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こころは棒のようなもの

人の心には気持ちと感情があります。その心は薔薇の華のようなカタチをしておりますが、気持ちと感情の関係は棒のようなものでもあります。

人のこころは気持ちから感情が湧き、その感情から感情が湧きます。今の自身が気持ち的なのか感情的なのかはその感情の深さで決まります。それが、あまりにも感情的になってしまえば自分自信が手に負えなくなるのです。

だから。その深さに気づくことがとても大切になります。気持ちと感情には明確な区切りがありません。自身が気づき立ち止める術が必要です。

例えば、長い棒の片側の端が”気持ち”だとします。その反対側の端が”手に負えない感情”だとします。その棒の長さは気持ちから感情に移り変わる深さを表します。

その手に負えない感情になると反対側にある気持ちは遠く見失ってしまうのです。その辺りを”こころの病”という称する人もおりますが、心には気持ちと感情があり、浮き沈みがあってこそ”こころ”というものです。

称するのはいつでも出来る事ですから、それ以前に気持ちが見える(感じる)うちに立ち止める気づきが必要になります。それだけ!でこころの棒は上手く扱えだすのです。

人には感情となる出来事が沢山起きるものです。その出来事に心奪われれば気持ちを見失うのは当たり前なことです。ならば、出来事は一旦置いておいて気持ちが感じれるところまで戻るのです。そこを気持ち的といい”自分らしさ”とも云います。

それには幸せを感じれるのです。

自身には幸せを感じ続けることが必要です。幸せを感じれる辺りまで戻れれば、出来事はそんに大きな理由ではなくなるのです。

人は”幸せになりたい”と思っております。それは、例外なく自分も思っているはずです。

こころのバランスは気持ちを見失わない辺りならどこでも良いのです。幸せは望みすぎれば良(よ)く無く、欲(よく)はあるのです。『欲』とは感情そのものです。知らず知らずに感情的に落とし込んでいるのです。

「いつも気持ちのままに」

これがこころを気持ち的に保つバランスの秘訣です。

(心のカタチより)

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