。
「辛い過去に向き合う」これほど痛みを伴う神様からの課題はありません。


「もし大学に合格できなかったらどうしよう」
「もし結婚できなかったら一生独身かな」
「就職できなかったら将来の生活はどうなるんだろう」

心(意識)は未来に向いています。

でも、未来は変えることが出来るのです。
あなたに変わりたいという気持ちがあれば、変われるのです。
「変わりたい」という気持が行動に繋がります。

「もし~できなかったら」って、不安になっているあなたに質問です。

「じゃあ、今どうしますか? どういう行動をとりますか?」


意識を過去にも未来に心(意識)を支配されないためには、「今ここを生きること」しかありません。

「今ここ」

カウンセリングや瞑想などでよく用いられる言葉です。

「今ここ」を生きる!
わかったような、わからないような・・・・。
いつもこの言葉を聞くたびに、気持ちがモヤモヤします

以前読んだ本にこんな言葉を見つけました。

お茶を楽しむためには、人は完全に、今という時に目覚めていなければならない。今という瞬間を意識している時にのみ、手は茶わんの快い温かさを感じることができる。今という瞬間のみに、香りを楽しみ、甘さを味わい、繊細さを感じることができる。過去のことを思い煩っていたり、将来のことを心配していたりすると、一杯のお茶を楽しむという体験を失ってしまうだろう。茶わんを見おろすと、もうお茶はなくなっているのだ。

人生もまったくこれと同じである。今という時に完全に心を向けていないならば、まわりを見まわしてみると、もうそれはどこかへ行ってしまっているのだ。人生の感触、香り、繊細さ、美などをすべて見すごしてしまう。人生はただ、あなたの目の前をあっという間に通りすぎてしまうだろう。

過去はすでに終わっている。そこから学ぶことを学び、手放せばいいのだ。未来はまだここにない。未来に対する計画をたてるのはよい。でもそのことを心配して時間をむだにしてはいけない。心配は必要ないことなのだ。すでに起こってしまったことを気に病むのをやめ、起らないかもしれないことを心配するのをやめた時、あなたは今という瞬間にいることができるのだ。その時、あなたは人生の喜びを十分に体験し始めるだろう。

ティク・ナット・ハン(ベトナムの禅士/詩人/平和活動家)

頭ではわかっていても「今ここ」を生きることは 中々難しいですね。
まだまだ煩悩多しの私です。

変えられないことに思い悩んだり、まだ起こってない出来事に思い煩わされて時間を過ごすよりは、楽しく「今ここ」を生きてみませんか?



大切な人を亡くして立ち直れずにいる方、ぜひご相談ください。
お力になれると思います。(*^_^*)

詳しくはこちらまでどうぞ


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